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中国人・インド人

アメリカへの進出

グーグル・アマゾン・フェイスブックといった インターネット企業で目立つのが 中国人・インド人の台頭です なぜかと考えてみました

この両国に共通しているのが まず人口の多さです そして不平等な身分制・階級制の社会です 中国は唯一残る共産党独裁の国 インドはいまだにカースト制があります
閉塞した自国から離れ 自分の実力をもって 海外で自由にやりたいと思うのは無理ないことです また就労人数が多ければ 占める割合が多くなるのは当然です そのために目立つのでしょう

中国人やインド人の他国進出は インターネット企業のみの現象ではありません 昔からあらゆる分野で見られることです 強固な身分制度が続いているのでしょう
中国人は華僑として世界中で商売し 日本においても長崎で 南蛮交易の仲立ちで利益を得ていました インド人は宗主国イギリス支配の元 東南アジアの行政を また英印軍として軍務を担いました 長年培ってきた華僑・印僑のネットワークがベースにあるのは間違いないことです

当時の中国は共産主義社会ではありませんが 皇帝の専制支配という点で 今の独裁制と変わりないものです インドもイギリスから独立したとはいえ カースト制は相変わらず続いています
政治形態の問題ではなく 国民性というか民族性なのでしょう インドの支配階級は揺るがず 中国はどの時代でも覇王が交代するだけです
なお習近平の粛清により富裕層がアメリカに移住しています 多額の金を納めることでアメリカ国籍を得ることができるようです(中国人じゃありませんが孫正義もアメリカ国籍を買いました)

日本との関係

中国やインドの歴史・社会構造などを 我々が云々する必要はありません とくにインドは地理的に離れていることもあり あまり日本との関わりがない
しかし中国と日本は敵対関係にあります 決して友好国とはならないでしょう この中国との関係を考えるとき インドとの友好が重要になります

遠交近攻などといいます 中国の海洋進出・覇権主義に対し 極東・東南アジアの平和安全のために インドとの連携は欠かせない要件です インド海軍は英印軍時代からの伝統を持つ有力な勢力です またぞろ 中印国境がきな臭くなってきました
中国がブータンを狙っています 山岳高地のブータンは 中・印にとって緊要地形です 位置関係からもスイスに似ているかもしれません 国王が日本を表敬訪問したのは 同盟を意識してのことなのは明らかです なのに日本政府・外務省は全く無視です[01] … Continue reading
 
日本のインターネット環境は韓国に席巻され あらゆる業界・企業に中国資本が流入しています アメリカのインターネット企業へ中国人の進出も著しいものがあります このままでは海洋権益のみならず 日本の情報インフラはいずれ中国に支配されるでしょう
外交戦・情報戦でも日本は中国・韓国に大きく遅れをとっています[02] … Continue reading 外交攻勢に勝つためには 軍事力の裏付けが必須です インドとの軍事同盟を視野に入れる必要があります

註釈

註釈
01 ブータンは国力からも歴史からも中立国にはなれません 現状ではインドと同盟を結んでいます 経済面・軍事面で日本の協力を求めているのですが 日本は中国に遠慮してインド・ブータンとの提携をしないのです
02 いま話題のサンフランシスコ市長は 中国系の方のようです 巨大チャイナタウンが背後に控えていますから 人口比からいって当然の成り行きです 中国はこれからますます影響力を強めていきます 日本に対する誹謗中傷・言い掛かりも一層盛んになるでしょう
ロサンゼルスにリトルトーキョーがありますが チャイナタウンやコリアンタウンのように強固なコミュニティーではありません もちろん政治的な影響力など皆無です それどころか韓国人・中国人に蚕食され リトルトーキョーの名前のみで いまや日系人は見当たりません 日本人移民は本国政府から見捨てられた棄民なのです

カテゴリー: webマーケティング 情報戦・心理戦一般