野沢菜漬?

ネーミングとブランド

野沢菜・広島菜・高菜が三大漬け菜1)三大〇〇 三位一体 三羽烏 三はそれぞれ並立するイメージがあります 三角形や三点支持は安定していますから 昆虫の六本足も三本づつの三角形です(三角を組み合わせた六芒星の形) 二だと 両雄並び立たずとか竜虎相搏つといった 対立の構図になります 三つ巴の争いなんてのもあるかという風説があります 誰が言い出したか どんな根拠かは不明です それがもっともらしく流布されている 高菜は古くからの呼び名ですが 野沢菜・広島菜は地名を付けたもので近年の呼び方です
広島菜の名は明治後期かららしい 野沢菜といわれるようになったのは ごく最近のことです 野沢温泉の観光キャンペーンで 野沢菜漬けのネーミングができたといいます2)野沢菜は商標登録されてないと思います このように地名を冠したネーミングが一般に使われれば ブランディングとなります 「くまモン」は商標登録されていますが 使用料がいらないため 広く使われることとなりました
野沢菜の生産量は長野県が過半数を占めます でも野沢で冬期の漬物に使われるのは 徳島県産だそうです(野沢温泉の温泉水で洗えば 野沢菜漬けだなんて言ってますが)

本名はカブ菜

隣接する新潟県でも昔から このアブラナ科の菜っ葉が漬け物にされていました もっぱら漬け物用なので「漬け菜」といってましたが 別名を「カブ菜」ともいい 根っこには小さな蕪が成っていました
漬けるときは 固い蕪の部分を少し削り落とします ちょうど京都のスグキ漬けのようなやり方です カブ菜漬けは茎を食べるものだからです(スグキも酸っぱい茎からきたのではないでしょうか)
新潟県でも最近は カブ菜漬けを野沢菜漬けと言うようになりました いま漬物用のカブ菜を収穫するときは 蕪根を残して葉柄だけを使います 野沢菜の名が一般的になってから 根に蕪があることを知らない人が大半かと思います

塩漬けが正当

野沢菜であろうと広島菜であろうと高菜であろうと 本来は塩漬けです いまの地名を冠した漬け菜は 醤油ベースの調味液に浸したものが主流です 浅漬けと称していますが 漬け物とは言い難い和風味マリネですか いわゆるサラダ感覚なんでしょう
カブ菜は初冬に塩漬けします 乳酸発酵し塩味が馴れ酸味が出たときが漬け菜(カブ菜漬け)の味です 菜から出た水分が上がってきて 表面には氷が張っています 冬のあいだ発酵はどんどん進み 時間が経つにつれ味わいも変わります

古漬けの味

雪が融けて春先ころには酸っぱすぎて そのままでは食べられないほどです そこで古漬けの漬け菜を水で煮て 酸味と塩味を和らげます 新潟の郷土食である煮菜(にいな)です 料理ともいえない質素で簡単 そのままの名称です 煮るときかなり匂いますけど
煮干しを使って煮たり 打ち豆その他を入れたりと アレンジする家もあります 私はただ水で煮ただけのものが好きです 塩と乳酸発酵で引き出された カブ菜の持ち味は 驚嘆するほど奥深い旨さです 人工調味液なんかでは出せない 滋味を持つ一品です

出し味の野沢菜漬けと称する浅漬けは 調味液に浸しただけですから 時間が経っても酸味は出ず 塩も利いてないので 発酵ではなく腐敗するだけです これを煮てはいけません 極限まで発酵した乳酸菌の力あればこその煮菜です3)古漬けを料理に使うのは珍しいことではなく 高菜の塩漬けを油で炒めてもうまいし 中華料理によく使われます ドイツの郷土食ザワークラウトは 鯉・鰻の煮付けやシチュー・炒めものなど 旨味・酸味・塩味の漬け汁とともに さまざまに利用されます

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1. 三大〇〇 三位一体 三羽烏 三はそれぞれ並立するイメージがあります 三角形や三点支持は安定していますから 昆虫の六本足も三本づつの三角形です(三角を組み合わせた六芒星の形) 二だと 両雄並び立たずとか竜虎相搏つといった 対立の構図になります 三つ巴の争いなんてのもあるか
2. 野沢菜は商標登録されてないと思います このように地名を冠したネーミングが一般に使われれば ブランディングとなります 「くまモン」は商標登録されていますが 使用料がいらないため 広く使われることとなりました
3. 古漬けを料理に使うのは珍しいことではなく 高菜の塩漬けを油で炒めてもうまいし 中華料理によく使われます ドイツの郷土食ザワークラウトは 鯉・鰻の煮付けやシチュー・炒めものなど 旨味・酸味・塩味の漬け汁とともに さまざまに利用されます

新選組

明治維新で薩摩・長州が政権を握りました その際の大政奉還に伴い 征夷大将軍が空位となり 日本に元首が不在という事態を招きました このままでは外国との交渉もできません
そこで薩長明治政府は 王政復古・天皇親政を唱えて 天皇陛下を元首としました 明治の元勲が補弼するなんていってますが 要は責任逃れです1)天皇陛下は元首であっても決定権を持ちません 江戸時代の殿様のように「良きに計らえ」です 臣下は自分に都合の好きよう計らいます しかし天皇陛下の同意を得られたことなので 自らが責任をとる必要がないのです
この無責任体制は昭和まで続き 未曾有の大敗を喫した大東亜戦争の責任を 政治家・役人・軍人はとっていません 昭和天皇がお一人で後始末したようなものです 当事者が誰も責任をとらないため 御自らマッカーサーを訪ねるしかなかった
マッカーサーはこのことを評価し 天皇制の存続を許可しました これも見方を変えれば天皇陛下を占領政策に利用したとも言えます 明治政府により歪められた天皇制の矛盾は今も続いていますね 天皇陛下が退位できないとか女性天皇を認めないとかです

鳥羽伏見の戦いで 錦の御旗なるものを捏ち上げたように 長州は天皇陛下を政治利用することしか考えていません なにしろ御所に火を放ち 京の町を焼き尽くすテロル攻撃を企んでいたのですから3)明治維新後 薩長明治政府はこの池田屋事件を 新撰組による濡れ衣といって歴史を抹消しようとしました 似たような例として 手取川で織田信長軍が上杉謙信軍に大敗した史実があります 信長公記にはこのことが全く触れられていないのです
これを持って手取川の戦いはなかったという者がいます 文献を盲目的に信奉することがいかに危ういかわかります むしろ風評に真実が隠されていることが多い

計画を察知した新選組の働きで 暴挙は未然にくい止めることができました 世にいう池田屋事件です なにが勤皇の志士ですか 火付盗賊に等しい不逞の輩です2)尊皇攘夷だの佐幕開国って誰が言い出したのでしょう そもそも幕末にそんなスローガンが 人々の口の端に上っていたのだろうか ♪ 昨日勤王 明日は佐幕 その日その日の出来心(侍ニッポン)

この手柄により 新選組の主立った隊士は 旗本に取り立てられました 京の安寧秩序を守る責務を全うしたのです
テロル攻撃に対しては 予防拘束が認められなくてはいけません 事が起きてからでは手遅れなのです そのために重要なのが 不穏な組織の情報収集・内偵です

新選組の特徴として 探索方の重視があげられます 諸士調役の活動内容は秘匿されていましたから 定かではありませんが
長州も新選組に間諜を送り込んでいました 新選組の内規・局中法度が厳しい内容なのは カウンター・エスピオナージの側面もありました 隊士は一般募集なので間者を防ぐことが難しかったのです

新選組のころは政権争いで 内紛状態にすぎません なによりも裏で糸を引く外国勢力がないのが幸いでした おかげで混乱していたにも関わらず 欧米列強の植民地になることは避けられました
戦国時代末から江戸時代 豊臣秀吉・徳川家康がキリシタンバテレンの活動を禁止したのが奏功したのです 今の日本はどうでしょう 外国勢力とその手先が跋扈しているように見えます
にも拘わらず 治安維持のための法が整備されず 当局は内偵・監視することしかできません 日本に敵対する組織・勢力であっても 事を起こさない限り手出しできないのです

ロシア・中国・朝鮮の謀略活動は盛んに行われています 第5列による後方撹乱に加え経済侵略は著しいものがあります さらに軍のハラスメント攻撃が頻発しています

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1. 天皇陛下は元首であっても決定権を持ちません 江戸時代の殿様のように「良きに計らえ」です 臣下は自分に都合の好きよう計らいます しかし天皇陛下の同意を得られたことなので 自らが責任をとる必要がないのです
この無責任体制は昭和まで続き 未曾有の大敗を喫した大東亜戦争の責任を 政治家・役人・軍人はとっていません 昭和天皇がお一人で後始末したようなものです 当事者が誰も責任をとらないため 御自らマッカーサーを訪ねるしかなかった
マッカーサーはこのことを評価し 天皇制の存続を許可しました これも見方を変えれば天皇陛下を占領政策に利用したとも言えます 明治政府により歪められた天皇制の矛盾は今も続いていますね 天皇陛下が退位できないとか女性天皇を認めないとかです
2. 尊皇攘夷だの佐幕開国って誰が言い出したのでしょう そもそも幕末にそんなスローガンが 人々の口の端に上っていたのだろうか ♪ 昨日勤王 明日は佐幕 その日その日の出来心(侍ニッポン)
3. 明治維新後 薩長明治政府はこの池田屋事件を 新撰組による濡れ衣といって歴史を抹消しようとしました 似たような例として 手取川で織田信長軍が上杉謙信軍に大敗した史実があります 信長公記にはこのことが全く触れられていないのです
これを持って手取川の戦いはなかったという者がいます 文献を盲目的に信奉することがいかに危ういかわかります むしろ風評に真実が隠されていることが多い

描写と説明、イメージ喚起

イメージ喚起と描写

○「そっとなめたら特濃でした」
✕「ミルクと苺の絶妙ブレンド」
いちごミルク飴のコピー2例 一つは情感・官能に訴えている 正解のマル もう一つは説明だが何も伝わらない バツであろう
△「甘くて小っちゃくて三角だ」
これは何といっていいか 形状そのままだ POPやパッケージと連動して初めて機能する 三角くらいか

「アイダホのポテトが東鳩のポテコになった」
五七調で軽快 広大なジャガイモ畑を想起できる 語呂合わせで原料を述べているだけ しかしイメージは結びつく

描写と説明の違いは何か 受け取る側が情景や行動をイメージできるのが描写ではないか いくら細かく説明しても 映像が思い浮かぶものではない 自らの記憶と経験からイメージが喚起される
それを導くのが描写 受け手が参加して成立するのが描写 説明してはいけないのだ 参加させるのはとても大事なプロセス 参加する時点で承諾しているから その後の行動に結びつきやすい

とくに広告コピーは行動を促すのが目的 人は感情で動く理屈ではない いちごミルク味おいしそう と思ってもらえなければ売れないのだ
アイダホと投げかけられたとき(ポテコは投輪形であった) 人は当然のごとくポテトをイメージする アメリカでもポテトといえばアイダホ フライドポテト・ポテトチップスに使われる
ポテコはアイダホ産のポテトを使っていたから このコピーができた 北海道産だったらジャガイモになって 語呂が悪いし映像が浮かびにくい(北海道にカウボーイは似合わない)

無意識のイメージ刷り込み

「ハウスバーモントカレー」も成功例か リンゴと蜂蜜を使った子供向け甘口のカレールー 当時流行ったというリンゴ酢に蜂蜜を加えた バーモント健康法とかバーモントドリンクにひっかけたネーミングだ
バーモント州の民間療法だったというが どうだろう 農業生産としてはリンゴとメープルシロップが多いようだ しかしそんなことはどうでもいいのだ いまやバーモント健康法はすっかり廃れ バーモントといえばカレーである

イメージを想起させるようなTVCMではなかった リンゴに蜂蜜を垂らすといったストレートな映像表現 「リンゴとハチミツ ハウスバーモントカレーだよ」
バーモントといわれたって何も思い浮かばない 使っているリンゴの産地ではなく 単なる記号にしかすぎない 物量に物をいわせイメージを刷り込ませた時代だった

子供向けといえど買うのは親である バーモント健康法なのだから 子供の健康にいいかもしれないという 無批判な漠然とした思い込みを狙った面があるだろう
いまでも無添加・天然なら体に優しいなんて信仰がある 乳幼児に蜂蜜を与えたり ミルクをミネラルウォーターで溶く母親がいるのだ