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タグ: 安保条約

平和なアジア

日本の侵略戦争

1945年 日本がポツダム宣言を受諾し 悪逆非道な日本帝国主義者の侵略が終焉しました そしてアジアに安定と平和がもたらされたのです

1946年:第2次国共内戦 1949年:蒋介石亡命 1950年〜:朝鮮戦争(休戦中) 1959年:チベット亡命政府 1962年:中印国境紛争 1965年:ベトナム戦争 1966年:文化大革命 1969年:中ソ国境紛争 1975年:ポルポト大虐殺

じつに矢継ぎ早です 日本の「侵略戦争」が終わったおかげで 中国と周辺で数百万人以上(太平天国の乱に次ぐ大規模な殺戮です)の命が失われました これがアジアの現実です
上記は中国が関わった事だけを列記しています 東西冷戦やソ連邦内部の紛争(KGB麾下の空軍による爆撃のため ウクライナで数多の人が虐殺されています) アフリカ・中東問題は含まれません

なお 第二次世界大戦でソ連と中共の戦死者が突出して多いのは 毛沢東案出の人海戦術の結果です 農奴はもとより女・子供まで戦線に投入しました
便衣隊は集落や市街地に紛れているので 軍人と民間人の区別もできません 中国人の犠牲者が民間人に多いように見えるのは 巻き添え死も含めてゲリラ戦のためです[01] … Continue reading
中国が尖閣諸島に多数の偽装漁船を配備するのも 一種の人海戦術・便衣隊といえます 海洋進出にも応用しているのです

また 中国人犠牲者は大半が国共内戦によるものです これを日本軍のせいにしたのは 八路軍(人民解放軍)のプロパガンダです 餓死者は主に匪賊(少数民族という意味ではない 混乱に乗じて徒党を組んだ不逞の輩)の焼き討ちと略奪からです
日本軍が中国で戦った相手は国府軍です 八路軍は漁夫の利を得たのです 毛沢東はゲリラ(匪賊)の頭目に過ぎなかった ヨーロッパ戦線においても ソビエト赤軍の行ったポーランド軍捕虜虐殺が ナチスドイツの手にかかったとの デマゴギーが流布されていました

日本を戦犯扱いするプロパガンダ・デマゴギーに対して反論するのは 相手のペースに巻き込まれることになります 歴史文書を持ちだして 相手の主張が事実かどうか争うなんて愚の骨頂です
捏ち上げであろうと誇張であろうと そんなことは関係なく嘘でも何でも とにかく悪評を広めるのが目的です ことの真偽を問うているのではない
南京30万人虐殺といった大きな数字は 感情を揺り動かし判断力を奪います[02] … Continue reading わかりやすい数字だけが世界を駆け巡ります これに対し数字をあげつらっての反論は相手の術中に嵌まることです

日本は戦犯国

国連常任理事国の軍事行動は 総会や理事会の決議に拘束されません ロシアのクリミア侵攻に国連は口を出しても手は出せないのです(住民投票でクリミア半島はウクライナから独立しました) 中国が尖閣諸島に上陸しても同じ状況になるでしょう
中国が近年まで海洋進出を控えてきたのは 単純に軍事力不足のためです 国共内戦や文化大革命などの内乱でそれどころではなかった それらがようやく一段落して軍備増強と侵略を始めました

中国はサンフランシスコ講和条約を批准していません また敵国条項はいまだ有効ですから 安保条約を破棄しアメリカ軍が引き上げたら 中国は合法的に沖縄を占拠することができます 沖縄独立などと盛んに言い囃しているのはそのためです

日本国憲法は国連軍(マッカーサー司令官)の主導で作られました 軍国主義の悪の帝国日本が アジア諸国を侵略したのですから 日本から永遠に武力を剥奪すれば アジアは平和で安定するという構図です
前提は朝鮮戦争勃発で わずか3年にして崩れ去りました 今日の極東の混乱は 日本から兵力を取り上げたことが最大の原因です ために自衛隊が創設されたのですが 憲法の定めで実に中途半端な存在です[03] … Continue reading

世界に冠たる平和憲法のおかげで 日本は戦後70年間平和を保つことができた 実態は周辺国からの恫喝に対して戦わず ひたすら謝罪して賠償金を支払ってきただけです
軍備に金を使う代わり 全てを金で解決してきたということを意味します これからも軍備を上回る金を払い続けるのでしょう 日本国憲法がある限り日本は永遠に戦犯です

バングラデシュのダッカで襲撃事件が起きました その時「私は日本人だ撃たないで」という叫びが聞こえたとする複数の報道が見られます ありそうなことです
日本のマスコミは 戦争を放棄した平和憲法を尊重して 外国は日本を攻撃しないと言い触らしてきました またODAやJICAの平和貢献により 皆が日本に好感を持ち親日的だとも言い張ってきました
気の毒なことに こんなプロパガンダをまともに受け入れたため この人たちはあたら命を落としました あらためて「日本の常識は世界の顰蹙」であることに思いを致さねばなりません

11月11日追記=僥倖ではありますがトランプ大統領は中国にとって追い風になりそうです ベトナム戦争に勝利しその勢いで次に米中国交樹立と 戦後70年をかけて今日の状況を作ってきました 国家百年の計といいます 毛沢東は百年先を見ていたのでしょう 常に主動を維持した偉大な戦略家と言わざるを得ません)

2019年3月22日追記=沖縄でも米軍基地に関する県民投票が行われました このままで行くとやがて アメリカ軍は出ていけ沖縄独立の県民投票となるのでしょうか クリミア半島併合と同じ道を進んでいくように見えます クリミアにはロシア系住民がいましたが 沖縄への中国人進出はどのくらい進んでいるのか 在留外国人に選挙権を与えるなどという声が出ています 予断は許せない情況です)

註釈

註釈
01 人海戦術には2つの意味があります 一つは小銃のほうが兵の命より高かった(中国人は拝金主義です)から 砲弾代わりに農奴を投入したことです(経済の原則でもあります) もう一つは人民の海に八路軍のゲリラ(便衣隊)という魚を泳がす 一般人に紛れて敵の背後から攻撃し 人家に隠れるという卑怯な戦術です
02 三十万人大虐殺? 3という数字は白髪三千丈を思い起こします イメージしやすいのかもしれません語呂もいい 真偽から離れて数字が独り歩きするのです これを数字を挙げ連ねて反論してもまったく無意味です
03 マッカーサーは朝鮮戦争を予見できなかったのです 情況が変わったため 占領時暫定憲法を廃止して 日本に再軍備させようとしました しかし吉田茂は経済再建を最優先し 憲法を盾にとって反対しました その時点では賢明な判断だったと思います
その後さらに世界の情勢が変わっていくにもかかわらず 憲法の解釈という詭弁で自衛隊の存在は曖昧なまま今日まで来てしまいました その間中国は着々と軍備増強を進め 取るに足らなかった海軍力は日本を圧倒するまでになりました
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