コンテンツへスキップ →

タグ: マーケティング

SEOのことなど

7月18日に グーグルの“Panda アップデート”が日本語にも対応したそうです 管理サイトを見てみましたら すでに軒並み順位が上昇しているではありませんか
当所はマーケティングの観点からホームページを制作していますから SEOも無視できません
まだ統計データが出る段階ではありませんが 優良なコンテンツのサイト制作が評価される 小手先のSEOは排除される ますますよい方向に向かっていますね

コメントは受け付けていません

ブランディングの価値

ブランディングとは 企業と商品の個性を際立たせることといえる
ブランディングに成功した企業の例として アップルとテスラモーターズを見てみたい

ともに社長の個性が際立っている アップルに至っては低迷した時期とスティーブジョブズがアップルを去った時期が一致している(この間にジョブズはPIXARを立ち上げた)
テスラモーターズのイーロン・マスクも個性的だ 電気自動車だけでなく宇宙開発から太陽光発電まで手掛けている しかも信念の人だ(ぶれないイメージ作りは大切) 東洋経済のこのインタビューは傾聴に値する

日本で社長の個性が際立って成功した例は ジャパネットたかたの社長ぐらいしか知らない

シーザーの声は甲高かったと どこかで読んだ記憶がある(言い伝えでしょうが) でもヒトラーの演説も高い声だし 田中角栄もだみ声だが比較的高音域だ 古来から優れた政治家は演説が巧み 加えて 甲高い声は説得力があるのだろうか 高い声のほうがよく通るのは確かだ

そう考えれば ジャパネットたかたの社長の声は 売り上げに影響している気がする スティーブジョブズの声も ハスキーで甲高かったそうです
イーロン・マスクのインタビューを聞くと とくに甲高いわけでない 自ら表に立つタイプではないので 声はあまり影響しないのかな

アップルもテスラモーターズもジャパネットたかたも 時に強引と思えるほどの社長の牽引力でブランディングを推進してきた

しかし ブランディング=社長の個性ではない 全社員が目的意識を共有することが一番肝要だ さらにユーザーまで巻き込んで企業イメージの醸成を計っている そのための仕組みづくり(ブランディングの方法論)が つまりマーケティングなのである

方法論には様々な手段がある 広告・PR・プロダクトデザイン・オフィスのインテリアなど
なかでもホームページサイトは重要だ ことに高額な買い回り品や専門品を扱っているなら サイトのイメージは重視しなければならない
今日では もう一つのメディアとしてフェイスブック・ページの活用も欠かせない

資金に限りがある中小企業でも webマーケティングとwebPRでブランディングが可能になった 従来のメディアを使うよりも はるかに少ない経費で効率的な運用ができる

コメントは受け付けていません

傭兵とオルレアンの少女と国民軍

イギリス王室に連なる人が軍務に就く伝統があるように ヨーロッパにおいて戦争は貴族が担うものでした そもそも貴族階級は戦争によって生まれたものです
中世は各地で戦争に明け暮れていましたから人的消耗が激しく 次第に貴族たちは兵役を忌避し 王の陣触れに戦費だけを負担するようになりました

その結果中世ヨーロッパの戦争は お互いが雇った傭兵隊同士の戦いになっていきます 傭兵は野伏の集団です 金ずくでやっているので どちらもなるべく損害が出ないよう戦います また一進一退で勝負をつけず 戦いを長引かせた方が有利です 傭兵はギリシャ・ローマ時代からあり 報酬は略奪によって支払われました[01] … Continue reading

派手に鉄砲や大砲を撃ち合い(当たらないように) 鉦・太鼓・ラッパでにぎやかに突撃を繰り返します そして有利な陣形をとった側を勝ちとする そんな実物大兵棋演習のようなことをやっていました そうでなければ 100年も戦争を続けられるものではありません

オルレアンの少女は そんな戦いのありように頓着することなく真剣勝負を挑みました 破竹の勢い連戦連勝でしたが 双方にとって迷惑この上ない話でした(戦争のルールとされるジュネーブ条約などは 傭兵隊同士の暗黙の取り決めが始まりです)

後年に登場したナポレオンが無敵を誇ったのも フランス革命後にできた徴兵制による平民軍を率いて 旧来の軍に立ち向かったからです 本来戦争には目的・目標があり 殲滅戦は避けるものです 平民軍はこのルールを無視しました
総力戦の始まりです 以来戦争は再び大きな人的犠牲を払うものとなりました ジャンヌ・ダルクが有名になったのは ナポレオンが自らの正当性のために喧伝したからではないでしょうか

註釈

註釈
01 イソップが奴隷だったというのは広く知られています 戦争に勝って鹵獲する略奪品は金銀財宝だけでなく 奴隷もありました 奴隷といってもそれぞれの専門職があって イソップは貴族の子息の教育係でした 兵士たちはそのまま兵(傭兵)となります
コメントは受け付けていません