戦略・戦術・戦闘力(マーケティングエージェンシーの続き)

インターアクティブさんでは マーケティング(というより営業?)戦略・戦術・戦法といっている 戦法というと◯◯の陣といった 戦国時代の軍学(江戸時代に流行したものだが)を思い出してしまう
戦術の下位は戦闘力だと思う 戦闘力には有形戦闘力と無形戦闘力がある

有形戦闘力とは 兵力量の多寡 火力の優劣をいう 無形戦闘力とは指揮・統御 団結力・忠誠心 軍紀・士気 練度・戦闘技術などのことだ
戦いにおいて 彼我の勝敗を決するのは有形・無形どちらだろう 寡兵よく衆を制すの言葉通り じつは無形戦闘力が重要なのである
どのような利刀を帯びていても 使いこなす武術がなければ竹光も同然である

特に インターネットというバトルエリア上の戦い webマーケティングは物量戦でなく 戦技が雌雄を決定する傾向が著しい

当所は webに特化したマーケティングをご提案している

インターネットはプッシュ・プルでいえば 完全にプルのメディアである 待ち受けるのは 一見消極的に見えるかもしれない しかし攻守3倍という じつは攻撃より強力な戦術なのだ
充分に引きつけ 後詰め(営業力)を適切に運用すれば 敵を殲滅することができる 軍事用語でいうところの攻勢防御(オフェンシブ・ディフェンシブ)だ
それ行けやれ行けの 積極的な攻めの営業でないマーケティングを インターネットは展開できる こちらからプレゼンテーションするより むしろお客様の方から働きかけてくることもあるほどだ

インターネットならではの 双方向性を活かしたwebマーケティングである

フェイスブックとは

Facebook 発祥の地であるアメリカでは すでに顔も名前も知っている(利害も一致する)者同士が交流を持つ場が Facebookであった
Facebookはもともと IVYleagueのサークルとして始まったようだ WASPと呼ばれたエスタブリッシュメントの候補者たちだ
その後の発展を見れば 大学サークル内の連絡用だけに留まってはいないが バックボーンは会員相互の身元が明らかであること これは変わらない 

TVで昔のアメリカ映画を見ると アメリカの田舎町は驚くほど閉鎖的・保守的で 何かのサークルに属していないと 生活することすらままならない感じだ
かといって都会に行っても 移民たちは出身国や民族ごとにコミュニティを形作り お互いに反目しあっている

日本は明治維新と第2次大戦後の農地開放により 二度にわたって社会の枠組みが大きく変化した かつて村社会で中心的な役割を担っていた 庄屋の家系が途絶えたのだ
しかし アメリカ建国の理念は200年間変わっていないのである それぞれがほぼ独立国の州の連合体である 各地のコミュニティには 西部開拓の時代から続く 町の功労者(有力者)の家系がある
映画の話なので 類型化して描いているとは思う それにしても 様々な理由で新天地を求めてアメリカにわたり 自分たちにとって理想郷を築いた人たちなのだから グループ内の結束は固いだろう

アメリカに比べて日本は けっこうオープンな社会なのだ かつて「一億層中流」という言葉があったように 身分制度の名残はあまり見かけない
そもそも確たる階級制がなく下克上が当たり前の社会だった 涯分と身分は似ているがかなり意味合いが違う 分不相応とか身の程知らずは 身分を弁えないことでない 己の器量・力量を心得ないことだ

SNSは匿名が当たり前なのも 現実社会に強固なサークルがないためではなかろうか

マーケティングエージェンシー?

この インターアクティブ有限会社・小笠原昭治氏による顧客十戒は素晴らしい 旧約 新約 私ではとても これだけ分かりやすい書き方ができない 内容はすべて頷けることばかり 仕事を進めるうえで常に心がけねばならない

インターアクティブ有限会社のページを見てみると 具体的であるし私の訴えることとほぼ共通している 戦国時代の武将を例に引いてるところも似ている(私は せいぜい江戸時代後期からです 戦国時代はさすがに使わないですね あまり資料がないので) 実践的マーケティング論としてお勧めであるが 私のページとは別の意味で分かりにくい所もある

それにしてもwebデザイン ロゴ・マーク イメージ・キャラクターはどうだろう とても広告代理店出身の人とは思えないが
顧客層に合わせて計算しているとしたら 恐るべき戦略なのかもしれない マーケティングエージェンシーは洗練性を求めないものだ 営業戦線は泥臭いものであって 格好つけても始まらない
しかし フリーでロゴを作れると言ってるから そうではないと思われる 視覚化に関しては けっこう安易に考えておられるように感じられる

ともあれ ここの講習を受ける必要のない経営者が 私の顧客になるだろう 当所とは競合しないわけだ とくにインターネットのコンペでロゴを作ろうとか 自分で作れば只じゃないかでは コミュニケーション戦略を構築できない

当所マーケティングの特徴は デザイン戦略も立てられることである いわば 実戦経験が豊富な傭兵といえる
政策・戦略・戦術を持たないクライアントに秘策を授ける 軍師(コンサルタント)ではない 提供するのは 考え方やノウハウでなく戦技そのものなのだから

昔 電通に宣技局という部署があった 宣伝技術局の略なのだが おそらく戦闘技術の意味もかけていたのではないだろうか