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タグ: 楽天

楽天売り上げNo.1! 77%OFF!!

やはり詐欺まがいでした 楽天商法

楽天の優勝セール「77%OFF」の価格詐称問題は 楽天の本質をさらけ出した感がある 馬脚を現したということか 庭場を貸しているだけのショバ割りが 売り方を指図するとはどういうことだ しかも背番号にかこつけて77%OFFだと! 誰の思いつきだろう 悪い冗談としか思えない
テナント料+売り上げロイヤリティ+決済手数料を取られている店子が そんな売り方できるわけないし やりたくもないだろう 店子には何のメリットもない 話題作りで来店客数が増加しても 売上や利益には貢献しない 楽天に奉仕するだけだ

通販は販売コストがかかるうえ 店舗やカタログと違って序で買いはない 出血タイムサービスをやっても採算は取れず セールスプロモーションとして成立しない 経費が利益あるいは売り上げを上回る販促などあり得ないのだ 最低でも販促によって増加した売り上げと販促に使った経費は同額でなければならない
同じく球団を持っていても 読売新聞が巨人戦チケットで拡販をやるのとはまた違う 店子を踏みつけにして 自分だけ儲ければよいという身勝手さは 稼業人・庭主の態度とはいえない

かつてのGrouponジャパンの詐欺商法が想起される 自分は手を汚さずマーケティングに不慣れな店主を唆す 浅ましい限りである

(2014年4月26日 加筆)

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Pinterestの革新

Pinterestの登場は いよいよインターネット(web)に感性を持ち込むことになりそうな予感がします
コンテンツの充実したサイト制作(コンテンツ・マーケティング)に加え 好感度の高いサイト制作(フィーリング・マーケティング)が大切になるかも

技術面にたいへん疎いので心もとないのですが インターネット黎明期から今日までを俯瞰すると こんな解釈であらかた間違いないのでは

 ①ネットサーフィン(Mosaic)→リンク
   ↓
 ②ポータルサイト(Yahoo!)→カテゴリー
   ↓
 ③検索エンジン(Google)→テキスト
   ↓
 ④SNS(Facebook)→コミュニティー
   ↓
 ⑤画像共有(Pinterest)→フィーリング

画像解析が現在どの程度なのか 猫が写っているか犬が写っているか ぐらいは分かるかも知れません でも画像に対する好き嫌いといった感情面までは スコア化できないと思います
画像が持つ情報は もともと言葉(テキスト)に変換できないものです 構文解析のようにはいかないでしょう

Pinterestはたぶん pinup+interestだと思うのですが picture+interestでもあるでしょう 自分が興味を持った写真 人が興味を持つであろう写真の共有です
重要なのはinterestの部分であって カテゴライズもユーザーの興味に任せています つまりたんなる写真(picture)の投稿(pinup)というより 興味(感性)の共有なのです
これはいままでにない切り口です どう推移するか ものすごく興味を持ってみています

(5月24日 追記)楽天が出資してしまいました 金だけ出して口は出さないなんてことをするはずがないし せっかく期待していたのに嫌な方向に行きそうです 楽天は先に書いた AHlifeにも出資しています 残念ですね
(2016年7月10日 追記)やはりインスタグラム(Instagram)に取って代わられた iPhoneのアプリだったのが いわゆる自撮りの潮流に乗って たちまち普及しました

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Tカードは本当にすごいアイデアです

従来は消費行動は推測するしかありませんでした 年齢・性別・職業・住所などで ターゲットの購買パターンを想定するのです
しかしTカードは使える店が数多く 業種も幅広いため 消費者の購買行動が丸見えになります いつ どこで 何を買ったかがすべてデータ化できます

かつて各企業や店が会員カードを使って顧客の囲い込みを図ろうとしました
でも そうやって集めた個人情報はさほど役に立ちません 誕生日にプレゼントやるから店に来て下さい くらいのことしかしていません 自店の商品の購買履歴さえ把握していないケースが多いのです
あるいは 自店の顧客に対して他のものを売りつけようとする例もありました

私が聞いた顧客管理では エディ・バウアーが顧客の購買履歴とともに クレーム履歴を併用している活用法があります 通信販売にはモラルリスクというものが付きまとうのですが その対処とともに上客には最大のサービスをするためと思われます

いまの時代になっても インターネット上で資料請求をさせて 個人情報を集めようとするポータルサイトは数多くあります
ハウスメーカーのカタログをインターネット上で請求しようもんなら 翌日には営業マンがやってきます

Tカードは単に使い道の広い会員カードではありません 今まで企業がが欲しくてたまらなかった 個人の購買履歴が手にはいるのです その際に個人情報は全く不要です
購買パターンさえわかればあとは記号でいいのです 住所も電話番号もメールアドレスもいりません だから会員も抵抗なく使えます
ちょっとSFが現実化するような怖い面もあるのですが……

2022年9月30日追記=Tカード敗退しましたね 駄目だったのは会員店舗(企業)が広がらなかったからです なんと蔦屋書店まで楽天ポイントになるそうです 部外者なのでシステムなどはよく分かりません いってみればアナログ感覚から抜け出せず ビッグデータの収集ができなかった という事になるのでしょうか)

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