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タグ: Google

外交における態度と戦略の重要性

トランプ大統領の堂々としたパフォーマンスは 中々のものです 習近平も手強い相手だと思っているでしょう 映像は世界に配信されます 外交でとても大事なことです
安倍首相のオドオドした態度は 少々情けなかったが やむを得ない 緊張していたのでしょう 国際関係における日本の存在感はあの程度です 日米安保の堅持を引き出したのだから 良しとしなければならないか

トランプといえば今やTwitterですね それにも関わらずTwitterの凋落はとどまりません(確かヒラリー・クリントンが敗北した一因が私用メールアカウントでした スマートフォンから私的アカウントでツイートするのは構わないのか?)

ウェアラブルデバイスも 今後どう展開するのか予想できません とくにスマートウォッチがパッとしないようです
私も物好きにペブルウォッチを購入したら 程なくメーカーが消滅してしまいました まぁ買ってみたら中途半端で 単なるガジェットにすぎなかったのですが

Twitterは原点に立ち戻って リアルタイムの囀りに徹するべきかもしれません スマートウォッチで音声入力することに特化すれば面白い 腕時計に話しかける そんなマンガが過去にあった気がします
スマートウォッチに通知するアプリはもちろんあります 音声入力などはスマートフォン本体になるのでしょうか カメラ搭載のスマートウォッチも出てきていますが怪しげな使い方も想定されるし これからどうなるんでしょう

カメラアプリといえば Snapchat・Spectaclesのように 閲覧したら消えてしまうコミュニケーションツールが普及すると また大きな変化が表れそうです 刹那の共有は価値を生み出すか フェイスブック傘下のインスタグラム(Instagram)も 24時間ではありますが消滅系で追随しています
考えてみたら 映画と初期のTV放送のいちばん大きな違いは 記録性と同時性だったのです 現場から中継しますの機動性がなくなればTVの価値はない いまはすべて下請けに丸投げか借り物の映像だけです

地図で見るロシア・中国

徒然にGoogle Earthを見ていましたら クリミア半島はまさに黒海の緊要地ですね かつての旅順港と黄海の関係に類似している オホーツク海へ目を転じれば千島・樺太の重要性がよくわかります
通常の北極が上南極が下のメルカトール地図じゃなく 日本海を中心に上が中国下が太平洋で見ると 中国の戦略が容易に理解できます
尖閣諸島に執着し盛んに沖縄独立キャンペーンを張るのも 台湾に対して国連外交などで一つの中国を執拗に繰り返すのも 南沙諸島に軍事基地を建設する理由も すべて関連しています

そして日本海を挟んで日本列島の対岸は満州国(旧渤海)です 台湾からルソン島へは島伝いに行けます 日本海の規模はちょうど イタリアからフランス・スペイン アルジェリアを結ぶ西地中海ぐらいです
地中海全体の広さを見ても 日本海・東シナ海・オホーツク海ほどだろうか 地中海を巡って文明が発達したのですから 環日本海文明があって少しもおかしくない 呂宋助左衛門が活躍したころ 南方ではカンボジアに日本人街があったほどです

私は地政学とかに興味はありません でもこうやって眺めていると 学校で習った歴史とは違ったものが見えてきます 日本列島が中央にあるメルカトール図法の世界地図では なにも読みとることができない 当時は太平洋側を表日本 日本海側を裏日本といってました
東西冷戦の頃 TV番組で社会党の国会議員が 米ソ戦争が始まったら 日本の頭の上をミサイルが飛び交うなんて まじめな顔で言ってました 日教組だっただろうか 頭の中には学校の世界地図しかなかったのか 太平洋戦争という呼称に呪縛されていたのか
(私は小学生か中学生だったと思います 教室に張ってあった世界地図で見ると アメリカが東でソ連が西にあります 東西冷戦の意味がよく分からなかった 社会党の議員は小学生レベルだったわけです)

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インターネット広告

Googleのビジネススタイルは 検索と広告の連携です 検索するユーザーは必要な情報を求めています それに対して的確な答えを返すのが検索エンジンの役割です
必要な情報は知識であったり商品であったりと様々 グーグルの検索エンジンは統計学を応用して そのサイト・ページの内容がユーザーの目的に対し的確かどうか判定します

Yahoo!が代表していた ディレクトリー型ポータルサイトも 情報の提供という点では共通します その方法はキュレーション 人手で価値のある情報(サイト・ホームページ)かどうか判断します 人手によるキュレーションは時によると恣意的な取捨選択が行われこともあります
典型的な例では 韓国NAVERのキュレーションサイト「NAVERまとめ」が 不適切なノイズを撒き散らしていたかと思えば DeNAの医療関連キュレーションサイトが怪しげな記事を大量に作り アフィリエイトの手法で盛んに稼いでいました ともに知識情報と見せかけて商品情報へ誘導します
2017年2月13日追記=Googleがこのような悪意あるサイトの対策を始めました 興味深いのは日本法人独自の対応ということです つまりこれらは日本特有な現象なのです たしかに「NAVERまとめ」は韓国資本のLINEがやっているにも関わらず 韓国にはないサイトだそうです)

グーグルも私企業ですから営利を求めます 主な収入源はPPC広告のアドワーズです アドワーズはオークション形式をとりますが 高い単価を払えば上位表示するということではありません
検索結果のクエリもアドワーズ広告も 共にユーザーの質問・疑問に対して的確な情報を表示するようになっています その事項の知識がほしいのか 関連する商品やサービスを求めているのか判断しています

人手が主であるYahoo!Jなどディレクトリー型のポータルは 端的にいって登録料を払えば掲載するという形でした GMOとNTTがやっていた「JWord」というのも キーワードを金で売るというものです(しかも元が中国です) ヤフージャパンはNAVERまとめ・LINEと提携しています

現在 ビジネスとくにマーケティングにおけるコミュニケーション手法として オフィシャルホームページは欠かせません 業種によってはアドワーズ広告も必要でしょう(アドワーズのランディングページをホームページにしてはいけません Googleの検索エンジンはどんな情報を求めているのか判断していますから)

インターネット広告といっても かつてのYahoo!Jや詐欺紛い商法のGMO(ダイヤルQ2業者でNTTと組んでたみたいです)などは 到底ビジネスには使えないので論外です 上述のDeNAは詐欺的課金で問題になった携帯ゲームの会社です これもダイヤルQ2と同様NTTと組み電話料金に紛れて金を巻き上げていました
電話料金とともに徴収代行というビジネスモデルは 電電公社時代のキャプテンシステムにまで遡ることができます  今はアプリ内課金という形ですが 電話料金との絡みはどうなっているのか知りません

あの電通がやっていた インターネット関連の事業ってどんなものだったんでしょう 部外者なのでよく分かりませんが 何しろ詐欺商法と中国・韓国といった外国勢力が跋扈する世界です 自殺者を出すほどですから誇りを持てる仕事でなかったのかもしれません

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エージェンシー

エージェンシーと一言にいっても種々あります 代理業・ブローカーのことを指すことが多い 金融関係のブローカーには怪しいのもあります
旅行代理業は 旅館・ホテルの部屋を再販売します 部屋の稼働率を保証しますので 団体客目当ての旅館にとっては 集客のコストがかからずありがたい存在です 広告代理業は メディアの広告枠(時間やスペース)を再販売します 力のある広告代理店なら 2クールの広告枠を買い取ってしまうこともあります

日本の巨大広告代理店というと電通ですね(いまや世界一か) 寡占化が進めば広告代理店による影響力が強まります メディアに対してもクライアントに対してもです
新聞はまだ購読料がありますが TVの収入は広告料金のみです 新聞に比べれば編集の独立が確立されているとはいえません スポンサーや代理店の発言力は大きくなりがちです(かつてのサスペンスドラマでは 自動車会社がスポンサーにつくと交通事故は起こせず ハム会社ならば血を見せてはいけない などと言われたことがありました)

インターネットの時代になって情報の自由が促進されるとともに 情報発信を独占していた新聞・TVの権威が次第に失墜してきました
いままで礎を築いていたマスメディアと違い いかに電通でもGoogleやFacebookに影響力を及ぼすことはできません

旅行代理業の粗悪な格安日帰り旅行 中国資本流入などで ホテル・旅館が疲弊しています バス旅行ツアー事故などによる被害も出ています
日本のインターネット広告も 元ダイヤルQ2業者などが入り乱れ レップと称する怪しげなブローカーが跋扈し 不当な価格が横行しています

そして インターネット広告関連の仕事は 非効率で採算のとれない部門になってしまいました 自ずと過重労働を強いられたのでしょう
気の毒なことですが これは決して電通の体質ではないと思います だいたい従来スタイルの代理業が成立する土壌ではないし 無理があります

電通鬼十則

鬼十則の吉田社長は 夜どんなに遅くなっても朝6時には出社していました 他の理事(役員)もそれに倣って7時までに顔をそろえるといった具合です
出世すればするほど忙しく長時間労働だったのです 仕事は自ら作るものですから 時間管理も自分の責任 勤務時間に縛られることがない社風です
Googleの社員だって 会社に泊まり込んでいる人たくさんいるそうですから

以前の電通は東大・京大卒ばかり採用していました 別に仕事の能力を期待したわけでなく 学閥つながりが目的です 吉田秀雄自身が東大出身で 官公庁の仕事を独占しました
同じ理由で 政治家や大企業役員の子弟も 人脈目当てで縁故採用しました 人脈を利用して仕事をとる 営業の場は料亭ですね 本社を築地に置いたのも関係なくはない?
自殺した方が東大卒だったのは象徴的です 本社が汐留に移り 料亭政治・官官接待といった仕事の流れ方がなくなってきた

電通自体の変容は 連絡局が営業と改称し普通の会社になった 組織改編あたりから始まっていたかもしれない
仕事は自ら創るもの与えられるものではない もし新入社員に過重な仕事を割り振っていたのなら それは鬼十則に反します 吉田秀雄は部下を馬車馬のように働かせろなどと言ってない

そもそも電通鬼十則を素直に読めば 当たり前のことしか書いてないし 心構えを説いているだけです むろん強制力があるわけでもない
私流に解釈すれば 仕事を能動的にやれということでしょう 仕事に追い込まれるのでなく仕事を追い込めと言ってるのだと思いますが

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