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タグ: 領土

デマゴギー、アジテーション、プロパガンダ

ブッシュ大統領が言ってましたスローガン「悪の枢軸国」 私たち日本人にはかなり違和感がある言葉です でもアメリカ人には受けた
「連合(Alliance)」と「枢軸(Axis)」は軍事同盟の様相を示す言葉で 悪とか善とかに関係ないのですが これを結びつけるレトリックは煽動の典型です
アジテーションにおいて選択肢があってはいけません 極端に単純化した感情的な善悪二元論を何度も反復し それを受け入れるか拒否するかを迫るのです 内容が事実であるかどうかは その際まったく問題にされません[01]保守反動とか進歩的文化人 右翼だの左翼だのセンターだのとレッテルを貼るのも 物事を単純化して思考停止するプロパガンダの一つです
一般のアメリカ人にとっては インディアンを討伐する騎兵隊や メキシコ人を掃討するテキサスレンジャーと同じ感覚のヒーロー像でしょう

2016年大統領選挙の予備選で ドナルド・トランプが一定の支持を得ているのも同じ理由です 差別的発言を繰り返していますが 分かりやすい敵を作り出すためです)

連合国対枢軸国 軍国主義対平和主義 有色人種対白色人種 先進国対未開発国 文明人対野蛮人 東洋対西洋 南半球対北半球 共産主義対資本主義 労働者対資本家 おおざっぱに言ってしまえば 二元対立論ってキリスト教的なんじゃないかなと思います
アメリカ映画を見ると 地方都市は人種・宗教・出身国ごとのコミュニティで形成され それぞれにボスがいます 一番強い結びつきは宗教でしょう もちろん映画のことですから誇張はされていると思いますが かなり実態を表しているのではないでしょうか

日本人にとってなじみ深いのは 三大◯◯ これは三角関係でも三すくみでもなく 三者が並立しています とくに優劣をつけない 争いがあっても「三方一両損」なんかで体良くまとめようとする
日本が宣伝戦に弱いのはこの中庸の感覚かもしれません アジテーションは善悪2者択一で「どちらとも言えない」という第3の選択肢はないのです 善でないものは必ず悪であって 両者痛み分けもということもない
政治でいえば中道の第3極がキャスティングボードを握るなんていうのも世迷い事です どっちつかず右顧左眄に過ぎない 国連ももちろん中立な立場ではありません(それにしては国旗に三色旗が多いですね)

シーシェパードはオーストラリアだから白豪主義が支えているのでしょ 根本のところではキリスト教に由来する考え方 つまり人間は他の動物と違い 神に選ばれた特別な優れた存在 だから他の動物を慈しまねばならない でもこれが白人優位に結びつくのはどこから 十字軍あたりなんでしょうか
異教徒は人間に似ているが動物並みの野蛮な存在 だからクジラを食べる日本人は共食いである といった理屈ですね カンガルーはノアが救わなかったのに勝手に生きて繁殖していたから 食うのはお咎めなしなんだろうか[02] … Continue reading じつに粗雑・浅薄な思考です キリスト教徒に日本文化論を持ち出しても無駄です

植民地支配とキリスト教

まぁ要するに昔のイエズス会みたいなものです 神の教えに背くものは本当の人間といえません イエズス会といえば 植民地化の先兵として 果敢な布教活動をしていた歴史があります 宣教師の宣は宣伝・宣撫(プロパガンダ)です 神学は植民地支配に都合のよい理屈として使われた面があります
日本で成功しなかったのは 信長に取り入ったからでしょう 情勢を見誤ったのかもしれない カソリックの情報網は世界的なもの(今でもバチカンの情報組織はモサドに次ぐ実力といわれます)でしたが さすがに極東の島国までは網羅できなかった

キリスト教徒の多くは文盲でしたから 神父が持つラテン語の聖書はたいそう神秘的で信仰の対象でもありました 皆が聖書を読むようになったのは宗教改革の後です これには印刷技術の発展が大きく寄与しました
仏教でも経文に重きを置く法相宗などありますが 経巻自体を崇めることはしません 大事なのはそこに書いてある内容すなわち「識」です また日蓮宗では経文の文字がすべて仏と見なされます これは日本人の識字率が高かったためでしょうか イエズス会にとって日本は布教しにくい国であったと思われます

植民地支配の常道はその国の貴族階級に特権を与えて 二重支配というか間接支配することです イエズス会もやはり戦国大名を布教の対象としていました でも日本には明確な身分制・階級制度がなかったので うまくいかなかった 下克上の時代は庶民の時代であったことを見抜けませんでした 太閤秀吉の存在を軽く見ていた節があります
庶民は異国渡来の案山子の神様として あらたかな豊作の呪力を期待し クルスを拝んだという話もあります してみると隠れキリシタンがマリア観音を拝んでいたというのも 観音像に仮託してのマリア信仰ではなく 単純に観音経の本尊と見ていたとも考えられます[03] … Continue reading

中国が行っていた冊封体制も同様なものです 朝鮮半島支配は両班を特権階級に仕立てました 中国人はキリスト教ではなく拝金教なので 支配の理屈は現世利益の朱子学です 神学によく似た正邪二元論ですね
韓国もキリスト教徒です キリスト教は軍隊組織で 秩序を最重視する儒教と折り合いがいいのかも 国旗の中央に描いている太極も陰陽で永遠に続く二元対立を表しています(一見すると二つ巴に似ていますが 全く別のものです)
古来より今に至るまで部族間の争いを繰り返している朝鮮半島の歴史そのものです 敵がなければ自分たちのアイデンティティを保てない 常に敵を求めます 韓国の大統領選は両班同士の抗争です 武闘でないのはいかにも科挙の国らしい

新教徒たちの新天地がアメリカです どこでデマゴギーのキャンペーンを展開すればいいか心得ています キリスト教系カルト集団が多いアメリカの地方で共感を得やすいでしょう 悪意に満ちたデマゴギーでもキリスト教徒の言い分の方に同意します
日韓の領土問題その他についても キリスト教関連団体を通じて盛んに揺さぶりをかけています ローマ法王まで担ぎだしましたね 現法王のフランシスコ1世はイエズス会出身です(ニューズウィーク日本語版) イエズス会は使命感に富み純粋です
中国におもねるのは 両班として宗主国に忠実な姿を見せるためでしょうか 詳しくは知りませんが 韓国のキリスト教は朱子学の影響を受けてか 現世利益を強調すると聞きます やはりやっていることは金目当てです

キリスト教の葬式に出たことがあります 説教(?)を初めて聞きました 本当に戦闘的な宗教なのですね(宗派によって違いはあると思いますが) 死後は神のもとに戦士として招集されるのだそうです なるほど天国に《召される》と言いますね[04] … Continue reading
現世での精勤度により階級が定まるのだとかいってました でも天国の正規軍は天使軍団ですから人間はたぶん民兵ですか 今もあるかもしれませんが 歳末に救世軍の人たちが社会鍋というのをやっていました
全員軍服の理由が分からなかったけれど 教義に忠実ならば別に不思議な姿ではないわけです でも世界一軍服が似合わない軍隊かもしれない
キリスト教は戦う宗教ですから 正義のため徴兵に応ずるという土台は築かれています

註釈

註釈
01 保守反動とか進歩的文化人 右翼だの左翼だのセンターだのとレッテルを貼るのも 物事を単純化して思考停止するプロパガンダの一つです
02 他の動植物は神が芽生えよとか言って 勝手に生まれ勝手に生きています 人間だけは神が作りました 魂は神の息吹ですが 食べないと肉体を維持できません そこで神は人間の食べ物を定めました 砂漠に鯨・イルカは泳いでなかったので 含まれません
03 ヨーロッパ各地にもマリア信仰があります 詳しくは知らないのですが おそらく土着神との習合ではないかと見ます クリスマスに始まる現在の風習にも相通じるものがあるでしょう クリスマス・ハロウィンなどは もともと行われていた農事祭をキリスト教の教義に結びつけたものです 旧来の信仰にキリスト教との整合性を与える 巧みな教化・宣撫策でした
04 天国に行くのは兵営に入舎するようなものです 天国よいとこ一度はおいで なんて言ってられない ブートキャンプが待っています さらにその先はハルマゲドンです
裸の子供が弓矢をつがえているのは キューピッドです 背中に羽が生えているのでエンジェルと混同されていますが まったく別物です 天使は神の使いで兵士です
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憲法と戦力

中国は日本近海で挑発・擾乱(harassment)を繰り返しています 海上だけでなく航空機でも体当たり戦を試みているようです 人海戦術は八路軍の兵1人より小銃1丁の値段が高かった事から考えられました
人民解放軍の予算がいくら潤沢とはいえ 航空機も船も小銃よりはるかに高価です このように無謀な行為は匹夫の勇 大変愚かな連中です
軍紀が乱れているのは淮軍以来の伝統でしょうか 気違いに刃物という言葉は単なる比喩ではありません セオリーに則った行動をとらないから動きが読めず 対処できない危険な相手という意味です

国連憲章51条は 紛争が起きた場合国連軍が到着し仲裁するまで 当事国および同盟国が自衛のために交戦することを妨げないというのが素直な読み方です もっとも 5カ国の常任理事国のうち2カ国が侵略を繰り返している国連に 平和を語る資格はありません 敵国条項があるかぎり 中国が日本に軍事侵攻することは正当化できるわけですし

日本以外の国は 侵略戦争をしないと憲法に明記していても 自国防衛と上記国際機関へ協力のため戦力を保持しています 同じ第2次世界大戦の敗戦国であるドイツもイタリアも正規の国防軍があります
一方日本国憲法は明確に 国際紛争解決の手段として一切の武力行使と交戦権を否定しています 戦力を保持しないのですから自衛も正当防衛もあり得ないわけです むろん国連軍にも参加してはなりません[01] … Continue reading

自衛隊を継子扱いのまま 国連憲章や憲法を手前勝手に解釈するのは 仁義無き戦いならぬ大義なき戦いを強要することになり 実戦の際さまざまな制約が生ずるでしょう
もちろん日本だけが無腰(警察権)あるいは竹光(自衛権)で戦い 紛争の相手国はそんなことに頓着する義理はありません 集団であろうが個別であろうが 自衛権・正当防衛で運用しろなど自殺行為です
現代兵器は命中精度が高く 先制攻撃以外に勝機はないので 後の先というわけにはいかない 日本の国土は縦深がないため いったん先手を取られたら反撃不可能です[02] … Continue reading 専守防衛(=本土決戦)などありえません

国防は外交の一環一手段です 武力の裏付けがない外交など成り立たず 外交と無関係な戦争もないのです 外交は武力をともなわない戦争であり 戦争は外交のもう一つの形です 外交戦の失敗を糊塗するため 責任を転嫁するため軍を使うことは本末転倒 許されることではありません
北方領土・竹島・尖閣諸島と日本外交は連戦連敗 近隣国に国土・領海を蹂躙されているのは おそらく現行憲法の所為でしょう しかし憲法の曲解でなし崩しに武力行使するのは きわめて危険で無責任なことです 喧嘩するなら腹を括らねばならない

偶発戦に見えても戦争は外交失敗のあと起きること逆はありません 自衛権だの正当防衛と外交・国防はまったく関係のない話 正規軍による脅威(脅迫威嚇)はあっても 非正規軍による限定的な武力行使など あり得ないことです
個別的自衛権とか集団的自衛権といった国際的に通用しない用語を使うのは 調査捕鯨などと同じく目くらましのために論議をすり替えているのです
他国から直接・間接の侵略に対して 軍ならば最高指揮官(通常は国家元首)の命令で武力をもって制します 武力行使の責任を取るのは最高指揮官になります 責任をとる者がいなければ統帥権の放棄です

それどころか 戦力の不保持をうたう現行憲法には統帥権の規定さえありません 今のままでは軍事行動に対して 誰にも明確な責任がないのです
伝家の宝刀をひとたび抜けば 血を吸うまで鞘に納まらない 軍というのは兵を退くのがいちばん難しい そんな気軽に出せるものではありません
まして治安維持部隊の代わりに 要請もないのに公海上の他国船や外国で武力をもって応戦するに至っては 甚だしい越権行為であり 主権侵害にあたります

国策・政策の下位に外交があり さらにその下位に軍事行動があります これがシビリアンコントロールの趣旨です 大義のもと正々堂々と戦う覚悟がなければ 決して刀を抜いてはいけません 兵を犬死にさせることになります
統帥権は兵だけでなく 国民全ての生命・安全・財産 そして国の独立・国土・国益を守るための重い責務を伴います 軽率な憲法解釈などで疎かに扱えるものではないのです

2018年4月9日追記=戦地に派遣された自衛隊の日報で 本当の状況を書いたら 文句を言われたので秘匿した これに言いがかりを付けられています 軍隊でないはずの自衛隊に対して シビリアンコントロールを持ち出すとはどういう料簡なのか 野党議員が軍事・外交に口を出したり政争の具に使うなど越権・利敵・亡国行為です)

註釈

註釈
01 ところで「陸海空軍その他の戦力」の“その他”ってなんのことでしょう おそらく州兵と沿岸警備隊じゃないかと思うんですが そうすると海上保安庁はその他の戦力に該当します 自衛隊どころか海上保安庁も憲法違反ですね
朝鮮戦争時に海上保安庁が機雷処理に駆り出されたそうです 一人の犠牲者が出ていますが 戦死ではなく事故死ということになってしまいます
現行憲法のまま自衛隊を明記し 戦地に派遣することになれば 交戦権を持たない自衛隊は 敵の攻撃を受けてからでないと反撃できません それも必要最低限の装備しか持てないのです
02 ナポレオンもヒトラーも ロシアの冬将軍の前に敗退しました ロシア国土の縦深が深く補給線が伸び切ってしまうのです とくに冬場は食料の現地調達もできません ロシアと対等に戦ったのは極北のフィンランドだけですね
反対に中東戦争でイスラエルがエジプトに圧勝したのは エジプトの戦車がソ連製だったからです シベリア仕様の戦車を砂漠に持っていっては使い物にならないでしょう 地形・気候を考慮しない戦略・装備では戦えないのです
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沖縄_尖閣_台湾

沖縄の歴史を見ると 琉球王国の頃から日本本土より中国大陸との関係が深かったわけです そのうえ昭和大戦時に唯一アメリカ軍との戦闘が行われた日本領土です
そうしてみれば 沖縄の人たちの心理や利害関係において 「アメリカ軍は沖縄から出て行け」「熱烈歓迎人民解放軍」と唱えるのは無理からぬ面があります ospreyはミサゴという意味ですから離島作戦に最適です 中国が配備に反対するのはうなずけます

江戸時代以前より尖閣諸島近辺の漁場は 沖縄のサバニ船と台湾の船が入り乱れて漁をしていたようです(糸満の漁師はサバニ船でハワイまで行ったという言い伝えがあります)
沖縄宮古島の漁船が時化に遭って台湾の港に避難したことがありました なんと台湾漁民は日頃から漁場で競っていた宮古の漁民をこのときとばかり虐殺したのです 生き残って逃げ帰った人たちの報告でこのことが明らかになると 虐殺に関わった台湾人を処罰するため 睦奥宗光だったか大隈重信が清国に 台湾は貴国の行政支配下にあるかと尋ねます

清国の答えは否でした ただし文書ではなく口頭の返答です(さすがしたたかな中国人決して証拠を残さない) 日清戦争・下関条約の前のことです 後に日本は台湾総督府を置くことになりますが 最初から台湾は清国の施政下ではなかったのですね 女真族は大陸の民ですから海を越えるのは苦手だったのでしょう
それにしても 今もそうですけれど 当時から中国・朝鮮の外交戦・宣伝戦・情報戦は日本を遥かに上回っていました 日本が台湾を植民地化したという言い方はデマゴギーです 国性爺合戦に描かれるように 日本と台湾は深い関係があります[01] … Continue reading

元寇のときも兵卒は高麗人(朝鮮民族)でした 大陸の民である蒙古軍は陸上戦に長けていますが 渡海での侵略は初めてですから 朝鮮人を使って日本に進攻しました
おそらく船頭や朝鮮人乗組員は 時季が悪いからと進言したのに 海のことをまったく知らない蒙古人指揮官が聞き入れなかったのです 陸戦の経験を海戦に持ち込んで通用するわけありません しかし成功体験は恐ろしいもので慢心を生みます

尖閣諸島だけでなく 南シナ海でも中国船がベトナム沿岸警備隊の船に体当たりしています これはイレギュラーな戦法ではなく 古来より行われていた衝角戦の応用で かなり有効です 元・清のころに比べ進歩しているといえます 
たとえば海上自衛隊のイージス艦に中国船が体当たりを企図した場合 自衛権では応戦できません まして先だっての時のように漁船に偽装していたら なす術がありません いかに有形戦闘力で勝っていても 運用できなければ意味がないのです
2017年6月17日追記=伊豆沖でアメリカのイージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突しました イージス艦は大きな損傷を受け乗組員が行方不明になっています 現今の軍艦は装甲を重視していません とくに駆逐艦級の船体は高速性が要求されるためさほど堅牢ではないのです
コンテナ船の球状船首がイージス艦船腹に穴を開けたわけですから まさにラム戦そのものと言えます 専守防衛などといって先制攻撃できない自衛隊が中国と戦ったら犬死するだけです)

離島における領土問題に関する外交と戦争については 竹島とフォークランド諸島で理解できるでしょう 韓国は外交努力で竹島を強奪し イギリスは女王陛下の名の下にフォークランドを奪還しました
台湾帰属の推移を見れば 中国の主張には整合性というか戦略の一貫性があります 台湾が中国の領土であるから南シナ海は中国が支配するという理屈です 日本の外交のように場当たり的な その場しのぎの思い付きでやっていることではありません

人民解放軍の前身である八路軍は 人海戦術で象徴されるよう兵数に勝りますが装備は貧弱でした 海軍はほぼゼロの状態です 対する国府軍は李鴻章の流れで海軍力がありました
毛沢東が漁夫の利を狙って 日本と戦って疲弊した国府軍を追い落とそうとしたものの 台湾に逃れるのを追うことができず みすみす見逃してしまいました

今の人民解放軍の軍事力 ことに海軍力の充実には眼を見張るものがあります 台湾の海軍力が今どれほどかは知りませんが 中国の目標は台湾ではなく 尖閣であり沖縄であり日本のシーレーンとなりました

註釈

註釈
01 江戸時代初期にオランダの東インド会社が 台湾を占領し要塞を築いて 日本の貿易船に課税しようとしました 明と図ったことでもありました これに対して御朱印船の船頭であった浜田弥兵衛は 現地の高砂族の代表を引き連れて江戸に赴き 日本と外交関係を結ぶとともに 台湾を自由貿易港とすることをオランダに申し入れたのです 国性爺合戦と共に記憶しておきたい史実です
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