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カテゴリー: マーケティング戦略論

SNS広告

もうキャッチフレーズの時代じゃない
つまり広告の時代は終わった(と言いたいのだが……)
気を惹く 目を引くキャッチフレーズで売れるか 企業に好イメージを持ってもらえるか むしろスローガンの方が大切な気もする 流行りの言葉で言えばブランディングだ 共感してもらうことだ となると マーケティングの仕事だ

ところで SNS広告は有効か? アドワーズより もっとターゲットを絞り込んだ訴求ができる? 会員のプロファイル情報はそんなに正確か? Twitterにも言えるが 本当にヒューマンな繋がりなのだろうか?
広告の形態としては 3行広告のようなものだろう クチコミ効果は強力だと思う 擬似的にせよ 村内の噂は広まるものだ 狭ければ狭いほど 驚くべき影響力がある
ただ 従来の広告と同じ感覚で取り扱っては無理ではないのか? いくら精緻なデータを積み上げても 顧客を誘導したり コントロールするのは難しいことだ というより やってはいけないことだろう
マス媒体に流される層(実はこの層が大半なのだ たぶん洋の東西を問わず)と同じに扱ったら間違うと思う

携帯SNSはあんなにぼろ儲けしているのに FaceBookが日本でいまいち受け入れられないのは どんな理由によるのか分からない やはり日本人に自立心がない? 自制心も自助努力も足りない お膳立てしてもらったもので満足するためか

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最高経営責任者の姿とは

アイリスオーヤマの大山社長は 年間1000点にもおよぶ新製品プランの評価を すべてご自身でジャッジしておられるとのことです
TVでお話を聞いたとき たぶん社長が いちばん経験豊富だからなのだろうと思いました ところが 理由はその商品の売上計画が未達だった場合 社長に責任を転嫁することができるからなのだそうです これは社員のモチベーション上がります
まさに最高経営責任者を 身をもって体現されています(アイリスオーヤマでは、CEOという言い方はしていません 大山社長の肩書きはなんと 社長兼新商品開発責任者 だそうです)

日本の会社で社長というと 最高権力者みたいに思ってる場合が見られますが 最終的にすべての責任をもつのが社長です 現場でやったことだから把握していない なんて言い訳は通用しません(三菱自動車 雪印乳業 1部上場会社が不祥事を起こした時 聞き飽きた言葉ですね)
大山現社長が二代目で 実質的には創業社長だからとか 非上場のオーナー社長である等は 関係ありません
グローバル企業・大企業であっても 社風・企業風土は必ずあります
法人格には 法律上の権利・義務と同時に 自然人と同じようにキャラクターがあるのではないでしょうか 創業時の(あるいは中興の祖とか?)体質というのは受け継がれるものです

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迷走続くトヨタ?

このごろ トヨタがお詫びとお知らせのTVCMを流していますが 非常に評判よくないみたいです たしかにわざとらしくて不愉快ですね あれじゃ逆効果です
というか 最近売った車なんだから顧客はすべて分かってるはずです あんなわざとらしいCMやるより こども店長の出稿を減らすべきでしょう(あれも個人的にはいやなCMです)

むしろホームページなどで リコールの進捗状況を逐一 報告した方がいいんじゃないかと思うんですが
トヨタ自動車がリコールについて 自社のホームページで触れたのは ごく最近のことです
toyota.co.jp 2/17 toyota.jp 2/17 lexus.jp 2/17 gazoo.com 2/19
各サイトからリコール情報の詳細(すごく小さくて目立たない)をクリックすると グローバルサイト(toyota.co.jp)の同一ページに飛ばされます
社長からの報告では
「プリウスの改修作業は急ピッチで進んでおり、国内の進捗状況といたしましては、ご予約をいただきました数も含めますと、既に100%改修の目途のたっている販売店もあると聞いております。この進捗の早さは、ひとえにお客様のご理解とご協力あってのものと考えております。」
となっているのを見ると全て販売店任せです トヨタ本社に全体の状況を把握している部署はなく 社長への報告もされていないということですね

社長がアメリカへ行かないといってみたり 行くといってみたり 危機管理本部みたいなもの作ってないんですか この後どう対応するのかも見えてこないし 大丈夫でしょうか

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