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投稿者: 一醉

日本国憲法

知られているように 現行日本国憲法はGHQの草案に基づくものです 根底には 日本を連合国(国連)の支配下におくという主旨があります
同時に進行していた極東軍事裁判と連動していて 国家主権の発動たる交戦権を認めません 要するに日本の武装解除です そのため現在でも国連軍駐日司令部が存在します

(現行憲法成立に関しては 国立国会図書館の電子展示会「日本国憲法の誕生」が第一級の資料・解説です)

翻訳文の字句の解釈をいくら言い立てても 本質が変わるわけではない(第9条の「国権の発動たる〜」を国権=国家権力=時の政府のことだと主張する類) 原文は「a sovereign right of the nation」ですから「国の統治者(独立)の権利」となりますか
国家主権のことですね governmentと同じではない 主権国とは植民地でない独立国のことです 統治するのは君主であったり参政権を持つ国民であったりします 主権はsovereign powerですから どう読んだって自衛権なんて認めてないでしょう

サンフランシスコ講和条約で日本は名目上の独立国となります しかし朝鮮内乱(朝鮮戦争)が勃発するにともない 駐日司令部は後方司令部という名称で兵站基地の役割を担うようになりました 国連駐留軍というかGHQが引き上げたわけじゃありません 日本を武装解除してもアジアに平和は訪れなかったのです
日本の武装解除により政情不安になった極東で 東西冷戦に対応するため日米安全保障条約が締結されました 国の主権たる交戦権を認めない日本国憲法には統帥権の規定がないので 自衛隊は実質的にアメリカ軍指揮下にあります 傭兵隊か義勇軍と同じ立場でしかない

もし日米安保条約が破棄されアメリカ軍が引き上げたら 中国が代わりに駐留することは可能です 敵国条項がありますから常任理事国の旧敵国への軍事行動は 国連総会等の決議に拘束されないのです 敵国条項は国連総会で削除が決議されましたが 中国の拒否で実現できていません またサンフランシスコ講和条約を中国は批准していないのです
日本は交戦権を放棄しており統帥権もない以上 自衛隊が単独で人民解放軍の侵攻を阻止することはできません ロシアの傀儡ウクライナ大統領(統帥権を持ちます)が逃亡した結果 クリミア半島のウクライナ軍は戦うことなく投降するに至りました 戦争に勝つ負けるは 戦力の問題ではなく運用の問題です

中国が第1列島線と称するものを引いています この中に沖縄が含まれているのは 中国の長期軍略を物語っています 通常このような仮想ラインや防空識別圏は 軍の運用の目安にすぎず 大々的に公表するものではない 沖縄占拠を既定事実としてアピールしているのです
盛んに沖縄独立などとキャンペーンを張っているのは 一連の外交政策ですね(クリミア半島も まず最初に住民投票で独立?を果たしました) 沖縄独立から米軍基地撤去そして尖閣諸島・沖縄に橋頭堡を築ければ 東シナ海の制海権を確保できます

中国が 事ある毎に歴史認識云々と繰り返すのも 第二次世界大戦終了時の枠組み(ヤルタ・ポツダム体制)を維持するためです 今や日本の武装解除により空白地域となった南シナ海の制海権を握りつつあります
現行憲法はマッカーサー主導で作られましたが 中国にとって まことに都合のいいものとなりました 朝鮮戦争を予見できなかったため アメリカ世界戦略の足枷になっています 明らかにマッカーサーの大失策です

アメリカは朝鮮戦争まで毛沢東のゲリラ戦・人海戦術を経験していません マッカーサーが日本国憲法を作った時は 正規軍同士の戦争しか想定していなかったのじゃないかと思います
原爆の1〜2発も落とせば朝鮮戦争は簡単に終わるだろうとの発言で マッカーサーは連合国軍総司令官を解任されました 聖書には神の怒りに触れて劫火に焼かれ 殲滅させられた都市の記述があります 東洋人などその程度にしか見ていなかったのです

ソ連の崩壊により東西冷戦が終了し 一方で人民解放軍の軍備増強は加速しています 日本国憲法が作られた時から世界情勢は一変したため アメリカの世界戦略は変更を余儀なくされる事になったのです しかしトランプ大統領の認識はマッカーサーと大差ないよう見受けられます
トランプが日本も核武装をと発言しましたが 暴言でもトランプの無知でもなく普通一般の感覚です アメリカ人にとって日本国憲法など全く無関心ですし マッカーサーが作ったなんてことを知っている人は おそらく皆無に近いと思います

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正月

正月料理

正月料理といえるのは「雑煮」です 他のものと違い雑煮だけは食べると言わず祝うと言います 歳神様に供えた下がり物をいただく共食ですから 特別な言い方をします
今は雑煮祝いという季語にのみ残る言葉となりました 関東の雑煮が醤油仕立てになったのは近年のことです お江戸でも雑煮は味噌仕立てと物の本にあります 具材はよく分かりません 小松菜は江戸初期からあったようです[01] … Continue reading

おせちは重箱に詰めるものでなく 祝い膳に平椀(ひら・おひら)で出される煮染めを言います 周防では煮染めを大平と呼び 祝い膳に欠かせない料理です お平が付くとは豪華・贅沢な膳を言い お平に盛るのは鳥肉等と根菜類の煮物です のっぺい・こづゆも同様おせち料理です 会津では今も「こづゆ」に正しく平椀を用いています[02] … Continue reading
箱に詰めて重ねておくのは「喰積(くいつみ)」です これは祝い膳(おせち)ではありません ごまめ・昆布巻き・卵焼き・きんとん・黒豆・数の子など 保存のきくものを三が日の間取り分けて食べます 来客などにも振る舞いました 1段の重箱に黒豆2段の重箱に数の子など 一つの箱に一品ずつ詰めるものです

江戸で田作り(ごまめ)は祝い膳に上ったようです 祝い膳のあと御目見以上の旗本は日の出前に登城しました 城に上がらない者は上司の屋敷へ年始に行きます 上司は留守ですから玄関先で賀詞(賀状)を置いて帰ります
武家でない町人の正月祝いは大晦(おおつごもり)なので歳末も新年も一緒です 氏神や鎮守社で氏子が籠もります これを簡略化したのが初詣・2年参りですね 寺に初詣したり除夜の鐘は 仏教行事と中国由来の年神さまが一緒になったものと思われます

節会(せちえ)の行事は宮中や公家の間で行われていました それぞれに料理もありました 1月1日は菱葩餅 3月3日桃の節句は菱餅 5月5日端午の節句は粽 7月7日素麺 9月9日菊酒 などなど その風が庶民にまで広まったのでしょう[03] … Continue reading
京以外の地方では年越し魚(歳取り魚)として 塩鮭・塩鰤等が用いられました 節会の料理とは違い 土地土地の氏神様に供えたのが始まりです そのお下がりを雑煮として神と共食します 越後の雑煮に鮭が入るのは古来の名残です

重箱は祝膳に使わない

身近な人に聞いてみたところ 正月に餅を食べるのは共通していても 子供のころ重箱に入った「おせち」はなかったと言います 私もそんなものは記憶にない 奥州では正月料理として ずんだ餅くるみ餅えび餅など5〜6種類の様々な餅をいただくそうです 雑煮に餅が入るのはいつ頃からか 寡聞にして知りません[04] … Continue reading

今日見られる おせち料理と称した重箱に詰めた形は 京都あたりの料理屋さんが年末 お得意先に配ったのが始まりです(届けるとき箱詰めにしますが 折詰では正月らしくないので 喰積になぞらえて重箱に詰めたのでしょう 伝統的なものでもなんでもないから 中華風・洋風といったいろんな料理を詰めます)[05] … Continue reading 一般の家庭でこのようなことは行わなかったし お節は煮染め・のっぺい・コヅユであって 重箱なんかに詰めません[06] … Continue reading

十五日正月、成人式

外来の歳神様を迎えた時から1月1日が正月とされました 年神様はその名が示すように暦の神です[07] … Continue reading 古来の正月行事は どんど焼(左義長・塞の神)・なまはげ・鳥追いなどでした これらはいずれも農事祭で 新年最初の満月の夜から朝(十五日正月)に行われました 農業を司る月の神様の祭りです[08] … Continue reading
十五日正月にはナマコ餅(寒餅)を切った掻餅を焼いたり 小豆粥・七種粥[09]七種粥を人日の節句1月7日に炊くというのは 七に掛けた語呂合わせですを炊きます 元々は春を迎える冬至祭(火祭)であったろうと推測します 粥は木や柱に供える儀式がありました また木の枝に餅を飾る餅花・成らせ餅の行事も広く行われていました[10] … Continue reading

すべて言い伝え伝承であり 文献に残るものではありません そのためか十五日正月(小日正月・女正月とも言われます)の行事は 明治になってから軽んじられる傾向がありました 神社神道より古い慣わしなので[11] … Continue reading明治政府の国家神道制度にそぐわなかったのです
さらに昭和大戦敗戦後に十五日正月を祝日とした時 「成人の日」と名付けました 「こどもの日」や「としよりの日」を作ったので その関連ということかと思います 元服云々は役人らしいデタラメな後付けの理由です[12] … Continue reading

埼玉県蕨町の青年団団長が 成人=選挙権であることに着目し 二十歳になった男女を集め青年祭[13] … Continue readingなるものを開催しました この団長はのちに蕨市長になっています[14]青年団出身の政治家は他にも数多くいます もともと政治活動が主体の組織です これが合法的な事前運動と評判を呼び 全国各地の自治体で成人式が行われるようになったのです[15] … Continue reading
その風潮を追認する形で十五日正月を成人の日としました こうやって正月行事とはまったく無縁の祝日として 成人の日が制定され成人式が定着しました さらに日にちが変更され[16] … Continue reading 古来よりの習わしは失われていきます

かつての祝祭日はことごとく祝日と言い換えられ 本来の意義は忘れられてしまいました 祭事が大切なのです 諸外国も全てそうです 農事祭がキリスト教に関連付けられ 祝われています[17] … Continue reading
占領政策から敗戦後の日本の祝祭日は単なる休日とされ(一種の宗教弾圧です) しかも次々と理屈をつけて増やし 諸外国の倍くらいとなりました[18]よく知らないのですが 諸外国でもナショナルホリデーは … Continue reading

註釈

註釈
01 醤油が使われるようになったのは江戸中期以降です それまでの澄まし汁は 味噌の上澄みを使ったり生垂れを使う また仕立てた汁の上澄みのみを用いたものを言います 雑煮は古来よりの正月料理ですから 醤油が一般的になった江戸末期でも味噌仕立てだったのでしょう
02 鳥肉と根菜類の煮染めが 鳥肉の代わりにコンニャクや麩を用い 汁沢山なこづゆとなりました その汁にトロミをつけたのがノッペです とろみは小麦粉や里芋の粘り 葛を引く地域もあるかもしれない 加賀は贅沢なところなので 鳥肉を主にした治部煮ですね 平に盛るかどうかは知らない
03 菱葩餅(花びら餅)は 枕草子に新年歯固めの儀で鏡餅云々とあるように 鏡を模した丸く平たい餅を二つ折りにしたものです 今のゴーダ・チーズのような円盤型は 鏡餅ではなく備餅と言っていました 備餅(供え餅)は搗餅ではなく煉餅だったと思います 鏡餅は円形で鏡のような餅です 太陽を模したものではないか 望月という言葉もあります 備餅が古来の形で月に供えていたのかもしれない
菱餅は古代には菱の実の餅だったでしょう 菱形の三色は江戸時代以降です 粽(ちまき)は季節がら腐敗防止のため 餅などを笹で包んだもの 越後では今も糯米の三角粽を作ります(柏餅なんぞ食べません) 京都の葛を使った粽は菓子ですが 戦国時代に京の治安が乱れ 朝廷でも米不足となったための代替品でした 古来からの伝統的なものではありません
04 奈良や熊野では 雑煮の餅に黄粉を付けていただく風が残ります 黄粉は大豆から作ります 芋・豆・米その他の穀類文化(縄文)が伝えられているものと思われます
喰積の昆布巻(昆布+塩引や身欠鰊)・数の子・スルメ・黒豆などは乾物・塩漬けの保存食で 縄文時代から食されているものが多い おそらくこれが古来からのお供えです 縁起担ぎから始まったなんて後付けの理由に過ぎません マメに生きるだのヨロコンブなんて無理やりなこじつけです お節の煮染めに使う鳥肉や根菜類もすべて冬季にある食材です
05 重箱は保存用や持ち運び(弁当)のための容器です 本来祝い膳には使いません 似たようなもので松花堂弁当というのがあります 絵の具箱を岡持ちのように見立てたもので 吉兆という新興の料理屋が変わった趣向でと 客に出したのが始まりです
06 明治36年の村井弦斎作「食道楽」に お節を重箱に詰めるという語が見えます お江戸の食積と京だか薩長だかの風が ごちゃ混ぜになったのでしょうか 明治維新により廃仏毀釈にとどまらず 伝統行事も姿を変えてしまいました とくに東京が顕著です 会津が頑なにコヅユの伝統を守るのと対照的です
07 歳徳神という言い方は江戸中期以降のようです 神とはいいながら寺で祀ったりしていました 七福神(これも外来の神)と一緒で 由来がよく分からない習俗ですね
08 1月1日が正月になっても日没が1日の終わりなので 正月の行事は大晦日の大晦(おおつごもり)です クリスマスの行事が12月24日夜なのも同じ理由です 元旦に初日の出を拝むという風習はなかったようです 夜明け前に若水を汲みますから それが変形したのでしょうか
09 七種粥を人日の節句1月7日に炊くというのは 七に掛けた語呂合わせです
10 子供のころ餅を木に付けたこともあるし 餅粉を最中の皮のように焼いたものを 木の枝に挿した記憶もあります
世界的に似た行事は行われていました キリスト教が布教された地域では この風習がクリスマスツリーとなります
11 月の満ち欠けが農事歴の基礎となります インカの古代農法では収穫は満月の翌朝とされたそうです 月読命(海洋・農業神)→天照大御神(米作・太陽神)と変遷し 暦法が伝わって以来 1月1日に歳神様を祀るようになりました 本来の農事祭は民間伝承(女・子供が主)として 月への信仰の形で縄文以来伝わっていたのです
12 十五日正月と元服の儀はなんの関係もありません 元服=烏帽子祝=官途成のことです 正月に祝うなんて決まりも習慣もない それまでの幼名から大夫や左衛門・右衛門・尉といった官名を名乗ります
13 蕨市ではいまでも成年式と呼びますが 青年も成年も同じ読みなので 他の自治体では成人式としたのでしょう 青年団の関わりを隠蔽する意図もあります
14 青年団出身の政治家は他にも数多くいます もともと政治活動が主体の組織です
15 荒れる成人式は 選挙目的の胡散臭い意図を敏感に感じ取っているからです GHQの指令かなんか分かりませんが 正月行事とはなんの関係もない祝日を作り 古来の大切な行事をおろそかにする 時の政府役人への不信の念が形を変えたものでしょう
16 成人の日と名付けた時点で 満月を祝う意味が忘れられ 15日である必要もなくなったのです 日本の伝統を抹消し歴史を否定する GHQの宣撫工作から続く成人の日の正体です
17 十五日正月が女正月と言われるように 農事祭は女子供が主体になります(作物の実りは出産と同じこととご先祖様たちも認識していました) 鳥追で各家を子供たちが回るとお菓子をもらえます クリスマスプレゼントも同じことです
作物も子供も自然(神様)からの授かりものと考える 敬虔な心は世界共通です イースターの祭りも死と再生(刈入れと種蒔き)を表す行事です これを無理やりキリストの復活としましたが イースターといえば卵 卵は出産の象徴ですね
18 よく知らないのですが 諸外国でもナショナルホリデーは 宗教・習俗関連の行事(祭日)と 独立記念日のような国家的イベントを祝う(祝日)ものだと思います
海の日だとか山の日だとか成人の日だとか こじつけた意味不明な祝日はないでしょう 日本は祝祭日が祝日になり ついには国民の休日とかいう 訳のわからんものを作る
ホリデーの語源はholy day(聖なる日)です べつに宗教でなくても 伝統行事を祝うことに意義があるのです マッカーサーの亡霊にまだ惑わされているのか
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金谷ホテル

程のよいサービス

金谷ホテルのすばらしさは 本物のホスピタリティにあると思います 過剰なもてなしではないのに サービスの不足を感じることがない 満ち足りた時間を過ごすための すべてが過不足なく備わっています

たとえば 正面ファサードの佇まいは控えめです でも 奥に新館が続いていて 70室以上の収容力があります
スタッフはどこにいるのか 壁と化してほとんど姿を見せません でも 必要なときはどこからともなく現れるのです

建物の意匠は独特です 東照宮を模した外国人向けの日本風なのですが よい具合に古色を帯び気持ちが落ち着きます 天井の高さがこの伸びやかさをもたらすのでしょう
規模・調度・サービスを総体的に見て 程がよいと言うのが似つかわしいか

ごく自然でフレンドリー さりげないスタッフが好ましいですね 大家族主義なのでしょうか 従業員をとても大切にしている風が見受けられました
ザ・リッツ・カールトンに接客マニュアルがないと聞いたことがあります 一脈通ずるのかも知れない

不思議に落ち着く旧館の部屋は なぜか懐かしい感じがします 実際の経験ではない 何かで読んだか空想の世界かの記憶に出会ったような感覚です

同じ感じを山形の旅館で味わったことがあります 岬の突堤に建つ小体な宿です 決して豪華な建物でなくむしろ質素なのですが ロケーションの良さが妙に懐かしい さる素封家の別邸だったそうです

そういえば この旅館の時も金谷ホテルも 泊まった日は天候が悪く 外に出ずほとんどを室内で過ごしました ちっとも退屈することはありませんでした

※ 金谷ホテルが東武鉄道の子会社になりました 従業員持株会と地元有志が出資した投資事業有限責任組合から株を買い取ることで筆頭株主になったということです
リッツ・カールトンもそうなのですがサービス業はスタッフが財産です 伝統と格式そして歴史が培ってきたホスピタリティの精神が維持されることを望みます

※ オリンピックの客を当て込んで ホテルを増設するのに補助金を出すなんて声が聞こえ始めました スペースの拡充と気配りは反比例するのではないか
熱海をはじめとした温泉街がここまで寂れたのは 団体客を目当てに建物設備を拡大したのが原因です ホスピタリティの意味を全く理解せず一見華やかな箱を作るだけ 団体客が去れば廃墟になる
また同じことを繰り返すのでしょうか それどころか公営ギャンブル(カジノ)をあちこちに作って役人等が儲けようとしています かつてのリゾート法の悪夢よりさらに悲惨な末路が見えます

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