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最高経営責任者の姿とは

アイリスオーヤマの大山社長は 年間1000点にもおよぶ新製品プランの評価を すべてご自身でジャッジしておられるとのことです
TVでお話を聞いたとき たぶん社長が いちばん経験豊富だからなのだろうと思いました ところが 理由はその商品の売上計画が未達だった場合 社長に責任を転嫁することができるからなのだそうです これは社員のモチベーション上がります
まさに最高経営責任者を 身をもって体現されています(アイリスオーヤマでは、CEOという言い方はしていません 大山社長の肩書きはなんと 社長兼新商品開発責任者 だそうです)

日本の会社で社長というと 最高権力者みたいに思ってる場合が見られますが 最終的にすべての責任をもつのが社長です 現場でやったことだから把握していない なんて言い訳は通用しません(三菱自動車 雪印乳業 1部上場会社が不祥事を起こした時 聞き飽きた言葉ですね)
大山現社長が二代目で 実質的には創業社長だからとか 非上場のオーナー社長である等は 関係ありません
グローバル企業・大企業であっても 社風・企業風土は必ずあります
法人格には 法律上の権利・義務と同時に 自然人と同じようにキャラクターがあるのではないでしょうか 創業時の(あるいは中興の祖とか?)体質というのは受け継がれるものです

カテゴリー: マーケティング戦略論