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マーケティングにおけるデザインの役割

デザインに求められるのは実用性(実効性)です ビジュアルや雰囲気だけではデザインになりません これはプロダクト・グラフィック・アーキテクトすべてに通ずることです
ただ単に効率や合理性だけでなく もちろん見てくれだけでもなく 思いの丈が表れなくてはデザインではない

デザインで成功した企業の代表は「アップル」です

アップルのデザインはもてなしだという言葉がありました その通りかと思います
プロダクトデザインだけでなく インターフェイスのデザインに最も力を入れています 使い勝手に留まらない この感覚的なチューニングは群を抜いたものです
しかもそのデザイン戦略は パッケージデザイン ホームページデザインから 広告のビジュアル アップルストア さらにその製品を使うシーンにまで至ります

アップル製品を日常使うこと自体が アップルのデザインなのです ブランディングのもう一つ先を行っています

ニューズウィーク誌ダニエル・ライオンズ氏の記事中《アップルのマーケティング部は、アップル製品を買えばセンスが良くて優れた人になれると人々を洗脳することに成功した。アップル製品を購入すれば誰でもアートやデザイン、建築やファッションの専門家に変身できると信じ込ませたのだ。》が象徴的ですね

私はPower Mac以来 アップル製品を使い続けています でもiPad iPhoneに興味はない とくにアプリが嫌だ 使わされている感があるから
Power Macのころ スティーブジョブズはアップルを追われていた時期です ハードのデザイン最悪でした 最初の頃ジョブズは 組立工場のレイアウトから生産機械の色にまで注文をつけていたそうです
ジョブズ亡き後アップルは変わりましたね 最新のOSとアプリケーションの使いにくいこと どんどんブラックボックス化していって 融通性がなくなっていきます

カテゴリー: ブランド・ブランディング マーケティング戦略論