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タグ: 憲法

中印国境と尖閣諸島

バイデンさんに菅首相が電話して 尖閣諸島に中国軍が上陸したら日米安保条約に基づいて アメリカ軍が黙っていないと言ってもらったと喜んでいます バカか 日本の領土を守るのは日本です アメリカにそんな義務はない 首相が変わっても相変わらずの能天気ぶり 日本の国土国民を日本政府は守ることをせず 他国任せにしていると内外に言っているのです
アメリカは(その他の国も)自国の国家戦略で動いています 尖閣諸島が中国領土になったら 沖縄の米軍の行動が制約されます そればかりか台湾にも影響します アメリカにとっても戦略的な緊要地点なのです 日米安保条約が対等な軍事同盟なら 日本はアメリカに協力しなければならない

日本は自国の領海・領土が蹂躙されているのに 何も手を打たない 現行憲法により交戦権がないため アメリカ軍の指揮下に入る以外 自衛隊は戦えません 現実的な選択ではありますが とても独立国の態度じゃない
自衛隊単独では役に立たないので アメリカはやむを得ず自国(沿岸警備隊極東司令部)の艦船を尖閣諸島周辺に投入しています こんな事をしているから安保只乗り論が出てくるのです

RCEPがインドを除いた形で合意しました 中国の経済的影響力はさらに増大し 一帯一路戦略が強化されます 現在のところインド洋の制海権はインド海軍が握っているとしていいでしょう[01] … Continue reading インド洋でもおそらく中国の原子力潜水艦が活動しています この先中国が原子力空母を運用できるようになると情勢は変わってきます[02] … Continue reading
先般中国軍がインドとの国境係争地域で擾乱攻撃を行いました これは陸上からインドへの牽制ですね 中国はすでに青海チベット鉄道を完成させています 対してインドは ようやくヒマラヤにトンネルを建設したところです インドの土木でトンネルを掘る例は今までなかったそうです 補給戦に関して中国の後手に回っている感は否めません

このたび起きた中印国境紛争は 双方とも武装していないという変則的な戦闘です 一種の便衣隊のようなゲリラ攻撃かもしれません 尖閣諸島への侵攻でも似たような形をとるのではないでしょうか 海の便衣隊である偽装漁船が主体になると思われます
大型漁船が海上自衛隊のイージス艦に衝角攻撃したら なす術がありません 自衛権では先制攻撃できません どんな形であろうと とにかく尖閣諸島に上陸を許し 既成事実をつくらせたら取り返しがつかないのです
中国がブータンとの国境ブータン側に数十棟の建物(村)を建設しました インドとも接している地域です 南シナ海と同様に既成事実を作り インドに侵攻するための兵站基地です これに対してブータンが動かなければ インドも手出しできません あくまでもブータン領土であり インドが関与することではないのです

2021年1月26日追記=ついに中国が中・印国境のインド領内に 住宅100棟の村を建設しました 完全に民間施設ですからインド軍が排除することはできません
次はいよいよ尖閣諸島に偽装漁船を上陸させるでしょう 海上保安庁で対処できるかというと難しい インドがどうするかが参考になります 注視しましょう)

いまや正規軍同士の戦争が起こる可能性は非常に低いのです とくにアメリカと中国が正面切って戦うのは考えにくい 中国が日米安保条約を冷戦時代の遺物だというのは正しい見方かもしれません[03] … Continue reading フィリピン沖珊瑚礁に造った中国航空基地に対して アメリカがやれる事は 航行の自由作戦ぐらいしかないのです
バイデン氏はまだ大統領じゃないし 今後の方針がどうなるかも不明です 政略次第で南シナ海は中国が制海権を握るかもしれません 日本海及び東シナ海そしてインド洋を中国に渡したら オホーツク海からインド洋に至る一帯一路が完成してしまいます とくに現状ではインド洋が手薄です

中国は海警と称する沿岸警備隊を 人民解放軍の指揮下に編入しました より軍事組織の性格を鮮明にしています 事態は焦眉の急といっていい所まで来ているのです 一刻も早く自衛隊に交戦権を与えるか 海上保安庁を名実ともに沿岸警備隊にしなければなりません
李承晩ライン下で海上保安庁は まったく韓国を制することができず 何十人もの漁船員が犠牲になりました また同じことを繰り返すのですか 中国は韓国より手強いですよ
屯田兵の例に倣って 尖閣諸島に鰹節か缶詰工場でも再建し 実効支配していることを世界にアピールするのが大事なのです[04] … Continue reading 中国はロシアと提携を深めています オーストラリアはインドと防衛提携しました[05] … Continue reading ぐずぐず先延ばししているのは日本だけです

註釈

註釈
01 かつてのインド海軍は宗主国イギリスの麾下に置かれ 東南アジアのイギリス領で日本軍と戦火を交えたこともありました しかしイギリスへ反旗を翻したインド人の巡洋艦艦長もいたのです
大東亜戦争時に日本軍へ投降した英印軍兵をもって 日本の支援のもとインド国民軍が編成され 独立への契機となりました その経緯から日本とインドは友好国です 軍事同盟を結び中国の覇権主義に対抗すべき友邦なのです
02 空母は移動可能な航空基地であり 平時は巡洋艦の性格も持ちます 寄港せず機動部隊として運用するには 原子力機関(発電)が理想的です ほぼ無限に航行でき艦内の電力も供給できます 原子力潜水艦も同様に巡洋艦の一種です
03 王毅中国外相が日本に乗り込み 尖閣諸島が中国領土であると一方的に述べました その間も尖閣諸島には中国艦船が巡航していました これに対し菅首相も茂木外相も外務省も 言われっぱなしとくに反論しません じつに素早い的確な中国の反応です 先のバイデン氏の発言は帳消しにされたのです
わざわざ日本にやって来たところに外交的意味があります 軍事力を背景に恫喝しにきた中国を 唯唯諾々と迎え入れ叱責に従う日本の姿が世界に曝され 日米安保条約の無効なことが印象付けられました セオリー通りの外交と軍事両立です 日本は黙って中国の主張を認めた形になります
04 このまま手を拱いていれば 尖閣諸島も北方領土・竹島と同じ轍を踏むことになります 中国は妥協策と称して領土問題を棚上げにし 東シナ海のガス田と同じく共有を持ちかけてくるかもしれません 武力はあくまでも外交の後ろ盾です 外交で妥協したらそこで終わりですね 偽装漁船や民間施設を自衛隊が排除する事はできません
05 中国がオーストラリアに対して悪辣なネガティブキャンペーンを仕掛けています オーストラリア軍兵士の画像を捏造して発信しているのです 日本に対する南京30万人虐殺と同じようなデマゴギーです これに対してオーストラリアは強硬に抗議しました
今後の宣伝戦はどう推移するでしょうか 画像や人形は目に見える具体的な形を持っているので 説明の必要がありません デマゴギーを事実と偽って広めるのに有効な手段です 心理戦・宣伝戦の兵器といっていいかもしれません
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学問の自由

日本国憲法第23条に「学問の自由は、これを保障する。」とあります これで全文です なんとも抽象的で 意味するところが分かりません 何に対しての自由なのか 誰が保障するのか 文章が短く解釈の余地が大きすぎます 法律の条文はそんなものなのでしょうが
学問の自由という概念は 研究・表現・教授の自由と定義されています ドイツのプロイセン憲法で 学問研究・教授教育の自由という条項がありました 表現とは出版等で広く自説を公開することです どうもマルティン・ルターあたりに関係がありそうです

誰でも知っているコペルニクスの地動説 コペルニクス自身は聖職者であり 著書「天体の回転について」が出版されたのは死の直前です しかも最初は特に問題とされていませんでした 地動説により迫害されたことはありません
ガリレオが異端審問会にかけられたのは 地動説を観測や実験によって証明したためとされます この頃は宗教革命で カトリックとプロテスタントが 苛烈な抗争を繰り広げていました 新旧がお互いに正当性を主張して争う

ルターはローマ教会の権威を否定して[01] … Continue reading 聖書を絶対視しました(ヘブライ語からドイツ語に翻訳しました) これは教条主義・原理主義ですね それまで比較的鷹揚だったカトリックも統制を強化しました 地動説が証明されたら聖書の教えが覆されてしまいます どちらにとっても地動説は異端の理論だったのです そのトバッチリを受けた弾圧(学問への介入)が そもそもの学問の自由侵害の初めと思われます
マルティン・ルターの書いた書物の総発行部数は 30万部にも及ぶそうです グーテンベルクの発明した活版印刷を活用しました 対してカトリック側の聖書は 羊皮紙にラテン語で書いた門外不出の秘宝です 大きな違いです ローマ教会はパンフレットの出版(表現の自由)を躍起となって取り締まったでしょう 誰でも読めたら教会の権威が失墜してしまいます まるで魔女狩りの様相を呈していたのです[02] … Continue reading

帝国憲法に学問の自由云々の条項はありません そんなことを取り立てて言う必要がなかったのです 江戸時代にも蘭学をはじめとした学問を統制していません 国防上の理由で地図の持ち出しは禁止されていました 当たり前のことですね
アメリカその他の国の憲法にも 学問の自由といった条項は見当たりません なぜ日本国憲法にこんな条文があるのか不思議です おそらく占領政策の遺物なのでしょう アメリカはプロテスタントの国ですから 自らの価値観を日本国憲法に加えたのです

日本学術会議は長い間共産党が実質支配していましたが[03] … Continue reading 近年まったく影響力が落ちてきています このたび任命を拒否された6人は共産党の息がかかった者たちです 会員は特別公務員として任命されます ほとんど仕事はなくただの名誉職です
名誉教授と同じように虚名を与えられているのです ただし政府の科学技術関連予算4兆円余りを左右する影響力を持ちます つまり実体は利権団体なのです ますます利権から遠ざかってしまう共産党が慌てたのは無理からぬことです

しかし赤旗新聞が主張し一部新聞が追随する 学問の自由侵害は噴飯物ですね 内閣府の機関ですから総理大臣に任命権があります 名誉職の人事は研究・表現・教授とまったく関係ないこと 学問の自由に結びつけるのは牽強付会にすらならない
外国のアカデミーは政府からも宗教からも政治団体からも独立した組織です[04] … Continue reading それでこそ学問の自由を言う資格があります 自由とは自主・自立そして責任を意味しますから

註釈

註釈
01 ルターがローマ教会を非難したのは 金儲け主義に対してです 神に成り代わって贖宥状なるものを売りつけていたのですから 要するに金を払えば罪は許されるという あまりにも世俗的なやり方です
後述するように共産党が支配していた日本学術会議も 権威に依って科学技術関係の国家予算を左右していました この不逞な行為を学問の自由と言い繕ったのです
02 プロテスタントとの宣伝戦のために作られたのが サンタ・アリアンザと呼ばれるイエズス会が中心の組織です この組織は現在も継続しており バチカンの情報機関とされています
03 科学は実証主義です 人文学は文献主義です 関係あるのかな 多分すべての人文学は聖書の下位にあるのです そういえばマルクス・レーニンは自らの宗派のことを 科学的社会主義とかいってましたね 宗教に科学的手法を取り入れたのは確かに新しい
宗教を否定するといえ内容はキリスト教をなぞっているだけ 彼らの理屈(似非科学)は神学に代わるレトリックです 聖書に相当するのが資本論か 共産党が学問の自由を言い立てるのは あながち見当はずれでもない?
04 日本学術会議の多くの会員は 名誉ある地位に満足しているだけでしょう 講演料とかに影響する実利もあるかもしれない 中国の政策に協力したといっても 政治的意図は持ってないと思います 世間知らずの学者だから 易々と共産党に牛耳られていたのです
もともと占領軍が作ったものですから 軍事研究をしないのは当然のことです でも敵国に研究成果を売り渡し御用学者となって 恬として恥じないのは流石にまずいですね こんなところにまで中国の謀略の手が伸びていた セキュリティの意識を持たない間抜けはどこにでもいる 空恐ろしいことです
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日本が終わった日

日本は内なる敵に負けた

1975年の赤字国債発行は 日本が滅びる始まりでした 朝鮮戦争特需からの いわゆる高度経済成長期は ベトナム戦争が終わる1970年に入ると終焉しました
経済成長に合わせる形で肥大した 国の予算を維持したい 役人と政治家その周辺の利権に群がる連中が 禁じられていた赤字国債を発行したのです

時限立法を毎年繰り返す形で発行していた赤字国債は 1998年に至って終に 歯止めだった禁止条項を削除し 恒常的に発行するに至りました 取り返しのつかないことをしてしまいました これから日本は奈落の底に沈むしかありません
税収は決して減っているわけじゃないのに 消費税率を上げ赤字国債を発行し続けるのです 無駄金を使い続けた果ての多重債務状態ですね

自助努力でない経済成長

考えてみれば アメリカの戦争に翻弄されるように 日本は浮き沈みを繰り返していました 1950年代はアメリカの一番いい時代だったといえます 朝鮮戦争はまだ 第二次世界大戦時の兵器と戦法が通じました とはいえ地上戦で中国の人海戦術[01] … Continue readingに悩まされ 決定的な勝利を収めることはできなかった
1965年ベトナム戦争へ介入したアメリカは 経験したことのないゲリラ戦で戸惑い 毛沢東に学んだベトコン(越共)に敗退しました その時代を描いた映画が「アメリカン・グラフティ」です よい時代はわずか15年で過ぎ去りました[02] … Continue reading

日本が一番よかったのは いつの時代でしょうか 1964年東京オリンピックの頃か 日本の1960年代は高度経済成長期でしたが 文化面では成熟せず底の浅い時期でした
戦争(と外交)を放棄し なりふり構わず銭を稼ぐ姿は エコノミック・アニマルなどと揶揄され 失われた民族の誇りを取り戻すことはなかったのです

1980年代後半のコカ・コーラCM「さわやかテイスティ I feel coke」は アメリカのフィフティーズに近い雰囲気です 意識して似せたのかもしれません 当時のサントリーCMは日本を意識したものでした この頃から文化の牽引役は サブカルチャーが担うようになった気もします
私の趣味嗜好では 大正から昭和初期にかけての モダニズム時代が一番いいかな 新青年の刊行期にほぼ重なります イメージとしては深ゴムの靴・カンカン帽・インバネスといったところ ステッキも欠かせない これらを和服に合わせたのは 単純に和洋折衷ともいえない 独自の風俗ではないでしょうか

相変わらず続く利権体制

今回の新型コロナウィルスによる肺炎の流行により 場当たり的な思いつき対策で 数々の制度の矛盾・問題点が露呈しました いちばん目立ったのは 公明党主唱による全国民への10万円バラマキです その是非については言及しませんが 国民への普及率がわずか16%の マイナンバーカードを申請に使うことを勧めたのです
問題はマイナンバーの利用ではなく ICカードを使うことです 暗証番号の失効・手入力の間違いなどで問い合わせる人たちが 市役所の窓口に殺到する事態が生じました ドイツでも国民に一時金を支給しましたが ネット申請で迅速に振り込まれたそうです 日本以外の他の国も同様でしょう
国民識別番号は各国にありますがICカードじゃありません 先端的なところでは ブロックチェーン技術を使った本人認証をしています NFT(非代替性トークン)ですね
マイナンバーは固有番号ですから 番号を振った時点で行政は個人情報と紐付けています 国民にとっては電子カードを使う必要性もメリットも何もありません ただただ利権が絡み無駄に税金を使った マイナンバーカード利用促進です ポータルサイトは俄づくりの使いにくいインターフェースで 申請後に各自治体が本人情報と照合するのだそうです
カードだけでなくマイナンバーシステムそのものも問題がありそうです 地方自治体の一部で行政システムによる照合が機能せず 手動による読み合わせでチェックしたり 二重払いの事故が発生しています 二度手間をかけて仕事を増やすのが目的なのか

2022年11月1日追記=マイナンバーカードを義務化するなどと言い始めました 健康保険証や運転免許証をマイナンバーカードに統合するのだそうです 今まで本人確認書類に使ってた保険証や免許証が一つになり 中が見えない形になります ブラックボックス化というか不可視の状態になるわけです 何がどう記録されているのかは ポータルサイトを見なければいけない 利便性とは正反対の状態です
しかもポイントカードとして日常的に使う 紛失したらどうなるのか 紛失したカードの悪用は防げるのか それらはすべて個人の責任であって 政府は責任を負わないのだそうです クレジットカードなら電話一つで無効にできます 身分証明に使う書類がいっぺんになくなるのです 再発行するときの本人確認をどうするつもりか 何度も書きますがマイナンバー制度はあっていい しかしICカードにはなんの必然性もない 利権のためだけにやっていることです)

無策が内憂外患を招いた

このような非常事態に対応する制度や能力は今の日本に全くありません 中国による尖閣諸島の侵略はますます攻勢を強めています 今のところは海警と称するコーストガードが主体です
日本の漁船に対する妨害が頻発するようになるでしょう 海上保安庁の警察権では対応できません 竹島(李承晩ライン)と似た状況になってきました 尖閣諸島が竹島と同様に侵略されるのは時間の問題です[03] … Continue reading
すべての原因は現行憲法にあるかと思います 前文で自国の安全と存立を諸国に委ねると明記しているのですから 自主独立(主権)を放棄しているのです[04] … Continue reading

コロナ騒動で経済活動が停滞したと騒いでいます でも深夜営業なんて もともと必要なかったんじゃないか いま多くの店舗が9時から21時の営業です これくらいで充分と思います 別に不便じゃない
アメリカのセブン・イレブンは営業時間を前後2時間拡大し 豊富な品ぞろえの万屋として始まりました 日本でのコンビニエンスストアは 当初のコンセプトからかなり逸脱した形で発展してきたようです

店舗に来客が少なくなったため テイクアウトやデリバリーが盛んです とくにデリバリーに関しては ウーバーイーツなど置配を基本にしています 今までの出前は食器の取り下げが必要で2度手間ですから 人員の確保が大変でした
アマゾンもこの頃は置配をデフォルトにしています 受け取りに押印しろとか サインになりましたと面倒だったのは 判子制度が影響していました そのうえ不在のために再配達で ドライバーの負担が大きかったのも解消します

いたずらに経済拡大を目指し 景気を煽った結果がいまの姿です 今回のコロナ肺炎騒動を契機に 役人とその周りの利権にメスを入れ 経済全体もコンパクトで効率の良いものにできるかと思うのですが 無理でしょうか[05] … Continue reading
そろそろ縮小していいんじゃないか 国全体のリストラチャリング(再構築)です これから人口が減少していけば無理な背伸びは必ず綻びます この辺が日本の実力でしょう もう経済成長万能の時代じゃないはずです

註釈

註釈
01 毛沢東自身は人海戦術と言ってなかったのではないか 人民の海に敵軍を埋葬するとは 民間人に紛れた便衣隊が奇襲攻撃を行う 敵正規軍が攻撃すれば民間人虐殺となります 国共内戦のときに 軍備が劣る八路軍が取ったゲリラ戦です
しかし卑怯な戦法だけでは 敵を降伏させるまでに至らない やはり正面から攻撃する必要があります 朝鮮戦争のときは国民党側の人たちを前線に立たせました 武装どころかマイナス30度の地で ろくに防寒具もなしにです 背後には敵前逃亡を防ぐ督戦隊が控えています
これは人的飽和攻撃といえます 人命・人件費や効率を無視できるのは中国ならでは 一般に言われる人海戦術はこちらですね ソ連赤軍が満州で捕虜にした関東軍を シベリア鉄道建設で強制労働に従事させたのも 人命消費を厭わない人海戦術です
02 ベトナムでのゲリラ戦に対応するためできたのがグリーンベレー アメリカ特殊部隊の魁です ベトナム戦争後アメリカは不況に陥り 金・ドル交換停止と変動為替相場制を取り入れました これ以降世界の金融市場は不安定となっていくのです 経済面でもゲリラ戦に敗北したと言えるかもしれません
03 中国・韓国が仕掛けるインターネット周辺の調略は広範囲に及んでいます とくに行政へのLINEの進出は憂慮すべき情況です 経済鎖国を進めなければいけません(もはや手遅れかもしれない 文部省は学生に20万円給付するそうですが 申請はLINEだそうです)
コロナ禍によるweb会議で話題を呼んだZoomは アメリカに本社を置くものの創業者は袁征さんです 連邦政府関係はもちろん使用を禁止しています ヤンさんがなかなか市民権を取れなかったのも 不審な人物だったせいでしょうか
04 「…日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであって、平和を愛する諸国民の公正と信義を信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。…」日本国憲法前文より
オホーツク海・日本海・東シナ海の公海や経済水域で 日本漁船は自由に操業できなくなりました 平和を愛する周辺諸国民から千島列島・竹島・尖閣諸島を侵略されたためです
05 食中山酒一醉千日 今世昏昏逐逐 無一日不醉 無一人不醉 趨名者醉於朝 趨利者醉於野 豪者醉於聲色車馬 而天下竟為昏迷 不醒之天下矣 安得一服清涼人人解醒
(中国の酒は味でなく 酔うためのようです 私の名乗る一醉は微醺のことです)
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