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幼少時教育の影響

単純に分かりやすく

どなたかが「鳩サブレというのは不思議な菓子だ 自分はちっともうまいと思わないが 子供がひどく喜ぶ」と言ってたそうです 鎌倉に住む親戚[01] … Continue readingから ときどき鳩サブレーが送られてきます(私もあまり好きでない) 食べてみると なにか昔の記憶にある味です
衛生ボーロとかタマゴボーロに似ているんじゃないでしょうか(あくまでも個人の感想) ならば子供が好きなのは分かります それにしても経営者の代が変わってから ずいぶんと高級菓子として売るようになりました

子供の頃に刷り込まれた記憶は 後々まで影響を及ぼします
アメリカでは感謝祭にターキーを食べる習慣があります 欠かせないのがクランベリーソースです 収穫に感謝する祭りですが ろくに作物がなかった時代は 野生の七面鳥を焼いて 野にあったクランベリーでソースを作ったのでしょう いわば猟師料理です
TVでアメリカの料理人が 懐かしい感謝祭のローストターキーを紹介していました このときは必ず 缶詰のクランベリーソースを使わなくてはいけないそうです プロの料理人でもお袋の味は缶詰なのです[02] … Continue reading 自分でソースを作ったほうが美味いはずですが

ハンバーガーやコーラもそうなんでしょうね いかにもアメリカ的 子供の頃のTVはアメリカの番組を放送していました 西部劇とホームドラマが多かった気がします フィフティーズ アメリカが一番輝いていたときです
でもそれも あまり長く続かなかった 映画アメリカングラフティーは 出征前の一夜を描いた刹那の世界でした ベトナム戦争から世界はおかしくなった それまでは図式的ではありましたが 敵がはっきりしていました[03] … Continue reading

本当の敵は見えない

これを覆したのが 毛沢東案出のゲリラ戦かも知れません アメリカがベトナムで敗退したのも 初期の兵力逐次投入に加え 姿の見えない敵に敗れたのです はっきりしていたはずの敵は幻影 「越共(ベトコン)という名の亡霊」と戦った
東西の対立 資本主義対共産主義 右翼だ左翼だ 保守だ革新だ そんな言葉でレッテルを貼っても実体は見えません 分かりやすい二元対立論で 理解したつもりになっていただけです

ソ連や中共だから悪者というのは 敗戦後のGHQによる宣撫教育で刷り込まれた 幻影に他なりません 北朝鮮が悪ならそれに対立する韓国は善なのか ソ連からロシアに代わったのだから 友好的になったのか
ロシアも中国も朝鮮も 昔から日本に敵対し侵略しようとしてきました 日本を利用こそすれ友好国だったことはありません

二元対立論で作り出す敵は 虚像ですが偶像でもあります 崇拝する代わりに攻撃します 実体がないから偶像で現すのです 韓国の国旗に描かれるYin&Yangは二元対立を表しますが 朝鮮半島の住民は いつから偶像を崇拝するようになったのでしょうか
彼らの言う日帝は敵とみなした偶像(旭日旗?)です 偉大なる将軍の像や 慰安婦と称する人形 徴用工と称する怪しげな像 これらは崇拝する偶像 国内だけでなく 外国にも盛んに作っています

それどころか 日本に展示しようと図ってきました 美術品である日本の仏像は盗み出す 全く価値のない政治宣伝物を アート作品と言って公共の場に設置する 迷惑な話では済まされないことです 表現の不自由展という呼称自体がアジテーションです
偶像やシンボルは宣撫・教化に使われるものです 目に見える像は虚構を実体と見せかけます 悪代官ゲスラーが広場の棒に引っ掛けた自分の帽子にお辞儀しろというようなもの 子供の目に触れるような形で放置したら大変なことになります

註釈

註釈
01 以前は鎌倉ハムも送ってきたのですが 日本ハムに買収された途端 味がまるで変わりました いまや別物ですね(味が落ちても値段は変わってない)
02 私のお袋の味はライスカレーです バターで小麦粉を炒めてルーを作っていました 黄色くてあまり辛くない子供向けの味でしたね
そんなカレーには必ず ブルドックの中濃ソースをかけます ソースをかけたら混ぜてはいけません ソースの味がアクセントになりますから ウスターソースはスパイシーすぎる とんかつソースは甘すぎる 中濃ソースの甘酸っぱさが丁度いい つまりチャツネの代わりなのです
03 西部劇ではインディアンが悪者 戦争ものだとドイツ軍が悪役です 日本のTVでも白忍者(正義)と黒忍者(悪)が色分けされていました(白黒TVの時代だったので)

カテゴリー: マーケティング戦略論 情報戦・心理戦一般