男系・女系

皇室・皇族には家名もなく戸籍もありません そのような制度以前からの伝統を持つからです たかだか明治にできた憲法・法律に縛られるような存在ではない 皇室はあっても天皇(家)なんてありませんよ1)天皇陛下が父で国民が子なんていうのも 武家社会の家父長制を延長して 明治政府が言い出したこと 江戸時代までは天子様という言い方が一般的でした ヨーロッパでも絶対君主制の裏付けとして 家族国家の考え方はありました キリストが神の御子といった宗教的な教えを敷衍したものです
近代民主主義の政治原理といわれる自由平等も 神の前にすべての人類(キリスト教徒)は自由であり平等であるという意味です 人は生まれながらにして自由平等とか 憲法に書いてあるからじゃなく 神から与えられた権利です
王になるには教会(司教)から戴冠式を受けなければなりません つまり王権も神から授かった権力なのです 自由平等も王権も神から与えられた訳ですから 専横を極める王が現れた場合 マグナカルタのように王権を制限したり 王を廃して処刑することもあり得るのです

日本は明治時代から戸籍制度があります 戸籍制度は家制度からきています 親子関係も夫婦関係もすべて戸籍(家)に紐づけられます 姓・名字は戸籍名(家名)であって 個人のフルネームということではないのです

跡継ぎは男系だ長男だのと言い始めたのは 明治以降のことです それまでは直系の長男に拘ることはなかったし 母方の親族が家を継ぐのも珍しくないこと3)徳川家何代目というのは不正確 何代目将軍が正しい言い方です 将軍は朝廷から任命される職掌で基本一代限り 公家とは違って将軍家などもありませんから 世襲ということではないのです
松平は征夷大将軍になれる家柄でなく 徳川村だったか徳川郷に住む新田の子孫に養子入リしました 以来将軍職を継ぐものだけが徳川を名乗ります (後に御三家等も徳川を名乗るようになりましたが)

新民法になっても戸籍制度は残りました(家制度の慣習も残ったわけです) 婚姻届けで新たな戸籍ができ 子が産まれれば戸籍に加わります 諸外国に同様な制度はなく 婚姻届けと出生届けは別で所管も違います

結婚すれば新しい家族ができますが 子のない夫婦はたくさんあります また結婚せずに子のある人もいらっしゃいます 夫婦と親子は別ものなのです
親子関係は自然のもの 夫婦関係は社会的なものといえましょう その点で諸外国の制度の方が 日本の戸籍制度より現実に即しています2)戸籍制度がなければ 庶子だの私生児といった概念はありません 諸外国には戸籍制度がない代わり 厳格な身分制・階級制があり 母親の出自で生まれながら身分が定められます 日本は身分制・階級制がなかったから 戸籍制度が必要だったのかもしれません
諸外国で血縁のない子という意味の養子はいません 実子でない子を家族として養育するのは里親制度です ただ家産を継ぐための婿養子(入婿)はあるようです

諸外国に戸籍制度がないといっても 祖先や家系を軽んじたり 家族の一体感を大事にしないわけじゃない
出生届けは一般的に 父方のラストネームをつけます すると家族の中で妻のラストネームだけが異なります そこで通称名として 夫のラストネームを名乗るのが普通のことです
戸籍制度があろうがなかろうが 家制度が残っていようといまいと 家族が同姓(ほとんどが夫方)を名乗るのは世界共通です 別に日本の戸籍制度が旧態依然で 特異なわけではありません

我が皇室も世界の王族も家名はないので 家を継ぐという考え方はありません 男系だ女系もあまり関係ない4)ナポレオン三世を名乗ったのは ジョセフィーヌの甥でありました また ナポレオンが皇帝を名乗ったのも キリスト教に依拠する王族出身でなかったからです
元首に近い地位なので権力はあっても権威に基づかず 最後は追放・島流しにされてしまいました 徳川も同じく大政奉還すればただの大大名です
ヨーロッパの王族はすべて縁戚といってよい5)ヨーロッパでは スペイン国王がフランスを統治したり グローバルな広がりがあります 国境は人間の定めた線引きです これに対して王権は神から授かったものですから 法律や条約に束縛されることはないのです これは血筋を絶やさないため血統を守るため お互いが嫁入り・婿取りしあった結果です 政略結婚も頻繁に行われました 皇室と公家の関係もそれに近いかもしれません
明治政府が王政復古を唱えましたが 徳川時代の家制度をなぞっただけで 2000年以上の歴史を持つ皇室の伝統的な姿とは違います 男系でなければならないとか 長男が継ぐなんてのも 武家社会の慣習を皇室典範に取り入れたにすぎないことです6)長男が継ぐのはヨーロッパの王室でも常識でした もともと王室と貴族は軍事を司る存在でしたから 戦闘の主体は男性だったのです イギリス王室男子が軍務につく伝統があるのを見ればわかることです 男尊女卑とか男女同権という話ではない
明治政府はヨーロッパ王室に倣って 皇室のあり方を改変しました 征夷大将軍(権力)と天皇陛下(権威)を一緒にしてしまったのです 帷幄上奏なんて いわば統帥権の棚上げ 政府の責任逃れです このため昭和天皇が敗戦の後始末を行わざるを得なかった

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1. 天皇陛下が父で国民が子なんていうのも 武家社会の家父長制を延長して 明治政府が言い出したこと 江戸時代までは天子様という言い方が一般的でした ヨーロッパでも絶対君主制の裏付けとして 家族国家の考え方はありました キリストが神の御子といった宗教的な教えを敷衍したものです
近代民主主義の政治原理といわれる自由平等も 神の前にすべての人類(キリスト教徒)は自由であり平等であるという意味です 人は生まれながらにして自由平等とか 憲法に書いてあるからじゃなく 神から与えられた権利です
王になるには教会(司教)から戴冠式を受けなければなりません つまり王権も神から授かった権力なのです 自由平等も王権も神から与えられた訳ですから 専横を極める王が現れた場合 マグナカルタのように王権を制限したり 王を廃して処刑することもあり得るのです
2. 戸籍制度がなければ 庶子だの私生児といった概念はありません 諸外国には戸籍制度がない代わり 厳格な身分制・階級制があり 母親の出自で生まれながら身分が定められます 日本は身分制・階級制がなかったから 戸籍制度が必要だったのかもしれません
3. 徳川家何代目というのは不正確 何代目将軍が正しい言い方です 将軍は朝廷から任命される職掌で基本一代限り 公家とは違って将軍家などもありませんから 世襲ということではないのです
松平は征夷大将軍になれる家柄でなく 徳川村だったか徳川郷に住む新田の子孫に養子入リしました 以来将軍職を継ぐものだけが徳川を名乗ります (後に御三家等も徳川を名乗るようになりましたが)
4. ナポレオン三世を名乗ったのは ジョセフィーヌの甥でありました また ナポレオンが皇帝を名乗ったのも キリスト教に依拠する王族出身でなかったからです
元首に近い地位なので権力はあっても権威に基づかず 最後は追放・島流しにされてしまいました 徳川も同じく大政奉還すればただの大大名です
5. ヨーロッパでは スペイン国王がフランスを統治したり グローバルな広がりがあります 国境は人間の定めた線引きです これに対して王権は神から授かったものですから 法律や条約に束縛されることはないのです
6. 長男が継ぐのはヨーロッパの王室でも常識でした もともと王室と貴族は軍事を司る存在でしたから 戦闘の主体は男性だったのです イギリス王室男子が軍務につく伝統があるのを見ればわかることです 男尊女卑とか男女同権という話ではない
明治政府はヨーロッパ王室に倣って 皇室のあり方を改変しました 征夷大将軍(権力)と天皇陛下(権威)を一緒にしてしまったのです 帷幄上奏なんて いわば統帥権の棚上げ 政府の責任逃れです このため昭和天皇が敗戦の後始末を行わざるを得なかった

売り上げ・信頼関係

ブランディングの目的は 一時的な売り上げを求めるより1)こじつけた無理やりなイベントで集客するのは 疲弊を招くばかりです クリスマスケーキの頃はまだ お菓子も豊富でなく年に1度の微笑ましいイベントでした バレンタインデーあたりから方向性がおかしくなり 恵方巻きにいたっては馬鹿げたふるまいとしか言いようがない たしか関西のセブン・イレブンが始めて TVのタイアップで全国に広まったものです
恵方巻きの廃棄で問題になるのも実はコンビニです 自店で作って売る場合は客の動向を見て調整できますから さほど無駄を出すことはありません また売れ残りは投げ売りできます
コンビニでは製造メーカーが一括して作りますが 製造数を自社で予測するわけでない 足りなくなるのは許されず材料は予め多めに用意します 余った食材は自社負担で廃棄しなければなりません 店舗(フランチャイジー)は買い取りで 売れ残った恵方巻きは自店負担で廃棄することになります 本部(フランチャイザー)は余った食品を廃棄なんてしてませんよと言えるわけです
 お客様と永続的な信頼関係を築くことです なにも目新しい考えではない お得意さま(常連客・ひいき客)になっていただければよいのです
そのためには 製品・サービスが高品質であることが第一 次に独自性を打ち出すことです 独自性といっても他社との違いや優位点ではありません 差別化だとか付加価値なんて 物真似の裏返し他を見ての比較にすぎない オリジナリティーとは無縁の施策です

居酒屋

飲食店(居酒屋)の例です 2軒の居酒屋があります 具体的に書けないのですが それぞれに特徴を打ち出しています
1軒は産地直送が特徴です しかも お客様からの提案・協力で実現したことです 産地から選り選った食材が届き 店主の包丁の冴えで 素晴らしい料理が提供されます 以前は酔客を断ったりもしたようです(居酒屋なのに)
もう1軒の店は地産・地消を心がけています どの地域でもよいものを生産している方はいます それを地元ならではの付き合いで仕入れるのです もちろん店主の食材を活かす料理の腕前は確かなものです

この2軒に共通しているのが ひいき客・常連客を大事にする点です 「インターネットの評価で来る客は1回限りが多い」「一見の客に値引きなんかしたくない なじみ客にこそサービスしたい」「SNSの口コミに店のことを書かないでください」
どちらの店も 店主一人とアルバイトで切り盛りしていて 振りの客が押し寄せると手が回らない という事情もあります TVのタイアップなどで上辺だけの評判を煽り 興味本位の客を集める商法とは対極をなす姿勢です

初志貫徹

これらの例は 個人経営だから成り立つのかもしれません しかし企業の大小に関わりなく 大切なのは確固たる信念です どんな商品を提供したいのか なぜその商品を作るのか 顧客にいかなる満足を届けるのか
どの企業も 志をもって事業を始めたはずです 初志を貫徹することが大切 創業時の心構えは 代々すべての従業員が共有しなければなりません

共有するためには コミュニケーションが欠かせません 従業員教育でもありますが 社是・社訓の唱和や社長の訓話では 一方通行でコミュニケーションが成り立たない
さらに お客様とのコミュニケーションが加わって ブランドは育っていきます ブランドを育てるのは お客様と従業員の両方です
事例の居酒屋さんも 客とのコラボレーションで独自のスタイルを築きました 客に商品・企業のファンになってもらうのです 製造メーカーなど客と直接の接点はなくとも 製品を通じて関係を築くことはできます

即席カレー

愛知県にある株式会社オリエンタルは昭和20年 最初に即席カレーを作りました 販促は宣伝カーで全国を巡り試食してもらったそうです TV受像機が一般に普及するとTVCMを盛んに流していました
オリエンタルカレーは 黄色くてあまり辛くない 母の手作り風の味です それはいまでも変わらず 昔の味を守り続けています
オリエンタル製品のパッケージには「オリエンタルがっちりプレゼントキャンペーン」応募はがきが入っています キャンペーンといっても通年やっているようです

箱にあるオリエンタル坊やのイラスト3枚を貼り付けて応募します 毎月500名に景品が当たりますが はずれてもレトルト製品が1点送られてきます 発売当初の試食の精神がまだ生きているのですね
特に挨拶文中のお願いがいい お客を巻き込んでのコミュニケーションです こういうお願いは率直にストレートに頼むべきです 製品そのものを媒介にしたコミュニケーションです
このキャラクターも初期の頃から変わらないのではないか 昭和30年代にTVCMをやっていましたが アニメーションバージョンがあって そこに登場していたように思います

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1. こじつけた無理やりなイベントで集客するのは 疲弊を招くばかりです クリスマスケーキの頃はまだ お菓子も豊富でなく年に1度の微笑ましいイベントでした バレンタインデーあたりから方向性がおかしくなり 恵方巻きにいたっては馬鹿げたふるまいとしか言いようがない たしか関西のセブン・イレブンが始めて TVのタイアップで全国に広まったものです
恵方巻きの廃棄で問題になるのも実はコンビニです 自店で作って売る場合は客の動向を見て調整できますから さほど無駄を出すことはありません また売れ残りは投げ売りできます
コンビニでは製造メーカーが一括して作りますが 製造数を自社で予測するわけでない 足りなくなるのは許されず材料は予め多めに用意します 余った食材は自社負担で廃棄しなければなりません 店舗(フランチャイジー)は買い取りで 売れ残った恵方巻きは自店負担で廃棄することになります 本部(フランチャイザー)は余った食品を廃棄なんてしてませんよと言えるわけです

一帯一路

中国が一帯一路という政策(戦略)を掲げています これにより中国に加えて 利益を得るのはロシアです 海のシルクロードと言ってるので マラッカ海峡あたりからインド洋のことだと 漠然と思ってはいけません
利益が一致する中・ロは急速に接近し 日本海で共同演習を始めました 尖閣諸島から竹島に爆撃機を飛ばしています 一帯一路のシーレーンを確保するため オホーツク海・日本海・東シナ海の制海権が目標となります 中国が空母の就航を急ぐのはそのためです1)ソロモン諸島が中国に島をまるごと賃貸?する といった話が出てきました 直前に台湾と国交断絶しています その島というのがガダルカナル島のそばツラギ島です 戦略上の緊要地点じつにきな臭い場所ですね 空母基地が目的なのは明らかです 実現するかどうかまだ分かりません 金に飽かした中国的な攻勢は これからも続くでしょう

韓国もこの 中・ロ連携に同調せざるを得ないでしょう なにしろ両国から挟まれているのですから 逆らうことは不可能です 現に日本を攻撃し始めています(自衛隊に対する韓国軍によるharassing attackからGSOMIA云々の一連の動き) これらは韓国の独断ではないと思います
中・ロが軍事で協力すれば アメリカといえど手出しできません(口は出すでしょうけど) 朝鮮戦争が終結し半島の統一が近づいてきました かつてのように半島から日本に難民?が押し寄せます 今度は受け入れ準備万全ですか?

日本はどうすればいいか インドとの提携しか道はありません すでに南シナ海に海洋軍事基地ができました アメリカ軍はフィリピンから引き上げています あとはインド洋を残すのみです
日米安保条約は変則的です アメリカと日本の関係を考えればこの形でも やむを得ないのかもしれません しかしインドと軍事同盟を結ぶには 自衛隊を正規の国軍にすることが不可欠です2)中国は青蔵鉄道(青海チベット鉄道)を2006年に開通しています 青海省とチベットのラサを結ぶ最高標高5000メートルを通る高原鉄道です これはチベットのみならずインドを想定した戦略的な鉄道です
ロシアや中国など縦深のある国土では 攻める方も守る方も補給が最も肝要です ナポレオンとヒトラーがロシアに敗れたのは 補給線を維持できなかったためです

かつては日本海を仲立ちに 樺太から渤海と交易が盛んでした さらに大黒屋光太夫はロシアにまで行き 呂宋助左衛門は東南アジアと貿易をしていました
朝鮮半島との交流はほとんどありません 近年は大東亜共栄圏の構想を掲げ 渤海のあった地域に満州国を設立したものの インドは視野に入っていなかった 

宮島郁芳作詞の「馬賊の歌」で 支那にゃ四億の民が待つと言ってます インドには十五億の民がいるのです 馬賊の時代は過ぎ去りました 海行く日本 海洋民族の心を取り戻すべきでしょう イランから石油を運んだ出光佐三は海賊と呼ばれたそうです 倭寇・北前船の系譜を引き継ぎます

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1. ソロモン諸島が中国に島をまるごと賃貸?する といった話が出てきました 直前に台湾と国交断絶しています その島というのがガダルカナル島のそばツラギ島です 戦略上の緊要地点じつにきな臭い場所ですね 空母基地が目的なのは明らかです 実現するかどうかまだ分かりません 金に飽かした中国的な攻勢は これからも続くでしょう
2. 中国は青蔵鉄道(青海チベット鉄道)を2006年に開通しています 青海省とチベットのラサを結ぶ最高標高5000メートルを通る高原鉄道です これはチベットのみならずインドを想定した戦略的な鉄道です
ロシアや中国など縦深のある国土では 攻める方も守る方も補給が最も肝要です ナポレオンとヒトラーがロシアに敗れたのは 補給線を維持できなかったためです