コンテンツへスキップ →

縄文より続く日本の文化伝統 投稿

原発は原爆より危険

日本の国土環境からいって 深刻な災害は必ず来る その時はどんな構造物も破壊される 原子力発電所に事故が起きたらなす術はない 大量の放射性物質が拡散し 致命的な災禍は永劫収まることがない

これだけの事実が明らかになったのに なぜ安全対策だの除染だのといった まやかしを吹聴するのか

安全対策などできなかったし これからもできないことは明白 高圧洗浄や表土を取り除くなぞ単なる気休め そんなことで放射能はなくならない 昆虫や植物に異変が起きているという報告があったが いつの間にか揉み消されてしまった

現実を直視するのが怖い? 目の前に危機が迫っているのに 見て見ぬ振りをするのはなぜか 利権だけでは説明できないだろう

今までごまかし続けてきたことの責任を取りたくない 役人と議員と電力会社と有識者(?)の合意の上でやってきたから そもそも責任者がいない 前任者が先送りしてきたことなのだから 自分もこのまま先送りすればそれで済むというのか

「美味しんぼ」私は好きでありません 雁屋哲なる者もいい加減な半可通というイメージ どこかで聞きかじったことを もっともらしく描く内容のものだ
たかが漫画になぜここまで過剰反応するのか たまたま「不都合な真実」に触れてしまったから? 隠しておきたかったこと 口封じしていたことが表面化し 慌てふためいたとしか思えない

しかし言論を封殺するのは許されることでない 科学的な根拠? 信憑性のあるデータ? 漫画で描かれたことに証拠を示せなんてあまりにもお粗末な言い草 正確なデータを取ることすらできないのが現実なのに データに表れないものは無いことにするつもりか(医学上のデータとされるものは サンプル数が少ないのが通常で 実態を表すとは言い難い)

だいたい放射能被害について追跡調査やっているの? たった3年ですべて解決したと言いくるめたいのか これ以上欺こうなら福島の収束はない それどころか日本が終焉を迎えることになる
原爆から水爆そして大小数々の原発事故 日本は世界最大の放射能被害国だ にもかかわらず風評被害で片付けようとしている ただ責任逃れ・保身の為に

コメントは受け付けていません

沖縄_尖閣_台湾

沖縄の歴史を見ると 琉球王国の頃から日本本土より中国大陸との関係が深かったわけです そのうえ昭和大戦時に唯一アメリカ軍との戦闘が行われた日本領土です
そうしてみれば 沖縄の人たちの心理や利害関係において 「アメリカ軍は沖縄から出て行け」「熱烈歓迎人民解放軍」と唱えるのは無理からぬ面があります ospreyはミサゴという意味ですから離島作戦に最適です 中国が配備に反対するのはうなずけます

江戸時代以前より尖閣諸島近辺の漁場は 沖縄のサバニ船と台湾の船が入り乱れて漁をしていたようです(糸満の漁師はサバニ船でハワイまで行ったという言い伝えがあります)
沖縄宮古島の漁船が時化に遭って台湾の港に避難したことがありました なんと台湾漁民は日頃から漁場で競っていた宮古の漁民をこのときとばかり虐殺したのです 生き残って逃げ帰った人たちの報告でこのことが明らかになると 虐殺に関わった台湾人を処罰するため 睦奥宗光だったか大隈重信が清国に 台湾は貴国の行政支配下にあるかと尋ねます

清国の答えは否でした ただし文書ではなく口頭の返答です(さすがしたたかな中国人決して証拠を残さない) 日清戦争・下関条約の前のことです 後に日本は台湾総督府を置くことになりますが 最初から台湾は清国の施政下ではなかったのですね 女真族は大陸の民ですから海を越えるのは苦手だったのでしょう
それにしても 今もそうですけれど 当時から中国・朝鮮の外交戦・宣伝戦・情報戦は日本を遥かに上回っていました 日本が台湾を植民地化したという言い方はデマゴギーです 国性爺合戦に描かれるように 日本と台湾は深い関係があります[01] … Continue reading

元寇のときも兵卒は高麗人(朝鮮民族)でした 大陸の民である蒙古軍は陸上戦に長けていますが 渡海での侵略は初めてですから 朝鮮人を使って日本に進攻しました
おそらく船頭や朝鮮人乗組員は 時季が悪いからと進言したのに 海のことをまったく知らない蒙古人指揮官が聞き入れなかったのです 陸戦の経験を海戦に持ち込んで通用するわけありません しかし成功体験は恐ろしいもので慢心を生みます

尖閣諸島だけでなく 南シナ海でも中国船がベトナム沿岸警備隊の船に体当たりしています これはイレギュラーな戦法ではなく 古来より行われていた衝角戦の応用で かなり有効です 元・清のころに比べ進歩しているといえます 
たとえば海上自衛隊のイージス艦に中国船が体当たりを企図した場合 自衛権では応戦できません まして先だっての時のように漁船に偽装していたら なす術がありません いかに有形戦闘力で勝っていても 運用できなければ意味がないのです
2017年6月17日追記=伊豆沖でアメリカのイージス艦とフィリピン船籍のコンテナ船が衝突しました イージス艦は大きな損傷を受け乗組員が行方不明になっています 現今の軍艦は装甲を重視していません とくに駆逐艦級の船体は高速性が要求されるためさほど堅牢ではないのです
コンテナ船の球状船首がイージス艦船腹に穴を開けたわけですから まさにラム戦そのものと言えます 専守防衛などといって先制攻撃できない自衛隊が中国と戦ったら犬死するだけです)

離島における領土問題に関する外交と戦争については 竹島とフォークランド諸島で理解できるでしょう 韓国は外交努力で竹島を強奪し イギリスは女王陛下の名の下にフォークランドを奪還しました
台湾帰属の推移を見れば 中国の主張には整合性というか戦略の一貫性があります 台湾が中国の領土であるから南シナ海は中国が支配するという理屈です 日本の外交のように場当たり的な その場しのぎの思い付きでやっていることではありません

人民解放軍の前身である八路軍は 人海戦術で象徴されるよう兵数に勝りますが装備は貧弱でした 海軍はほぼゼロの状態です 対する国府軍は李鴻章の流れで海軍力がありました
毛沢東が漁夫の利を狙って 日本と戦って疲弊した国府軍を追い落とそうとしたものの 台湾に逃れるのを追うことができず みすみす見逃してしまいました

今の人民解放軍の軍事力 ことに海軍力の充実には眼を見張るものがあります 台湾の海軍力が今どれほどかは知りませんが 中国の目標は台湾ではなく 尖閣であり沖縄であり日本のシーレーンとなりました

註釈

註釈
01 江戸時代初期にオランダの東インド会社が 台湾を占領し要塞を築いて 日本の貿易船に課税しようとしました 明と図ったことでもありました これに対して御朱印船の船頭であった浜田弥兵衛は 現地の高砂族の代表を引き連れて江戸に赴き 日本と外交関係を結ぶとともに 台湾を自由貿易港とすることをオランダに申し入れたのです 国性爺合戦と共に記憶しておきたい史実です
コメントは受け付けていません

技術者・研究者を冷遇するから

中学校の教科書に寺田寅彦の文が載っていました「とんびと油揚」なる随筆です もっともらしいことを言う寺田 さすが科学的な見解だと褒めそやす 弟子だか取り巻き連
先生がその1節を読み上げ感想を問うと 一人の同級生が手を挙げていいました「ここに書いてあるのは自分の見たことと違う 鳶は川で魚を獲る(ミサゴとトビは見分けられます) 目で獲物を捉えているのであって 匂いで追うのではないだろう」 自然科学(物理学)の大権威に田舎の中学生が異を唱えたのです 鳥の視力を侮ってはいけない 空を飛べるだけでなく 人間には及びもつかない能力を持ちます
上昇気流だとかなんだとか 寺田の言っていることは 既存の知識を頭の中で捏ね上げ(でっちあげ)た屁理屈であり 自然の事象をまったく観察していないのです 南方熊楠大人と対極の姿勢であって これこそが捏造(でつぞう)であります

寺田寅彦も関与していた理研(利権)コンツェルンの体質があらわになりました 成果のみを我がものとし 個人への評価どころか都合が悪くなれば責任を押し付ける 村八分にする 自らは責任逃れしようとする 官・学と癒着していただけに似た世界のようです
言葉と矛盾するようですが「写真」は 事実をそのまま写し取るものではありません あくまでもレンズ(と描画エンジン)が描き出す「画像」に過ぎません アナログの時代でも増感現像・焼き込み・覆い焼きなどは普通に行われる行為です
現像・紙焼きそのものが加工作業なのだから 撮りっぱなしの写真が真実で加工したものが改竄とはいえません 写真はあくまで写真でしかなくSTAP現象そのものではありません 写真を加工したからといって事実がなかったことにはならん

マボちゃんで御馴染みの理研ビタミンは 業務用調味料を製造しています 有名な一流どころの料理店の味を忠実に再現した その店専用ダシの素を納品していると聞いたことがあります
ユネスコにお墨付きをもらったという 日本料理の味(ダシ味)は理研ビタミンが支えているわけです 現在は理研グループでないとはいえ 権威主義を巧みに使った 利に敏い体質は受け継いでいるのかもしれません

前にアイリスオーヤマの社長のことを書きました そのころアイリスオーヤマの主力商品は 収納家具やペット用品 園芸用品だったと思います
最近のアイリスオーヤマは LED照明を初めとする家電に力を入れているようです なぜかなと思っていたら どうやらシャープやパナソニックを辞めさせられた技術者が たくさん採用されているからみたいです

かつては技術立国とまでいわれていた日本の製造業 その割には技術者が冷遇されていたのでしょうか 今は見る影もありません
不況や販売不振を理由に 製造技術・開発の中核を担っていた人たちが 名誉職のような地位を与えられて 飼い殺しにされたり 主流から追いやられます やむなく韓国や台湾中国へ転出していくのです(技術とともに)

コメントは受け付けていません