コンテンツへスキップ →

真直ぐな心

美智子様が ご結婚なさる前の映像を見ると まことの気品を備えられた 美しいお姿であらせられます 弥増しに感銘を受けるのが 真っ直ぐな瞳です
大和心は直ぐなる心です この高潔な心延えを 生まれながらにお持ちなのです 勁く清明なるお気持ちで 真直ぐなる道を歩んで来られたと拝察します

吉永小百合さんの若い頃の映像も 真っ直ぐに前を見て生きている姿かと思います ひたむきな青春を描いた映画は 吉永小百合さんあればの作品でしょう
畏れ多きことながら 私の中では 美智子様と吉永小百合さんの面差しが 重なって見えるのです 面立ちは違えど 昭憲皇太后にもつながる 意志を持つ美しさを敬愛します

皇后陛下や皇太子妃殿下でなく なぜか国民(くにたみ)は美智子様とお名前で呼びます 私の祖母が今上陛下ご結婚の時 美智子様と並んだ雑誌のグラビア写真を 額に入れ掲げていました
祖母は皇太子を東宮(はるのみや)と呼んでいました 皇太子妃は后宮(きさいのみや)ですが そうは呼ばず美智子様でしたね

いぜん東宮御所から 美智子様が車でお出ましになるのを 望見しました 車は1台で護衛もなく 後部ドアの窓は開け放たれていました 沿道に誰もいずとも いつも国民との隔てを取り払っておられるのです 公道に入ると窓は閉められましたが 束の間お顔が見えました
美智子様の国民を思う真直ぐな御心が 親しみを呼ぶのでしょう 吉永小百合さんも 銀幕のスタアというのとは ちょっと違って 親しみを覚えます

カテゴリー: 日本の伝統・本流