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タグ: DTP

パソコン画面のブルーレイ(ライト)カット

青色LEDバックライト光源

仕事の道具をMacDTPに切り替えてから20年以上 何台目かのデスクトップとノートを使っています そんな日々で昔は感じられなかった目の疲れの原因は 年齢だけでなくモニター画面の光源にあるようです
最初のCRT(ブラウン管)モニターでは そんなことがありませんでしたから 液晶画面が標準になってからも特に疲れが増すようではなかった

パソコン画面の害がいわれ始めたのは 液晶バックライトの光源が 冷陰極管からLEDになってからです 冷陰極管は蛍光灯と同じ原理で照度も演色性も十分です また温度が上がることがありません そのため洋菓子や洋品類のディスプレイ照明に使われます 管径が細く形も自由に作れバックライトに最適でした
LEDで白色を演色するには 赤・緑・青の三原色を使います(カクテル光線ですね) しかしこれは ひとつの素子に3色のLEDが必要なので 小型の光源には向きません
大半の製品は青色LEDに黄色蛍光体のフィルターをかけることで 疑似的に白色を作り出しています 少し高級なものになると青色LED+緑色蛍光体+赤色蛍光体です

光の三原色、色の三原色

いずれにしろ普及品の光源は青だけです そのためLEDバックライトには 青色の波長が多く含まれます 光源が原因なので 画面の色補正や明るさを調整しても 青色波長を取り除くことはできません 白色の冷陰極管が目にはいいと思いますが 高周波電源が必要などの理由で使われなくなりました

よく光の三原色の説明に赤・青・緑を合わせると白色になる 色の三原色ではマゼンタ・シアン・イエローを合わせると黒になるとされます しかしこれは理屈上の話であって 現実にはその通りになりません はっきりいって嘘です
3色の絵の具を混ぜても茶色にしかならないのです(やってみれば分かります 決して黒にはならない) 黒は光がない状態ですから色では表わせない 同じように白色といっても人間の感じ方です 虹の七色を合わせた白という色があるわけじゃない
白も黒も色ではないから どちらも無色なのです そのため印刷では3色+墨(カーボンブラック)を使います 白は紙の地のままです 絵具の白と黒にも3種類の原料があり それぞれ色合いが違います[01] … Continue reading

青色LEDが発明されるまでLED照明は実用化されませんでした 人間の目は青色を明るく感じるため 緑色LED+マゼンタ蛍光体や赤色LED+シアン蛍光体では 十分な輝度が出せなかったのです このことからも青がまぶしさの源であることはたしかです
波長の短い紫外線は滅菌に使われるほどで 生体にダメージを与えることは広く知られています 近い波長である青色については あまり意識されていません 最近の研究では青色波長も 人間の目に傷害を及ぼすといわれています

青色波長は眩しく目が疲れる

ひとつ例証を上げれば 山スキーをすると「雪目」になることがあります 雪山では常に雪面を見ています また高度が上がれば日差しも強くなります
白い雪に反射する紫外線や青色光線が 雪焼けとともに目に傷害を与えるのではないでしょうか スキーゴーグルにオレンジ系が多いのも このことを物語っています

また航空パイロットやクレー射撃の際に使われる サングラス・バイザーのレンズはオレンジイエローです 青空を見上げるとまぶしく感じるので 視界を確保するために用いられます
もともと人間の眼の水晶体はわずかに黄色味を帯びているのです 青色波長をカットするためといわれます 白内障の手術などで無色透明な人工レンズを入れると まぶしく感じることがあります

空が青いのはレイリー散乱という現象で 波長の短い光線が空気分子に反射するからです 成層圏の上方から紫・青の順番に散乱します
このフィルター(大気圏)がなければ さらに波長の短い紫外線やガンマ線も吸収されず 地表にまで届き 私たちはたちまち焼け焦げてしまいます

特にノートブックやタブレットなどは TVとは違い至近距離で画面を見つめます 今までの自然環境では存在しなかった LEDの青色波長による害は確実にあると思われます
ブルーレイをブロックする眼鏡(ただしレンズの加工精度が低いと かえって目が疲れるということもあります 信頼できるメーカーの製品を購入しましょう)や画面に貼るフィルムを使うと目の疲れ方が違います これは決して気のせいではありません

青色波長が眼に悪いとする医学論文がないといいます しかし証明されてないからといって 事実が存在しないことにはなりません 理屈が先にあるわけじゃない
青色だけの単色光源は今までになかったものです 自然界のバランスとは大きく異る光源による障害は未知の領域です 従来の医学常識が通用しないのは当然でしょう

これからも技術流出は続く

冷陰極管とデジタルTVのプラズマ画面は共通点があり また日本が世界に誇る技術でした(プラズマTVの画面は自然できれいな色でした)
しかしどちらも製造原価の安いLEDや液晶に取って代わられ しかもそのLEDと液晶さえも韓国・中国に席巻されてしまいました 液晶TVでトップを走っていたシャープが 台湾の部品メーカーに吸収されたのは象徴的な出来事です
また次世代のディスプレイと期待される有機ELが 韓国の独擅場になることは間違いありません

註釈

註釈
01 漆黒といいます 黒色の代表ですね 生漆(透漆)に油煙墨(ランプブラック)や酸化鉄の粉末と植物油を加えて作ります 油絵の具もアマニ油(リンシードオイル)で練りますから漆黒を表現できます ポイントは油分による照り・艶なので 水彩絵の具で黒を描くのは至難の業です 透明水彩の場合は紙の地を残して白を表現します 油彩は不透明ですから白色絵の具を使います いずれも擬似的に白・黒を描くわけです
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仕事

こんな仕事をしているため 時々クライアントからパソコンのことで質問を受けたり相談されます でも私はWindowsは全く分かりません ワード・エクセル・パワーポイントに触ったこともないし 第一私の仕事に必要ないものですから使ったことがない PCに詳しい人というわけじゃないので聞かれても困る

もともと映像制作・広告・出版から始まりMacDTPへ その流れでwebマーケティングを専門としています その間Windows機だけでなく 携帯電話も持ったことがありません
一時Windows mobileのスマートフォン(ウィルコム)に手を出しましたが 使いものにならず あきれ果ててしまいました 全然スマートじゃないからダムフォンというらしいです それ以来Windowsは見切りをつけています

Windowsの日本語入力に関して 不思議なことがあります クライアントから受け取る原稿に 半角パーレンと全角パーレン そしてプロポーショナルと等幅フォントのカタカナが混在(一つの単語に)しているのです なぜそんな面倒なことをするのかと聞きましたら パソコンが勝手にやっているということです
どうも日本語版Windowsは そういう仕様らしい 少しでも文章の仕事に携わっていれば 違和感を覚えるはずですが 開発している技術者の方は何にも感じていないのですね ちゃんと読めるんだから何の問題があるの? といったところでしょうか
一般事務や技術畑の人たちばかりか 編集に関わる人もWindowsを使う[01]MacDTPの経験がなく 最初からWindowsしか知らない編集者が多くなったので そもそも全角・半角の違いが理解できないのかもしれませんようになって どこかの学習百科事典も 半角・全角混在のままになっているのがありました

今はMac2台に MVNOのアンドロイド・スマートフォン ChromeBookを連携させています あとpomeraも愛用しています ひたすら文章書くのに本当に重宝します 文字種が少なく変換効率も低いのですが 平易な文を書くためにはかえって都合がいい
ChromeBookの使い勝手は 良くも悪くも価格相応という感じです 手軽でなかなか便利に使っています だがこれで長文を書くことはしません(推敲・編集はします) pomeraのほうが書きやすい(目が疲れないから? DM10です)

考えてみると 世間一般のトレンドから かけ離れているものばかり選んでいます Windowsマシン ガラケー iPad・iPhone LINE などには一切縁がありません Evernoteなんかも用がないというか使い道がわからない Googleに絡めとられていますが これは所詮逃れようがないので
いわゆるケータイを使わなかったのは(けっこう不便でした) 通信キャリア会社の詐欺まがい商法に不信を抱いていたからです

従来のメディアでは新聞・出版・印刷の知識が必要でした メディアが変わったことによりパソコンやインターネットの知識が必要になっただけで やっている仕事内容は以前と違いはないですね 映像の知識もインターネットでは あまり役に立たないようです

註釈

註釈
01 MacDTPの経験がなく 最初からWindowsしか知らない編集者が多くなったので そもそも全角・半角の違いが理解できないのかもしれません
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手と目で考える→ワープロ→Mac

悪筆のせいもありますが(編集の仕事でテープ起こしなどやると 書いたメモが自分でも判読できないほど) 私にとってワープロは救世主でした

書くという行為は 頭の中の思考を整理する意味もあります 手を動かすことで考えがまとまり メモを見直すことで筋道が立つのです
紙に筆記具で書くより キーボードを叩く方が手を動かすし 乱雑な手書きメモより ディスプレーで見る方が構成を把握しやすいものです とくに消しゴムで消したりすると 思考が止まってしまいます

ワープロが出回ったころ 手書きでなければ気持ちが伝わらないといった論議が盛んでした いまは全く聞かれません 清書用と考えていたのでしょうか
当時のワープロ専用機にもレイアウト機能はありました エディトリアルデザインにはまったく非力で 使い物にならなかった覚えがあります

発展形として テキストエディターを使うようになりました 取材した内容を片端からメモ書きして 後で文章にまとめるスタイルが性に合っているのです
専用機の次が MacDTP だったのはよかったですね ワードとかエクセルに触らず済みましたから その代わり請求書なんか HyperCard を使って自作する羽目に陥ってしまいました
エディターで書いて QuarkXPress でレイアウトするのに なんの違和感も感じませんでした(でも細かいところでデザインのクォリティ落ちた印象はありました)

一方 新たなアイデアが必要な広告の仕事では もっぱらKJ法を用いていました 思いつくままに書き散らしたメモ書きの組み合わせから コンセプトの姿が立ち上がる感覚がありました KJ法は問題解決の方法ではなく むしろ問題発見のためにあります

KJ法文章化の前段階である カード化とグルーピングには iroha Note が本当に役立っています
アウトライン・プロセッサーもいくつか試してみましたが 使いにくいものでした 私は論理的な思考ができません 線形のツリー形態はダメなのです
デジタルってじつは非連続です 初めも終わりもなく脈絡もない 一定の規則に従っていれば答が出るものではありません 手探り状態はもっとも手工芸に近いのかもしれない

そういえば Google検索技術の根本も 類似性の関連付けですね

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