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タグ: 広告代理店

マーケティングエージェンシー?

この インターアクティブ有限会社・小笠原昭治氏による顧客十戒は素晴らしい 旧約 新約 私ではとても これだけ分かりやすい書き方ができない 内容はすべて頷けることばかり 仕事を進めるうえで常に心がけねばならない

インターアクティブ有限会社のページを見てみると 具体的であるし私の訴えることとほぼ共通している 戦国時代の武将を例に引いてるところも似ている(私は せいぜい江戸時代後期からです 戦国時代はさすがに使わないですね あまり資料がないので) 実践的マーケティング論としてお勧めであるが 私のページとは別の意味で分かりにくい所もある

それにしてもwebデザイン ロゴ・マーク イメージ・キャラクターはどうだろう とても広告代理店出身の人とは思えないが
顧客層に合わせて計算しているとしたら 恐るべき戦略なのかもしれない マーケティングエージェンシーは洗練性を求めないものだ 営業戦線は泥臭いものであって 格好つけても始まらない
しかし フリーでロゴを作れると言ってるから そうではないと思われる 視覚化に関しては けっこう安易に考えておられるように感じられる

ともあれ ここの講習を受ける必要のない経営者が 私の顧客になるだろう 当所とは競合しないわけだ とくにインターネットのコンペでロゴを作ろうとか 自分で作れば只じゃないかでは コミュニケーション戦略を構築できない

当所マーケティングの特徴は デザイン戦略も立てられることである いわば 実戦経験が豊富な傭兵といえる
政策・戦略・戦術を持たないクライアントに秘策を授ける 軍師(コンサルタント)ではない 提供するのは 考え方やノウハウでなく戦技そのものなのだから

昔 電通に宣技局という部署があった 宣伝技術局の略なのだが おそらく戦闘技術の意味もかけていたのではないだろうか

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マーケティングのプランなど

グループインタビューはそのまま信用できない という感想を述べておられる方がいらっしゃいます 広告代理店のプレゼンテーションが変だ とのご意見もあります その通りなんですが 目的と目標の違いを理解されてないんではと思います
もともと メーカーのマーケティングを担当されていたようなので 無理ないかも知れません?

多くの場合 決定権を持つ役員の方は 世論調査のような数字や 一般消費者の意見などを重視されます
最終的には マーケティングプランが承認されないとなんにもなりません(=目的) 役員の方が理解できる言語(数字)で話さないと 言葉が通じないのです グループインタビューもプレゼンテーションの用語も そのためのツールというか 役員向けの言い換え 儀式といっていいかも知れません(=目標)

同じ内容のことを 広告代理店のディレクターが言っても首を傾げてしまうのですが 無作為に抽出された一般消費者の意見ですと言えば納得されます お客様のご意見に逆らうことなどできませんから
グループインタビューの目的はそこにあります 本気で主婦の意見をマーケティングに生かすなんて考えているわけじゃありません
逆に プレゼンテーションでわけのわからん用語を連発するのは 煙に巻いているという側面もあります ありがたそうなお経みたいなもので 一種の演出です

プレゼンテーションの場は 数の論理が支配します そのため広告代理店では 関係ない部署の人間まで動員することがあります 相手方より頭数が多ければ プレゼンは通りやすくなります エキストラ動員ですから これも演出です
(ここまで言っていいのか分かりませんが アメリカ映画でそんな場面があったのでOKでしょう 運転手から出入りの業者まで駆り集め それらしい恰好させてプレゼンするのを見て笑ってしまいました)

かつてCIが流行ったとき ロゴ・マークの案を通すために この3本の線は社是である◯◯と◯◯と◯◯を表し 右の跳ねた線は未来への飛躍を象徴しています とか説明してました 完全にこじつけです でも聞いた社長はまんざらでもない顔します

追伸 冒頭のブログを書いておられる方は 宣伝会議セミナーの講師をなさっていらっしゃいます(昔の久保宣 当時から雑誌「宣伝会議」は発行していました ある校正者の方から誤植が多いので有名だったと聞きました コピーライティングは日本語の正しい用法に則らなくてもいいのですが〈だいたい何をもって正しいとするか基準はありません〉雑誌の誤字脱字はいかんでしょう)

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