コンテンツへスキップ →

投稿者: 一醉

永住権・市民権

オーストラリアが中国人実業家の永住権を剥奪したそうです この実業家(を称する人物)は オーストラリアの政治家に多額の献金をすることで 謀略活動をしていたとの疑いです

オーストラリアの前政権(首相)は親中国でした(奥さんが中国系だったのは一種のハニートラップかもしれません) そのためもあり 中国人の進出が著しく増えました かつて白豪主義[01] … Continue readingを唱え 中国人労働者の移入を制限していたことを思えば 隔世の感です
今度の中国人進出は 単純労働者の出稼ぎだけでなく ビジネスマン・富豪が多く オーストラリアの政治・経済に大きな影響を与えることになりました 富豪やビジネスマンといっても 中国政府と繋がった国策企業あるいは権益集団です

謀略工作

彼らの目的は政治・経済両面における謀略です オーストラリアは このような中国の工作に対して 親中国から一転して対抗措置を講じ始めたわけです
翻って日本の現状はどうでしょうか 日本と諸外国の国籍に関する制度は大きく違います

日本には永住権や市民権といった制度がありません[02] … Continue reading アメリカやオーストラリアと異なり そもそも移民を想定していないのです そのかわり日本人と結婚することで簡単に国籍を取得できます 偽装結婚で日本人に成り済ますことができるのです
従って日本国内で日本に対し敵対行動をとっても 永住権・市民権を剥奪して 国外追放することができません まして スパイを取り締まる法律が整備されていませんから 謀略工作は野放図という状況です[03] … Continue reading

以前の民主党政権時 中国人スパイが赤松農林大臣[04] … Continue readingを取り込んでいた事件がありました スパイを取り締まることができないため追及もせず うやむやに終わってしまいました 赤松がエージェントとして どれほど活動していたかも判然としません
しかし最近 日本特産の農産物の種子等が中国に持ち込まれる事件が相次いでいます その後も工作活動は継続され 地下組織ができているのではないでしょうか 中国による日本の経済・産業への謀略は 着々と進んでいると見てよいのです

註釈

註釈
01 中国人が対象だった白豪主義による黄禍は 日本人にも及ぶようになりました アラフラ海木曜島における真珠貝採取への弾圧が典型です
政策としての白豪主義はなくなりましたが シーシェパードの嫌がらせ(harassment)が容認されているように オーストラリアの民心・世論は親日とは言えないでしょう
02 諸外国では国籍を表す身分証明書が発行されていることが多いようです 日本には政府発行の身分証明書がないので保険証や運転免許証を身分証明代わりに使っています マイナンバーカードは身分証明書としてのみ使えばよいのです 諸外国でもICチップ付きのカードがありますが 従来のIDカードの代わりなのです 健康保険証や運転免許証と一体化するなんて馬鹿げたことはしてません
03 東西冷戦時のソ連による謀略工作 朝鮮戦争から逃れて来た半島人の画策 近年は中国の侵略が頻繁に起きています 日本は近隣から侵攻の危機に晒され続けているのです
謀略工作はスパイ単独で行うものではありません 必ず内通・協力の支援者を仕立てます 多くは金銭を使った籠絡です 最初は商品券などでごく少額ですが 一旦受け取ったら関係ができます
辻元清美が韓国籍の者から献金を受けていました セオリー通りわずか1万円の金額です 先方はこれから関係を作っていくつもりだったのに 政治資金収支報告書に記載してしまいました どちらも間抜けでしたね
04 赤松は親子で社会党員でしたから 親中国であるのは確かでしょう 親の代から内通していた可能性も考えられます 何しろ秘密活動なので憶測に過ぎません 上記のように表沙汰になるのはごく僅かです たとえ発覚してもお咎めなしが日本です
コメントは受け付けていません

環翠楼

塔ノ沢温泉「環翠楼」は 大正9年にできた建物をそのまま使っている旅館です 大正モダンの情緒が漂うゆったりした造りの宿は 非日常の時間にふさわしい興趣をもたらします
なによりも素晴らしいのは 女将以下のスタッフによる さりげなく行き届いた接客です さりげなく行き届くこれがなかなか難しい 目に見える過剰なもてなしとは違うものです

控えめで 押しつけがましさなど微塵も感じないのに 何の不足も覚えず 満ち足りた時を過ごせる これはバックグランドでの細やかな気配りがなせることです
一朝一夕にできるものではありません 長い伝統で培われる真のホスピタリティといえましょう 老舗たる所以です

建物の趣も時の流れが作り出すもの 時の流れに古びず さらに落ち着きを増すのは 吟味した良木を使っているからです 寺社建築の宮大工は 500年後1000年後の姿を考えて木取・木組をするといいます
年数が経っているから貴重なわけじゃないし 古いものだから価値があるわけでもない 今に生きていることが大切なのです

心地よい建物も良質な接客も 長い時を倦まず弛まず 家業に勤しんできた歴史そのものです これが老舗の姿です
伝統は営々と築くもの 今に生きてこそ伝統といえます[01] … Continue reading

ところで環翠楼ホームページのテキストは 実に名文ですね どなたが書かれたのでしょう もっともらしい修飾辞やわざとらしい感情表現はなく 簡潔でいて達意の文章です 環翠楼の佇まいに似つかわしい

もう一つ 環翠楼の料理は朝夕食とも素晴らしいものです 中で特筆すべきはご飯のおいしさです わき水で炊いているとのこと 各部屋にも汲んで冷やしたわき水が 常時置かれています
うまい水にうまい米 日本の風土ならではのお陰 ありがたいことです

註釈

註釈
01 日本の伝統とはこういうものです むやみに古いものをありがたがるのではない 伊勢神宮式年遷宮のごとく 今に生きるから伝統です 沖ノ島・宗像大社を世界遺産とやらに指定し 観光客を呼び込むなど実に愚劣不遜の行いです 中国・韓国から有象無象が押し寄せます
コメントは受け付けていません

アスクル・小包

アスクルは文房具(事務用品)の通販という画期的な業態でした 当時は「いづみや」の外販がデザイン用品の配達をしていて 消しゴムひとつでも届けてくれました 大変便利なものでしたが 業界(古語?)だけのことです
これを一般の事務所にまで広げたわけです 始まりがそうですから 個人客はお断りみたいな態度で相手にしなかった 要するに大量購入が条件でした(月間取引額が決まっていたように思う)

ところがインターネットの時代になり 薄利多売から他品種少量への対応は必須となります 個人客を相手にしないビジネスが成り立ちにくくなったのです
そこで LOHACO by ASKUL なる個人向け通販事業を始めました しかし企業体質は相変わらずで まとめ買いがお得なんてやってます

ロジスティックスのシステムも お客様指向はみられません 自分たちのやりやすい様にやってるだけです お客様のことを考えない
ところで使いにくいシステムといえば 「ゆうちょ」と「JR east」が極まってますね 国鉄・郵便局の内向き体質そのままです

客の方を全く見ていません システムの設計は業者とのやりとりだけです(ユーザー・インターフェイスの分かりにくさが表しています) 当然そこには利権も絡んでいるのでしょう すべてが自分たちの都合です
とくに JR east は最近システムを変更して[01] … Continue reading ますます使いにくくなっています かなりリテラシーの高いユーザーでも苦労している状態です

アスクルさんも いわゆるB2Bの取引が中心でしたから 似たようなものです そのままの企業体質で個人客に手を広げたのでしょう 独自配送のようですが従業員のトレーニングがなってません
ゆうパック(旧日本通運ペリカン便+郵便小包)の配送員も外国人アルバイトとかが多いですね 初めて個人向け配達を手がけた クロネコヤマトはさすがに行き届いています プロフェッショナルな対応ができるスタッフです

註釈

註釈
01 JR内で3種類くらいあったポイントを一つに統合しました その移行をユーザーにやらせて移行しなかったら無効にするという 3種類もあったのは色んな事業部が勝手に作ったからです(多分)
昔みずほ銀行ができた時に大規模なシステム障害が発生し 全国のユーザーが多大な被害を受けました 当時の頭取が銀行の損害はないから 問題ないと言ったことを思い出します まさに守銭奴の言い分ですね
コメントは受け付けていません