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タグ: 顧客

マーケティングエージェンシー?

この インターアクティブ有限会社・小笠原昭治氏による顧客十戒は素晴らしい 旧約 新約 私ではとても これだけ分かりやすい書き方ができない 内容はすべて頷けることばかり 仕事を進めるうえで常に心がけねばならない

インターアクティブ有限会社のページを見てみると 具体的であるし私の訴えることとほぼ共通している 戦国時代の武将を例に引いてるところも似ている(私は せいぜい江戸時代後期からです 戦国時代はさすがに使わないですね あまり資料がないので) 実践的マーケティング論としてお勧めであるが 私のページとは別の意味で分かりにくい所もある

それにしてもwebデザイン ロゴ・マーク イメージ・キャラクターはどうだろう とても広告代理店出身の人とは思えないが
顧客層に合わせて計算しているとしたら 恐るべき戦略なのかもしれない マーケティングエージェンシーは洗練性を求めないものだ 営業戦線は泥臭いものであって 格好つけても始まらない
しかし フリーでロゴを作れると言ってるから そうではないと思われる 視覚化に関しては けっこう安易に考えておられるように感じられる

ともあれ ここの講習を受ける必要のない経営者が 私の顧客になるだろう 当所とは競合しないわけだ とくにインターネットのコンペでロゴを作ろうとか 自分で作れば只じゃないかでは コミュニケーション戦略を構築できない

当所マーケティングの特徴は デザイン戦略も立てられることである いわば 実戦経験が豊富な傭兵といえる
政策・戦略・戦術を持たないクライアントに秘策を授ける 軍師(コンサルタント)ではない 提供するのは 考え方やノウハウでなく戦技そのものなのだから

昔 電通に宣技局という部署があった 宣伝技術局の略なのだが おそらく戦闘技術の意味もかけていたのではないだろうか

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出版流通 日米の違い

アメリカは日本と異なって書店数が少なく また本の流通網が整備されていないそうです 出版社も問屋も各州単位で営業しているからです そのため希望する本の入手が難しいという事情があります
これを解消したのがアマゾンです アマゾンのポリシーはすべての書籍がそろい 欠品がないことです あらゆる出版社と契約を結び 自ら在庫し 顧客が希望する本を通信販売します 絶版であったり 重版・増刷の予定がない本の場合は オンデマンド印刷で1冊から販売します

たとえ1冊でも通販できるのは 版元と直接契約し さらにロジスティックスと管理システムを自ら構築しているためです このフローのうえでキンドルが開発されました
キンドル自体が通信機能を持つのも 一つの販売チャネルと考えれば当然です 販売するのはあくまでコンテンツであり ブックリーダーを売っているわけではないのです

翻って 日本での本の流通はアメリカとほぼ正反対に取次が支配しています
書店に対しては 取次から月2回の請求があります 2週間以内に返本しないと 送りつけてきた本の代金を払わなければなりません そのため新刊書籍は2週間しか店頭に並びません
取次から出版社への支払いは年2回で しかも返本の費用は出版社持ちです
結果 売れる本売れる見込みのある本しか書店に並びません
日本でも別の理由で読者の手元に欲しい本は届かず やはり入手が難しいのです

また日本では 出版社と著作者が対等の契約関係とはいえません 出版社は独占的に出版権を囲い込んでいて プリント・オン・デマンドは非常に難しい状況です キンドルの普及もかなり困難でしょう さすがのアマゾンも このムラ社会には苦労しているようです

出版営業は取次と書店が対象であって 直接のお客様は読者ではありません 旅館の営業先が旅行代理店なのとよく似ています
団体客が相手の形態なら 旅館にとってまことに都合のよいシステムでした 特に努力をしなくても代理店が客を送り込んでくれたのです
いまの旅館業の衰退ぶりから 日本の出版界の未来がすかし見えてくるようです

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SNS広告

もうキャッチフレーズの時代じゃない
つまり広告の時代は終わった(と言いたいのだが……)
気を惹く 目を引くキャッチフレーズで売れるか 企業に好イメージを持ってもらえるか むしろスローガンの方が大切な気もする 流行りの言葉で言えばブランディングだ 共感してもらうことだ となると マーケティングの仕事だ

ところで SNS広告は有効か? アドワーズより もっとターゲットを絞り込んだ訴求ができる? 会員のプロファイル情報はそんなに正確か? Twitterにも言えるが 本当にヒューマンな繋がりなのだろうか?
広告の形態としては 3行広告のようなものだろう クチコミ効果は強力だと思う 擬似的にせよ 村内の噂は広まるものだ 狭ければ狭いほど 驚くべき影響力がある
ただ 従来の広告と同じ感覚で取り扱っては無理ではないのか? いくら精緻なデータを積み上げても 顧客を誘導したり コントロールするのは難しいことだ というより やってはいけないことだろう
マス媒体に流される層(実はこの層が大半なのだ たぶん洋の東西を問わず)と同じに扱ったら間違うと思う

携帯SNSはあんなにぼろ儲けしているのに FaceBookが日本でいまいち受け入れられないのは どんな理由によるのか分からない やはり日本人に自立心がない? 自制心も自助努力も足りない お膳立てしてもらったもので満足するためか

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