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Tカードは本当にすごいアイデアです

従来は消費行動は推測するしかありませんでした 年齢・性別・職業・住所などで ターゲットの購買パターンを想定するのです
しかしTカードは使える店が数多く 業種も幅広いため の購買行動が丸見えになります いつ どこで 何を買ったかがすべてデータ化できます

かつて各企業や店が会員カードを使っての囲い込みを図ろうとしました
でも そうやって集めたはさほど役に立ちません 誕生日にプレゼントやるから店に来て下さい くらいのことしかしていません 自店の商品のさえ把握していないケースが多いのです
あるいは 自店の顧客に対して他のものを売りつけようとする例もありました

私が聞いた顧客管理では エディ・バウアーが顧客の購買履歴とともに クレーム履歴を併用している活用法があります にはモラルリスクというものが付きまとうのですが その対処とともに上客には最大のサービスをするためと思われます

いまの時代になっても 上で資料請求をさせて 個人情報を集めようとするポータルは数多くあります
ハウスメーカーのカタログをインターネット上で請求しようもんなら 翌日には営業マンがやってきます

Tカードは単に使い道の広い会員カードではありません 今まで企業がが欲しくてたまらなかった 個人の購買履歴が手にはいるのです その際に個人情報は全く不要です
購買パターンさえわかればあとは記号でいいのです 住所も電話番号もメールアドレスもいりません だから会員も抵抗なく使えます
ちょっとSFが現実化するような怖い面もあるのですが……

2022年9月30日追記=Tカード敗退しましたね 駄目だったのは会員店舗(企業)が広がらなかったからです なんと蔦屋書店までポイントになるそうです 部外者なのでシステムなどはよく分かりません いってみればアナログ感覚から抜け出せず の収集ができなかった という事になるのでしょうか)

カテゴリー: webマーケティング マーケティング戦略論