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タグ: 侵攻

海洋民族の環日本海文明

Youtubeで誰かが 2万年前は日本列島と半島・大陸は地続きだったから 縄文人は徒歩でやってきたと話していました この人は石器時代からカヌーが使われたことを知らないのです 縄文時代に陸路があったとでも思っているのか[01] … Continue reading
人々の移動は主に食糧を求めて 生活圏が広がったり移行することから起きます 遊牧民でも一定の地域から出る事はありません 4世紀フン族の大移動も遠征ではなく版図の拡大です[02] … Continue reading 縄文時代に最果ての地を目指し 陸路長途の旅をしたとは考えられない[03] … Continue reading

日本海が中心だった

当時は最終氷河期の終わりですから 海面が低下し樺太と大陸・北海道が地続き あるいは常時結氷していたかもしれません しかし極寒の氷の上を徒歩で移動するのは 雪原を歩いてみればどれだけ困難か分かります
対馬海峡は塞がっていなかったでしょう 巨大な内海と化した日本海を介して 交易が行われていたと考えるのが自然です 内陸には川を遡って行けます わざわざ道なき陸を大荷物担いで歩く必要はない
文明とは経済活動です 経済活動の基本は交易・物流です 人も荷も流通は水運が担っていました これは鉄道が敷設される近年まで続いていたことです[04] … Continue reading

人々は何かの都合や目的を持って大挙 短期間に大陸から日本に押し寄せたのではない 旧石器時代以前から時間をかけ 海や川伝いに漁場や狩場を探し 適地に定着して農耕も始め 集落を築いたのです 石器時代はすでに あちこちの集落同士で交易がありました
縄文早期に重なる新石器時代には カヌーの原型である丸木舟が登場しています 皮張りカヤックや葦船のような筏は それ以前からあったはずです カヌーは双胴にしたりアウトリガーを取り付ければ 外洋航海も可能な船です 何らかの帆も使っていたことでしょう[05] … Continue reading

北前船は江戸時代になって突然現れたわけじゃありません 日本海側沿岸伝いに樺太から北陸に至る航路は 石器時代・縄文時代からあったのです 朝鮮半島東岸から渤海まで回航していたでしょう 縄文時代すでに木樵や船大工の専従者がいたかもしれません
そうしてみれば縄文時代から環日本海文明があったと 仮定してもおかしくないことです むろん中国の文献には書かれていません 有史以前のことですし 中国にとって辺境の地にさしたる関心はない
伝聞を記載し しかも殊更に卑しめた文字を当てはめる中国の文献より 発掘した資料やご先祖からの言い伝えを拠り所にした 想像力と常識の方が大切です

日本海以外は

オホーツク海を中心とした カムチャッカ半島・千島列島・蝦夷地と関連はありそうです ここの人達は太平洋側沿岸を行き来していたのではないでしょうか[06] … Continue reading オホーツク経済圏と言っていいかもしれない この経済圏の経済を担っていただろう北方系の人は 丸木舟を竜骨代わりにし側面に板を張り付けた イタオマプチ舟を操っていました[07] … Continue reading
九州から朝鮮半島西岸 黄海・東シナ海で交易はどうなんでしょう 台湾・琉球諸島をもって環〇〇文明圏とは言い難い 後代にいわゆる倭寇が活動するくらいなものです

戦国時代アユタヤに侵攻しようとしたスペイン船を撃退したのは 倭寇と呼ばれた人達でした なにか大東亜戦争を彷彿させます 渤海も後年の満州と地域が重なりますし 歴史は繰り返されるということかもしれません
そういえばヨーロッパでも古代 ゲルマン民族はギリシャ・ローマから蛮族扱いでした バイキングは倭寇のようなものだったのでしょう

このように日本人は海洋民族でしたが 中国人(漢民族)にとって海の向こうは異界です シルクロードが象徴するように西域との交易が主でした 自由に海上貿易を行なっていた人たちを倭寇と呼びました
今のように中国が海洋進出するまで もともと制海権は日本が握っていました 台湾はもとより海南島も漢民族の住むところではなく 流刑地で蘇東坡が島流しになったりしています 蒋介石が台湾に逃れたときでさえ 毛沢東は追撃できなかったくらいです

遠い弥生時代に海路でも陸路でも 大陸から籾を持って日本を目指す理由もありません 稲の原産地は南方ですから 北上し日本に来たのは確かといっていい 水田の適地に耕作地が広がったのです[08] … Continue reading だから伝播という言い方がふさわしい 米は交易品だったのではないか 米作りの拡散も海上交易の結果でしょう
流通・交易を通じて情報が伝わるのです 陸稲の熱帯ジャポニカ水稲の温帯ジャポニカ ともに島伝いに伝わったと思われます 八重山から沖縄に至るまでに 熱帯ジャポニカの遺伝子を持つ温帯ジャポニカ在来種が認められます 農業とくに水稲米は田作り・治水です 一所懸命・土着のものなのです[09] … Continue reading  どこかから渡来するもんじゃない

(※2022年2月20日追記=中近東アブダビの島で8500年前の住居跡が発見されました 以前にも同地域の島で同じような遺跡が発見されています 住んでいたのがどのような民族かわかりません 遊牧民ではないですね 漁業が主だったのでしょう 集落同士の交易があったかどうか カヤックかカヌーか船を使っていたのは確かなことです)

註釈

註釈
↑01 旧石器以前の人たちは徒歩で日本にやってきたかもしれません それは狩場を求めての移動であって何千年の時間をかけてのことです どこかから大挙して日本を目指したわけじゃない
↑02 匈奴・フン族・元など騎馬民族による広大な領土拡張は 武力を背景にした収奪支配・植民地です 遊牧民が交易を担っていた あるいは交易をしていた商人を保護する代わりに 通関税を取り立てるという支配形態です
騎馬民族が交易を独占した理由は説明するまでもありません 陸上の交通手段である馬を制していたからです 冒険商人が海上交易を独占し やがて港を基点に植民地を拡大したのと同じことです 港にあたる中継地は各地の都市です 都市を武力で制圧して 海上交易と同じように陸上交通を支配したのです 自ら定着して農耕や生産をしたわけじゃない
長征には補給路の確保が伴います 武器と人馬の糧食ですね とくに飼葉が重要です 嵩張るので持っていくのが困難 時間をかけて兵站を築いていかなければ とうてい遠征なんて不可能です セルバンテスの小説ドン・キホーテでイン(日本でいえば木賃宿)に泊まるシーンがあります 馬のために飼葉を用意していて ついでに人も泊まれる(ベッドの用意はない)施設のことです
↑03 グレートジャーニーのイメージに囚われているのではないでしょうか 人類がたった一人の女性から始まったなんて アダムとイブのお話から一歩も出ていない アフリカから一方通行で人類の居住地が世界に広まるというのは考えにくい 有史以前に南海の島々が陸続きだったのだろうか たとえばマダガスカル島に最初定住した人たちは アフリカ系ではなくボルネオ島に住む人たちでした 同じように中国大陸から半島を通って一方的に 人々や文明が日本列島に来るなんて不自然です
地球の気候は寒暖を繰り返していましたから その時々の食糧事情で南に向かったり北に向かったのではないか 船が使われるようになって 移動距離は飛躍的に延び移動時間は短くなり ペイロードは増えました そして交易(文明)が始まります 道路が整備されたのは遥か後代 車輪が使われるようになってからです
↑04 むろん石器時代・縄文早期に国はなく 日本列島や半島・大陸なんて意識しません 日本海を中心にして沿岸に点在する 集落同士の交易だったのです 朝鮮半島から九州に渡った人たちはいたでしょう その人たちは今の朝鮮人とは全く違う民族です 半島東南岸に縄文の人々が定着していた可能性もあります 後代の任那府の始まりです
↑05 おそらく祭祀の宝飾品に使われた糸魚川の翡翠が 全国に流通していたことが知られています 生活実用品の材料であった諏訪の黒曜石は 5千年以上前には大規模な採掘が行われていました 土器などと同様に専従者がいたのではないか
↑06 日本海側では昔から塩ブリ・塩鮭・ヘシコが保存食でした 太平洋岸には潮カツオがありました 西伊豆に残ります この食文化が鰹節(お江戸では小型の焼津節が重用されました)やクサヤとして続いているのです 江戸っ子が鰹を珍重するのは(5月のカツオは脂が少なく加工に向きます) 縄文時代からの伝統といえます
和漢三才図会に 堅魚の肉片や小骨を敲き混ぜて塩辛にしたものを 俗にタタキという記述があります 紀州熊野・勢州桑名・遠州荒井・相州小田原の名物とあります 鰹節の産地と重なっているので 副産物でありましょう
↑07 確証はないものの東北から関東に至る太平洋側沿岸には 北方の系統と思われる地名がたくさんあります 坂上田村麻呂と戦った阿弖流為は 明らかに北方系の名前です 奥州安倍氏に至ればかなり同化してきたと見られます 現在のアイヌの人たちも元を辿ればツングース系であり 古代北方系統の人と同系です
↑08 中国大陸は南が米作地帯で北が麦作地帯と明瞭に分かれています 気候風土によるものです 中国東北部から朝鮮半島内陸部で農業・漁業は行われず 採集・狩猟・遊牧が主だったでしょう 米作りが朝鮮半島を迂回する必然性はありません
↑09 中国の文献にばかり頼る(有り難がる)から 大陸・半島から日本列島に進んだ技術・文明が齎された なんて思い込みが生まれるのです 日本人は石器時代から船で自由に行き来していました
「3万年前の航海(国立科学博物館)」では 台湾から与那国島まで丸木舟を使って2日の航海で到達しています 例によって毎日新聞・朝日新聞あたりが 取るに足らない難癖をつけて 2日間で渡ったという事実を無視しようとしています 情報操作の一つですね
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シビリアン・コントロール

シビリアンコントロールの本質

クラウゼヴィッツが書いたように 政策があって外交があり 外交戦の一環として 様々な段階の軍事行動があります(最近では航行の自由作戦が外交戦の好例です) 軍は統帥権を持つ大統領などの命令により動くもので 独自の判断で戦争を起こすことはない
別な言い方をすれば外交と軍事行動に明確な区別はありません これがシビリアン・コントロール(文民統制)です 国策がなければシビリアンコントロールもあり得ない[01] … Continue reading 軍を移動・派遣・集結する 所定の場所以外での演習などは 外交の駆け引きと言っていい 戦争の準備ではない 戦わず外交成果を上げるのがベストなのです

日本のシビリアンコントロール(軍部の暴走だったのか)

大東亜戦争はその名称どおり 北支と東南アジアが主戦場でした 支那事変に端を発した大東亜戦争は アメリカへの宣戦布告により 太平洋戦争との2正面作戦へと拡大しました[02] … Continue reading 相手はアメリカです 孫子の兵法を持ち出すまでもなく 彼我の戦力を比べれば無謀なことは明らかです 海軍も陸軍もアメリカの生産力・軍事力を知っていたはずです しかもロシアと不可侵条約を結んで安心するとは 外交とは言えない稚拙さです

では誰が勝ち目のない太平洋戦争を始めたのか といえば誰も命令を下していません 統帥権は天皇陛下にあるとされていましたが 決定権は持ちません 帷幄上奏ということで 合議制で決まったことを承認するか否定するだけです[03] … Continue reading

中国大陸も太平洋も広大な戦場です 補給戦が持ちこたえられないのは分かりきっています にもかかわらず戦線拡大を強行したのは 陸軍大学校出身者の将校で占められた参謀本部と 陸軍大臣兼首相の東條英機の暴走でしょうか(大本営という姑息で歪な組織を作った時点で シビリアンコントロールは破綻していますし)
日支事変はまだしも太平洋戦争は 近衛文麿と松岡洋右が開戦したようなものです 自分たちがけしかけて戦に負ければ あれは軍部の暴走だったと 口を拭っているのです[04] … Continue reading 戦の勝敗が補給で決まることは戦国時代以前から常識です 現実無視の無鉄砲な精神論戦略などあり得ません

文民が軍を統制するとは 戦争の責任も文民にあるということです 権力の行使には責任が伴います 統帥権を棚上げしたことにより文民が責任から逃れました 政略なきままに軍が立てた戦略は 何のための戦いか示されず 目的を失い目標さえ見失います

昭和大戦(大東亜戦争+太平洋戦争)は誰も決定しないままに始まったのです だから誰も敗戦の責任を取ろうとしません グズグズするうちにポツダム宣言を突きつけられ 昭和天皇が終戦の詔書を発することで ようやく収拾しました 戦後処理もすべて 昭和天皇御一人で行ったようなものです[05] … Continue reading

人間天皇宣言は重い言葉です 薩長明治政府により現人神として祭り上げられた事を否定しました 維新の元勲と称する役人と政治家は 自分たちの責任逃れのため天皇陛下を政治利用したのです 権利には義務がともない権力には責任がともなう シビリアンコントロールの責任を放棄したといってよい

現行憲法下のシビリアンコントロール

現行憲法では 国の主権たる交戦権を放棄していて 軍隊を持たないという建前ですから コントロールすべき対象はなく 統帥権を持つべきシビリアンの規定すらありません 誰も責任を持たない体制は受け継がれています[06] … Continue reading
中国が段階を踏んで法律を整備し国際輿論を主導 着実に心理戦の成果が上がった結果 外交戦を制し上陸することなく 尖閣諸島を実効支配するに至りました それに対して島嶼奪還作戦の兵棋演習だそうです 尖閣が奪われることは已に前提なのです

尖閣諸島に見る外交戦

黄海・東シナ海の水域で日中漁船が自由に操業できる 日中漁業協定が1975年に結ばれました 1997年に改定された新漁業協定では 尖閣諸島の接続水域が協定から除かれました ここから今の尖閣諸島問題は始まっています
その後中国が尖閣諸島の領有を主張しはじめ 尖閣接続水域で操業する日本漁船を取り締まる根拠となっています 日本は問題を棚上げした形で 領土問題は存在しないことになりました 領海侵犯に対して自衛隊は動けないのです  
なし崩し的に中国船が尖閣接続水域に常駐することを黙許し いまや海上保安庁の船すら島に近づけない状態です 海上保安庁は日本漁船に対して安全のため 接続水域から離れるよう促しているのです 日ソ漁業協定のような売国奴の所業です(今でもオホーツク海で日本漁船が拿捕されますね)
日本が自ら手放したのですから 国際的には中国が合法的に尖閣諸島を手にしたことになります 中国が推し進める三戦(輿論線・心理戦・法律戦)の勝利です 日本は外交努力を放棄し軍に下駄を預ける やはりシビリアンコントロールは機能していないのです[07] … Continue reading

昭和大戦は軍部の暴走だった 日本が侵攻されても自衛隊が追い払う どちらも悪質(巧妙)なプロパガンダです 命令なきままに戦う軍などない 大義なく命を投げ出す兵もいない 島嶼奪還作戦は法制度上の裏付けがありません 自衛隊を傭兵扱いしている 人命軽視も甚だしい
統帥権者が明確な意志を持ち軍に目的を示す そこで初めて目標が設定され軍事行動を起こせる 意思の疎通がなければ作戦の立てようもありません

(※10月25日追記=中国とロシアの軍艦10隻が合同で隊列を組み 津軽海峡と大隈海峡を通過しました 中国のミサイル駆逐艦からヘリコプターを発艦させる示威行動もありました これらはハラスメントまでいかない政治的な行為です 外交戦ですからシビリアンが対応すべき事案です 明確なメッセージを発信しなければいけない)

(※2023年2月10日追記=中国の偵察気球をアメリカが撃墜し調査しています 過去に日本にも飛来しましたが 日本政府は拱手傍観しているだけでした この偵察気球は人民解放軍が傘下の企業と開発運用しているそうです 中国政府外務省は全く関与していない 人民開放軍は共産党の麾下にあり国防軍ではないからです つまり政府の上位にあります シビリアンコントロールなんて関係ない)

註釈

註釈
↑01 第二次世界大戦はヒトラー政権が始めたことです ドイツ国防軍は命令のまま動いただけ シビリアンコントロールは機能しています 日本は独裁国でなく指導者(責任者)不在の状態でした そのため政策に基づいて命令することがなく 軍は方針の定まらないままに動いたと考えるべきでしょう
スターリンの赤軍が満州に侵攻したとき 行政の責任者だった岸信介は 多くの在留邦人を置き去りにして まっさきに日本へ逃げ帰りました 関東軍は命令が下されないなか邦人保護もできず ほとんど機能しないまま兵は捕虜となりシベリアで強制労働です ここで日露戦争の決着がついたのです
↑02 東南アジア進出(英・蘭・仏の排撃)は日本にとって石油資源を求めて 当地の人々にとって植民地からの独立です 大東亜共栄圏は双方の利益が一致する大義名分となります その際に太平洋まで戦線を拡大する理由はありません
戦時中を生きた母からも 主戦場は太平洋ではなかったと聞いたことがあります 近衛内閣の迷走 指導力のなさに比べ 田舎の一少女でさえ現状を認識していたのです 事実は新聞や教科書に書いてあることと ずいぶん違うなと思いましたね
↑03 江戸時代は征夷大将軍が統帥権を与えられていました 武家の頭領ですね 朝廷が大将軍を任命するのであって 天皇陛下が御自ら軍を統帥するものではありません この頃の戦争は武家のみの戦いで陸戦が主となります 徴兵制・国民皆兵の総力戦になって以来 シビリアンコントロールが求められました(国民軍ですから文民が統帥権を持ちます)
しかしながら明治政府は大権と称して 自分たちが統帥の責任を取ることを逃れました 統帥権の独立なんて言ってますが 要するに棚上げです(統帥の責任を取る肚の据わった求心力のある人物がいなかった) そのため責任の所在が曖昧になってしまいました
↑04 太平洋戦争末期には 物資兵器(有形戦闘力)より ベテランパイロット(無形戦闘力)が不足しました 練度不足のパイロットでは雷撃は命中せず 虚しく撃墜されるだけという情況です 同じ死ぬなら爆弾を抱えたまま突っ込めば 敵に一矢を報いることになり犬死ではありません 戦術・戦略的効果は大きく 米国艦船の乗組員75%がPTSDにより前線に戻れなかったということです
軍人は実務家 精神主義でもなんでもない そうするしかなかった已むを得ない悲しい戦法です 特攻は愚策と非難されることでも 反対に称賛するべきことでもない 死ぬことが前提など本来あってはならぬことなのです 人海戦術と同一視したり大和魂の発露などと言ってはいけない
↑05 相手国アメリカは大統領が外交を担い連邦軍の統帥権を持ちます 大統領の元で実務を行うのは国務長官です(外交と軍事は最重要の国務なのです) 独立国の主権である外交・軍事は ひとつの意思のもと遂行され齟齬は生じません そして文民の大統領は全ての責任を負うのです(アメリカ大統領は文民であると同時に軍務の経歴も求められます)
日本は文民が責任を放棄し 挙げ句の果て軍部が暴走したと責任転嫁しました シビリアンがコントロールできてなかったのですから 見苦しい言い訳です そしてアメリカに負けたおかげで平和国家になれた という都合のよい論調にすり替わっていきます
朝鮮戦争勃発後GHQは日本に再軍備を促したが 吉田茂は経済成長を最優先として拒否しました 妥協策として生まれたのが警察予備隊(自衛隊)です 現行憲法が続く限りこの無責任な体制はそのままです
↑06 東京裁判で有罪・処刑されたのは 連合国に対しての戦犯 奮戦して連合軍に打撃・損害を与えた人たちです 釈放・無罪になったのは保身に走り 結果的に日本を敗戦に導いた者たちです 明確に分けられています(岸信介はA級戦犯であったが無罪放免です)
占領政策は日本の弱体化が目的でしたから 連合国軍に寄与した国賊どもを利用したのです また此奴らは立ち回りがうまい 当時の政治家と官僚は生き残り 権勢を維持しました 今でもこの弊害は続いています
↑07 現行憲法は交戦権を放棄し軍隊を持たないのですから 自衛隊は治安部隊なのか何なのか曖昧なままで 外交と関連づけることもできません 誰も責任を持つ必要がない体制は相変わらずです 国軍でなく交戦権を持たない武装組織の自衛隊は 民間軍事組織より身動きが取れないまま翻弄されてゆくのです
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悪法を糺す

世の中に悪法はいくらでもあります 法が正義ではない 作られた時には正当とされても 時代が変わって必然性が失われることもあります 放送法は典型でしょう NHKに料金を支払う理由は 今やまったく無くなりました[01] … Continue reading
時代にそぐわなくなった法律で 最も深刻なのは日本国憲法です 独立国の主権である交戦権を放棄していますから 敵性国家に抗することができず 国家存亡の危機に直面しています 憲法前文に交戦権を否定し戦力を持たないと明記され この規定に反する立法を禁じています ために侵略に対する法整備ができないのです

一刻も早く現行憲法を廃棄しなければなりません すでに尖閣諸島は中国が実効支配しています このまま手を拱いていたら 本当に日本は侵略されます 中国は三戦(輿論線・心理戦・法律戦)と称して法整備を着々と進め 日本侵攻を合法化しようとしています 竹島の先例は生かされるどころか 皆で忘れたふりをしているようです[02] … Continue reading
安倍晋三が企んだ 自衛隊を憲法に明記するとは 交戦権なきまま自衛隊を戦地に送ることです そんな姑息なことをやってはいけません 無責任な人命軽視の弥縫策です[03] … Continue reading  自縄自縛の呪文に囚われた憲法下で 自衛隊は戦うことができません 演習・訓練はすべて敵に我が国土を奪われることが前提です 先制攻撃も防御も禁止されているのですから

現実には自衛隊は軍隊であり 他国からもそう見られています 士気は高く練度も世界有数といってよい しかし平和憲法のもと自衛隊法の定めにより戦うことができないのです 宝の持ち腐れ悪くすれば玩具の兵隊になってしまいます このままでアメリカ・国連の傭兵にしてはいけません
国軍としなければ大義なき戦いを強いられます 大儀がなければ私闘です 国のために戦ったはずが 殺人罪に問われます 東京裁判が再来するでしょう 中国は国連常任理事国であり 日本に対する敵国条項は生きています 未だに戦犯国なのです かつての中華民国の席に 人民共和国の者が裁判員として座るのです[04] … Continue reading

(※7月6日追記=中国共産党100周年記念式典に 日本共産党を除く各政党がこぞって祝電を送ったそうです 中国からの要請に応えたと言ってますが 輿論戦に協力することになります
尖閣諸島はすでに中国が実効支配しています その中国にひれ伏すというメッセージを世界に発信したのです 日本は属国で尖閣諸島は中国領土だと言ってるようなものです)
(※8月27日追記=アメリカ軍がアフガニスタンから引き上げたため タリバーンが全土を掌握しました 在留邦人帰国のために自衛隊機が派遣されたものの 自力で空港まで来いということだそうです これは自衛隊法で邦人の救出には 当事国の政府の許可が必要と規定されているからです 大統領が逃げ出した政府の許可を取らなくてはいけない 馬鹿げた平和憲法のおかげ?です)
(※9月1日追記=アメリカ軍が引き上げて タリバーンがこうも安々とアフガニスタン全土を制圧したのは 政府軍に士気も忠誠心もまるでなかったからです おそらくアフガニスタンにはこれといった産業がなく 給料をもらうためだけに兵士となった人が大半だったのでしょう その上大統領がまっさきに国外逃亡する有様です
こんな状態で戦えるわけがありません かつてソ連がアフガニスタンに侵攻したときは マスード将軍の指揮下これを撃退しました 優れた指揮官のもとなら精兵だったのです ムジャヒディンは信仰する宗教で結束していました タリバーンも彼らなりの大義のため戦っているから精強となるのです 軍の強弱は装備・兵器の優劣ではありません)

註釈

註釈
↑01 NHKが必要な理由に災害時の情報提供などと言っています なぜ他の放送局ではダメなのかということもありますが そもそも災害時はほとんど停電していますし リビングでのんびりTVを見てるわけないでしょう マイナンバーカード(これも総務省)が災害時に役立つなんていうのと同じ言い訳です
↑02 内憂外患にさらされる国難のこのとき なし崩し的に 東京オリンピックを開催しようとしています G7で何か国から支持されたのが理由という 主体性を持てない愚かな国です 誰も決定してないから 責任を取る者はいない 日本の役人と政治家得意のやり方です
今上陛下がオリンピック開催で感染が拡大しかねないことに 懸念を抱いておられると漏れ伝わってきました 陛下は水と衛生問題の研究者でもあらせられます 専門家として国民を思う大御心を軽んずるは亡国の所業です こうして曖昧なまま日本は滅んでゆくのでしょうか
↑03 少し長いのですが 日本国憲法前文の英語原文を機械翻訳したものです 現行憲法の意訳は同じ内容ですが言い回しを変えています
〈我々日本国民は、正当に選挙された国会議員を通じて行動し、我々自身及び我々の子孫のために、すべての国との平和的協力の成果及びこの国における自由の祝福を確保することを決意し、また、政府の行動により再び戦争の惨禍に遭うことのないよう決意し、主権が国民にあることを宣言し、この憲法を確固として確立する。政府は国民の神聖なる信頼であり、その権威は国民から得られ、その権力は国民の代表者によって行使され、その利益は国民によって享受されます。これはこの憲法の基礎となっている人類の普遍的原理です。これに抵触するすべての憲法、法律、条令及び詔勅を拒否し撤回する。
私たち日本人は、常に平和を希求し、人間関係を律する高い理想を深く意識し、平和を愛する世界の人々の正義と信仰を信頼して、私たちの安全と生存を守る決意をしています。私たちは、平和を維持し、専制と奴隷制、抑圧と不寛容を地上から永遠に追放しようと努力する国際社会において、名誉ある地位を占めたいと願っています。私たちは、世界中のすべての人々が、恐怖や欠乏から解放され、平和に生きる権利を有することを認識する。
私たちは、どの国も自分自身に対してのみ責任があるのではなく、政治道徳の法則は普遍的なものだと信じています。そして、そのような法律への服従は、自らの主権を維持し、他国との主権関係を正当化するすべての国家に課せられた義務である。
私たち日本人は、このような高い理想と目的を、私たちの総力を挙げて達成することを国家の名誉とします。〉
祝福・神聖・信仰・服従といった言葉が使われているところに 清教徒を中心としたアメリカ製憲法であることが表れています
↑04 一つの中国政策は 昨日今日言い出したことではありません 蒋介石が台湾に逃げたことから始まります 台湾を併合し中華民国を抹殺しない限り 国共内戦は終わらないのです 中華民国を国連常任理事国から引き下ろし その後ニクソン大統領を取り込んで 人民共和国をアメリカに合法政権と認めさせました 国力が増した今 軍備(特に海軍力)が整い軍事侵攻を進めている情況です
香港問題は植民地時代が関係しています 人権問題に事寄せて一見関係なさそうなイギリス・フランスまで関わってくるのは 上海租界・香港租借地の利権が今も生きていることと 中国と改めて軍事提携したロシアによるクリミア侵攻が絡んでいます イギリスの駆逐艦が わざわざ黒海を経由して極東に向かったのはそのためです
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