twitterって本当に使える?

Twitterをマーケティングに使うとしたら その特性からして 期間限定やタイムセールという切り口しかないんでは まぁ煽り文句 惹句のたぐいですが
この頃 通販関係のTVスポットで「いまから10分以内にお申し込みの方うんぬん」とかいうのが目立ちます(クリンチャーコピーと言います) そんな使い方ですかね
旧態依然としたマスコミの一部が ソフトバンク孫社長のTwitterをやたら持ち上げていますが 電通のパブを垂れ流しているだけ? なんか嫌な方向に向かっている気がします(これも孫氏の兵法かもしれません)
たぶん電通はシナリオ書いているんでしょう 成り済ましができるなら ゴーストライターはもっと簡単なはずですから

webマーケティングは リアルタイムでないところに価値があるような気がします 更新の頻度もブログくらいがちょうど良い感じ
従来の媒体は こちらの都合におかまいなく一方的に送りつけてきます ユーザーには チャンネルを変えたり チラシやDMをゴミ箱に放り込む自由しかありません
インターネットで初めて ユーザーが主体性を持てるようになりました 自分に必要な情報を 好きな時にいつでも手に入れられます 企業や役人やマスコミの都合に振り回されなくてよいのです

Second Lifeがうまくいかなかったのは チャットの機能を取り入れたからではと思います バーチャルのはずが リアルタイムで話しかけられたら やはり違和感あります
アバターも気持ち悪いし 双方向性の意味を取り違えていたから 嫌われたんじゃないでしょうか
Twitterは それ以上に使い方の難しい媒体のような気がしますが どんなものでしょう リアルタイムは取り消しが利かないから怖い
いまTwitterと連動して成功しているのは〈グルーポン〉でしょう システムとして取り入れているわけじゃありませんが リアルタイムという特性を最大限利用しています

講談社「死ねばいいのに」

聞くところによれば 京極夏彦氏はMacで原稿を執筆し なんとInDesignで組版までして出稿しているという
InDesignにはepubで保存する機能があるから その気になればいつでも アマゾンやアップルと直接契約して出版できることになる もっとも現段階では どちらも日本語に対応していないので無理だが
iBookストアが開店する前に 講談社がこのような行動に出たのは そうとう焦っている証拠であろう あからさまな著作者囲い込みに走り始めたわけだ 京極氏にしても いま講談社を敵に回すことはできないから 呑んだのだろうが

再販制度は著作権者を守るわけではない 出版権という出版社の既得権益を守るだけのものである 新古書店を取り込むことはできたが アップルやアマゾン相手ではそうはいかない
いま日本の出版業界は流通を独占すること 再販制で利益を確保することしか考えていない
取次から書店への請求書は1か月に2回来る しかも勝手に配本してきた本の請求である 全くの押し込み販売がまかり通っている そして 取次から出版社への支払いは 年に2回となっている
この 日本の書籍・雑誌の流通を牛耳る取次は 大手出版社が株主である 電子書籍コンソーシアムとやらも たぶん同じメンバーだろう

出版は 雑誌連載で儲け 単行本にして儲け 文庫本化して儲けと 1つのネタで3番煎じまでできる それでも昔は その度に版を組み直していたので 文庫本になる頃なら まず誤字脱字なんかなかった
いまはデータの使い回しだ そのため時間に余裕がなく ろくに校正もしない雑誌連載のテキストデータが 文庫本にまで使われる これに電子出版を加えて さらに儲けようとしているだけの発想だ
本当に「死ねばいいの…」は 日本の出版流通ではないか

GoogleTV

なんと キンドルやiPadが日本語化される前に 今度はGoogleTVです 大きな変革が予想されます(日本では役人とTV局が結託して妨害するでしょうが)
GoogleTVは例によって検索技術を使います TVプログラムを見て リモコンのチャンネルで番組を探すのではなく 番組名や内容・出演者などのキーワードを打ち込むことで 見たい番組に直接アクセスできるのです
この際にアクセスできる番組は 放送局のTV番組に限りません どこかにあるビデオライブラリーであったり YouTubeにアップされている映像も含まれます TV局が流す放送も 素人の投稿も全て同列に扱われるわけです

素人の投稿より TV局の放送の方が有益なはずだ? 権威主義の日本人はそう思うかもしれません インターネットでさえ Yahoo!Jが選んでくれたホームページで満足していたのですから
しかし 情報の価値を決めるのは お上や偉い人ではありません 個人の見識です
たしかに インターネットの世界は玉石混淆で 99%はつまらん石です でもそれでかまわない
川喜田二郎先生が ご著書に書いておられました あらゆる角度からのウソを集めて KJ法を用いれば 真実の姿があぶり出されるというのです 多数の人が 全てに整合性のあるウソをつくことはできないからです

インターネットはカオスのようですが ガセネタ・風評は案外数パターンしかありません 別にKJ法を用いるまでもなく 見識があれば真実は見えてくるものです
一方的に送りつけられる既存のTV放送より YouTubeの映像にこそ価値あるものが含まれる可能性は大きい その価値を見いだすのは視聴者自身なのです
電波の免許制の上にあぐらをかいて 挙げ句のはて公共放送にまでスクランブルをかける日本のTV局は 淘汰されなければいけません

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